東京マラソンに練習をしてなくて、挑もうと思われていますか?
基本は練習して東京マラソンに参加した方が良いんですが、日々忙しくて全然練習できなかったなんてランナーもおられるでしょう。
もともと野生の虎のようにトレーニングせずとも、すごい人もいるかもしれませんが、ごく少数です。
そんな基礎体力がない方が、練習なしで東京マラソンを完走するには戦略が必要です。
練習不足でも完走したいあなたへ、東京マラソン練習なし完走戦略をお伝えしていきますね。
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目次
東京マラソンを練習なしで完走できる方法は?
マラソンで完走するには、メンタル、気持ちが大事です。
東京マラソンを練習なしで完走するということは、本当に気持ちが大切です。
まずは、そんな気持ち面で東京マラソンでの挑み方をお伝えしていきますね。
マラソンを走るのは大変であると自覚しておく。
マラソンを完走することは、とにかく大変であるということを自覚しておきましょう。
大変と自覚しておくと、「こんなもんなんだ。」と思えたりします。
ゆっくり走っても、早く走っても、どう走ってもフルマラソンはしんどいというのが、大体のランナーの意見です。
誰しも、必ず足が動きにくくなり、どこかの箇所が痛んできたりするのが、フルマラソンです。
あらかじめ覚悟しておいて、「きたきた~」くらいの感覚でいきましょう。
程度に差はありますが、本当に誰しも足が重く動かなくなるもんですよ。
東京マラソンの次の日に休みをとっておく
フルマラソンを走ると、身体は全身筋肉痛になるものです。
次の日が仕事だったら、「明日の仕事に影響がでるから、もういいか」と思ってしまいがちです。
次の日を休みをとれるなら、とってておくと、気持ちの落ち込みを防ぐことにもなりますよ。
当然、身体の回復に1日あてることもできます。
沿道の応援に力をもらおう!
他のランナーや沿道の応援に力をもらうと、しんどい気持ちがやわらぎます。
沿道の応援とドンドン触れ合っていきましょう。
沿道の子供とハイタッチなんかしたら、元気をもらえます。
ただ、歩きながらハイタッチだとカッコ悪いので、走ろうという気持ちにもなります。
沿道の応援の方とハイタッチしてみましょう。
家族や友人に見に来てもらうのも、かなり元気をもらえるので、来てもらえるなら頼みましょう。
人間って不思議な物で、家族の姿を見つけると、元気が回復したりしますよ。
他のランナーは仲間!
また、見ず知らずのランナーも東京マラソンに参加した仲間とも言えます。
そんな同志を見つけて、一緒に走りましょう。
話しかけても相手が戸惑うかもしれないので、心の中で「一緒に頑張ろう」と思うだけでも、気持ちが違います。
同じくらいのペースで走る(歩く)ランナーを見つけて、そのランナーについていくのも気持ちが楽になります。
仲間感に加えて、ペース管理もその人にやってもらう感じです。
ただし、そのランナーも自分のレースを行なっています。
途中でペースが上がった時は、無理についていこうとするのはやめましょう。
そのランナーに「今までありがとう、そして頑張って!」と心の中でつぶやき、別の仲間を探しましょう。
東京マラソンをぶっつけ本番で完走するには?
練習不足で東京マラソンに出場されるランナーは、走りと歩きを混ぜ合わせて完走することを目指しましょう。
練習していない状態で42.192キロを走りぬくことは難しいです。
練習なしで東京マラソンに挑むには、最初から走り切ることをあきらめましょう。
マラソンは、気持ちで大きく左右されるスポーツです。
最初から走り切ることをあきらめていた方が、失速した時のガッカリ感がなくなります。
東京マラソンは制限時間が7時間と長い大会です。
歩きのみでも完走できそうなんて考えている方もいるかもしれません。
例えば、7時間を早歩き(時速6キロ)で歩くと、
7 × 6 = 42
ということで、理論上は可能ということになります。
ただ、時速6キロで7時間歩ききれるのかと言うと、実際大変です。
時速6キロって、10分で1キロ歩くペースです。
歩いてみるとわかるのですが、なかなかの早歩きです。
時速6キロで歩くのなら、ゆっくり走った方が楽と感じる方も結構いるはずです。
また、完走できるかなと思っているランナーは、おそらく後ろの方のスタートブロックから、スタートするようになるでしょう。
東京マラソンのような超大型の大会は、スタートするまでにも時間がかかるもんです。
後ろの方であると、スタートまで20分以上かかるなんて話も聞きます。
そして、給水などでも、タイムロスもすると思います。
せっかく東京マラソンに出場したので、レース中に写真も撮りたいもんです。
そんなタイムロスがあるので、完走できるかなと思っているレベルのランナーは、制限時間を7時間も使えないんです。
だから、歩くだけでなく走りを混ぜなければ、完走は難しいんです。
42キロを6時間半(7時間使えないので6時間半で計算)で完走したとすると、平均時速6.492キロ以上のスピードが必要です。
その平均スピードを早歩きだけで実行するのは、かなり大変ですよ。
練習不足でマラソン大会にでる戦略で私がやっているのは、とにかく最初は走れるところまで、ゆっくり走ってみるということです。
スタートした当初は周りのランナーにつられて、速く走ってしまいがちですが、ゆっくり走るようにしましょう。
そして、もうダメだと思ったら、走りと歩きを混ぜていく感じです。
失速して走れなくなったランナーが、レース後半に無自覚で気持ちが落ち込みながらやっています。
そんな走りと歩きを混ぜていくことを、気持ちを落ち込ませずに自覚してやるんです。
自覚してやることで、気持ちも折れにくくなるもんですよ。
もちろん、走ってみると、レーステンションで意外と最後まで走り切れた、なんて場合もあると思います。
その場合はその場合で、当然オッケーですよ。
走りと歩きの混在方法なんですが、そのランナーに応じた方法で構いません。
例えば、1キロ頑張って走ったら、頑張ったご褒美に(笑)1キロ歩くみたいな感じですると、意外と走れたりします。
私も練習不足でマラソン大会に挑んだことがあって、その時は10キロで足が痛んで動かなくなりました。
そこからは、1キロ毎に自分と勝負して乗り切りました。
1キロの区間の中で0.5キロ以上走ったら勝ち、0.5キロ以下しか走れなかったら負けみたいな感じで、1キロ毎に自分ゲームを行なっている感じでやりました。
そうして1キロ1キロを積み重ねると、なんとか完走できましたよ。
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東京マラソンに練習不足どころか練習していないで挑むには?
東京マラソンに練習なしに挑むには、文明の利器に頼ることも大事です。
エネルギー補給のジェル、マラソン用のサプリ、ロングタイツなどマラソン用の機能性衣服などなどにマラソン便利グッズに頼りましょう。
エネルギー補給用のジェルやサプリは、スポーツ店に行けば、マラソン完走セットみたいな感じで置いてあったりします。
もし、ない場合やわからなければ、店員さんに聞けば、お勧めのジェルやサプリも教えてくれますよ。
ロングタイツなどのマラソン用の機能性衣服は、値段は高いですが身体を保護してくれると言われています。
練習なしでマラソンに挑むのであれば、より身体への負担が大きいので、手に入れておきたいアイテムです。
私個人的にはCW-Xというシリーズがおすすめです。
ランニングシューズも、クッション性がある初心者用のシューズを選びましょう。
初心者用としてはアシックスのGT-2000がおすすめです。
また、靴擦れが起きたときのために、傷保護用のパッドやバンドエイドも持っておくと良いかもしれません。
その他、思いつくランニングをサポートするグッズがあれば、ドンドン頼りましょうね。
練習不足でマラソン大会に挑むのあれば、ある程度の金額の投資はやむ得ないと思いますよ。
最後に~本当は練習してから東京マラソンに挑んだ方が良い~
練習なしで東京マラソンに挑む方法を、気持ち面、実際のレース戦略面、文明の利器に頼ることについてお伝えしました。
もし、この記事を読んだ時、東京マラソンまで1か月くらいあるのであれば、少しでも練習してからレースに挑まれることをおすすめします。
マラソンは本当に長丁場です。
できたら練習してから挑んだ方が、マラソンを楽しめますよ。
ウォーキングから始めたら良いので、この機会にランニングを習慣化してみたら、いかがでしょう。
ランニングって気持ち良いもんですよ。
マラソン初心者はウォーキングから!習慣化の方法やスピードは?
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