思春期にもなると、年頃ですし、親御さんに隠したい事も出てくる事でしょう。
友達も呼びたいでしょうし、自分専用の部屋を持つという憧れも出てくるかと思います。
しかし、間取りの関係などで子供部屋を与える事が現実的に無理な場合もありますよね。
年頃のお子様がいるけど、子供部屋を用意できない世の中の親御さん達はどうしているのでしょう。
そして、お子様への影響は何かあるのでしょうか。
そんな思春期に自分の部屋がないストレスや影響、工夫を解説していきます。
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目次
自分の部屋がない影響やストレスは?
思春期に自分の部屋がないと自主性に影響が
子供の性格にもよりますが、自分の部屋を持つ事によって、掃除をすすんでやる子もいるかもしれません。
しかし、自分の部屋が無ければ、恐らく多くの家庭では親御さんが家中を掃除するのではないでしょうか。
自分の部屋が無いと、こういった自主性が身に付きにくくなります。
まあ、当然、散らかし放題の部屋にしてしまう子供もいるとは思います。
それで部屋を掃除すると「勝手に入らないで」なんて言われたり(笑)
でも掃除しない状態を選択していると捉えることもできます。
このように、自分の部屋があると、自主性を身につけさせる機会にはなると言えるでしょう。
勉強にも影響が出る可能性が
勉強をするにも、リビングなどでは集中できない子もいます。
大切な時期に勉強に集中できないと、成績も下がってしまいますし、受験にも影響が出てきますよね。
また、高校生になると勉強内容も難しくなってきて、親がもう教えてあげれなかったり。
なので、自分で集中できる環境で勉強をやった方がより効率がよくなる場合も多いです。
自分の部屋がないと、そんな環境は作って上げにくくなります。
まあ、これも自分の部屋で好き放題マンガを見たりして、まったく勉強しない可能性もあるのですが・・・。
思春期はストレスになる・・・
そして、思春期は娘さんも息子さんも様々な事情がでてくる時期です。
そのような時期に自分の部屋が無かったり、特に異性の兄妹・姉弟が同じ部屋だということはいろんなことが精神的にも影響しそうです。
いくら「家族だから」とは言え、恥ずかしさや隠したい事などが出てくる年頃ですもんね。
自分が年頃だった時、あなたはどのような感じだったでしょうか。
恥ずかしさや隠したい事など、両親に知られたくないことも増えてきていたと思います。
子供さんと同じ目線になってみて、昔の自分を振り返ってみると、子供さんにどんなストレスがあるのか?どんな影響が出てくるのか?などを考えやすいですよ。
交友関係にも影響が
また、子供さんの交友関係にも影響が出る可能性があります。
自分の部屋がないと、友達を自宅に呼びにくくなります。
子供が小さければ親の前で遊んでも平気ですが、大きなってくると親の前で遊びにくくなってきます。
また親もあまり掃除できていないので、リビングなどにあげて欲しくないなんて思ったりもします。
そんな気持ちは無意識に出てしまうもので、それを子供は感じとります。
結果、子供は自宅に友人を呼べずに、交友関係に影響はでてしまうこともあるでしょう。
まあ、思春期にもなれば、なかなか自宅では遊ばないかもしれないですが・・・。
でも、思春期は子供以上大人未満な感じで、まだまだ子供の部分も多くあります。
なので、少なからず影響はあるかと思いますよ。
自分の部屋がない時の工夫は?
自分の部屋がないときも工夫次第でどうにかなることもあります。
仕切りをつける工夫
お部屋にある程度の広さがある場合は、
- 机やタンスなどの家具で仕切り、プチ個室を作る。
- カーテンなどで部屋を区切る。
などの仕切りをつける工夫をしてみましょう。
もっと広いお部屋がある場合は、
- ドアを付ける。
などのリフォームをする方法もありますよ。
庭があるならば、ミニハウスなども考えてみてもいいと思います。
寝室だけでもわける
また部屋数があるなら、寝室だけでもわけてあげるような工夫をするといいかもしれません。
両親はリビングで寝て、子供が寝室で寝たりとか。
子供さんの人数が多いと難しいのですが、一人っ子でしたら、このような対策はできるかと思います。
勉強しやすい環境に整える
そして勉強部屋が確保できないなら、リビングなどを勉強しやすい環境に整えてあげることも大切です。
子供が勉強しているときは、大人もテレビをやめて本を読んだりしたらいいかと思います。
スマホなどで大人だけが動画を楽しんだりもできる時代ですが、子供が勉強している横で動画なんか見られたら、子供は集中できないですよね。
休日は図書館で勉強してもらうなどの工夫をしたり、本当に集中してもらうときは、耳栓を使ってもらったりイヤフォンで音楽を聞きながらという方法もありますよ。
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デリケートな部分は見ないフリも大事
そして、デリケートな部分の事は極力触れずに、何かを見つけたとしても「怒らない、聞かない」という気づかいも必要になってきます。
まあ、 デリケートな部分の事は、部屋があっても無くても、あまり触れるべき事ではないと思います。
金銭的に余裕があれば引越しを
さらに金銭的に可能な場合は、子供さんの成長を機会に引っ越しも視野に入れてみてはどうでしょうか。
そんな引っ越しできた場合も、部屋を作ったからと言って、勝手にノックもせずに入る事はやめてあげて下さいね。
勉強をしている時に入られると邪魔になりますし、休憩をしている時に入られると「サボってる」と言いたくなる事でしょう。
家族でも一定のルールは守った方がいいですよ。
最後に
思春期の子供に自分の部屋が無い場合の影響や工夫を紹介しました。
家族の仲や、人数などにもよりますが「家族と毎日一緒に寝たい」「リビングなどでも勉強はできる」などと思っているお子様も中にはいらっしゃると思います。
ですので、親御さんだけで決めつけるのではなく、きちんとお子様と話し合う事も大切だと思いますよ。
もしかしたらお子様は「今は自分の部屋はいらない」「欲しくなったら言う」など考えているかもしれません。
お子様だって一人の人間です。
子供さんと相談しながら、部屋のことをすすめていきましょうね。
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