入梅の意味って何?関係する食べ物もあるって聞いたけど・・・

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入梅と梅雨の違いは?

入梅(にゅうばい)って言葉、聞いたことありますか?

梅雨入りのことじゃないの?

という人がほとんどだと思いますが、違うんです。

「え?」と思われたあなたへ、入梅の意味を説明していきます。

また入梅に関する食べ物のついても解説していきますね。

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入梅ってどういう意味だろう?

梅雨入りと入梅の違いは?

「梅雨入り」は、「入梅」とよく混同される言葉ですが、全く違うものなのです。

この2つはどう違うのでしょうか。

 

いわゆる梅雨入りというのは、気象庁が発表するものです。

なので、毎年日付がずいぶん違います。年によっては明確な梅雨入り日がよくわからないときもあります。

 

それに対して入梅は、季節を表す言葉として昔から使われてきました。

梅雨入りのように定まっていないのではなく、ちゃんとしたルールで決まっています。

そして、季節を表す言葉としては二十四節気(にじゅうしせっき)・五節句・雑節などがあります。

入梅はその中の雑節のひとつです。

後で二十四節気(にじゅうしせっき)・五節句・雑節については簡単に解説していきますね。

 

また入梅には「梅雨の季節に入るころ」という意味合いもあります。

おそらく昔は今ほど気象を把握する術が発達してなかったので、入梅の時期を定めたのだと思われます。

田植えなどの農作業で梅雨の時期を知ることは大事なことだったからです。

 

二十四節気とは

一年を二十四に区切って、それぞれに名前をつけました。

この中には「立春」・「夏至」・「立秋」など、あなたもよく耳にする言葉もあります。

 

五節句とは

江戸時代までは、国の制度として決められていた季節の変わり目を表す言葉です。

いまでは暦に表す季節の言葉として一般的に使われています。

〇〇の節句なんて言いますが、これですね。

例を挙げると、端午の節句(子供の日)などがあります。

 

雑節とは

二十四節気を補う、季節の移り変わりの目安として使われる言葉です。

例を挙げると

  • 土用・・・ もとは二十四節気の立春・立夏・立秋・立冬の前18日を指した言葉です。今では、ウナギを食べる夏の土用のみ使われています。
  • 節分・・・コレも、もとは4つありましたが、今は立春の前日のみのことをいいます。鬼に豆をまく日ですね。
  • 彼岸・・・春分と秋分と前後3日ずつを足した計7日のことです。初日を「入り」、当日を「中日(ちゅうにち)」、終日を「明け」といいます。  
  • 八十八夜・・・立春から数えて88日目のことをいいます。   
  • 半夏生(はんげしょう)・・・夏至から数えて10日目の日をいいます。
  • 二百十日・・・春分から数えて210日目の日をいいます。

となっています。

 

入梅は雑節に含まれる

これら雑節のなかに入梅が入っています。

入梅は芒種(ぼうしゅ)の後の最初の「みずのえ」の日をいいます。                        

さて、また疑問がでてきたと思います。

芒種(ぼうしゅ)ってなに?

「みずのえ」ってなに?

という疑問がでてきたのではないでしょうか。

これらを説明すると話が長くなるのですが、入梅というものを解説するためには仕方がないのでお付き合いくださいね。

入梅の葉っぱ

詳しく説明していくと・・・

芒種(ぼうしゅ)とは、さきほど言いました二十四節気のうちのひとつです。

芒(ぼう)とは稲の殻についているトゲのことをいいます。

つまり芒種は稲の種のことを指した言葉で、「この頃に稲の種を蒔きましょう」という農家さんに対するお誘いなのですね。

 

では「みずのえ」は何なんでしょう?

この言葉の起源は古く、古代中国から来ています。

「十干(じっかん)」という言葉知ってますか。

そんな言葉聞いたことないかもしれません。

でも、十干って

  • 甲(こう)⇒きのえ
  • 乙(おつ)⇒きのと
  • 丙(へい)⇒ひのえ
  • 丁(てい)⇒ひのと
  • 戊(ぼ) ⇒つちのえ
  • 己(き) ⇒つちのと
  • 庚(こう)⇒かのえ
  • 辛(しん)⇒かのと
  • 壬(じん)⇒みずのえ
  • 癸(き) ⇒みずのと

の10個を表す言葉で、これらは聞いたことがあるかもしれません。

(ちなみに、私の親の頃の通信簿はこれだったそうです。つまり、「甲」が「5」で「戊」が「1」だそうです。契約書などでも、「以下甲とする」、「以下乙とする」などと使っていますね。)

 

そして、この「十干」の中の「壬」が「みずのえ」と呼ばれるもので、これに「十二支(ね・うし・とら・う・・・のあれです)」がついて暦に使われます。

「十干」10個と「十二支」12個の組み合わせで60通りできるのです。

さて、この「十干十二支」は日々につく暦と年ごとにつく暦があり、日々についた「十干十二支」の中の「みずのえ」。

この「みずのえ」が「芒種」のあとに最初に来ると「入梅」となるわけですね。

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入梅に食べる食べ物って?

さきほど言った二十四節気や五節句、雑節に当たる日に、なにか食べるという慣習があります。

これは一般的には行事食といわれるもので、全国的に広まっています。

たとえば、正月にはおせち料理だったり、端午の節句には柏餅・ちまきや、冬至にかぼちゃを食べたりします。

では、入梅の日には何か食べるのでしょうか?

入梅の日には、全国的な行事食は特に決まってはいません。

ただ地域によってはあります。

たとえば、千葉県などでは「入梅イワシまつり」が毎年盛大に開かれ、イワシを食べる地域もあるようです。

この時期のイワシは脂がのって、なかなか美味しいようですよ。

他にもこの時期旬とされる食べ物には、「杏・梅・枝豆・ピーマン・鯵・鰹」などがありますが、あなたのふるさとでは、なにか特別の食べ物はありますか?

 

最後に

入梅の意味や食べ物について解説してきました。

入梅は季節を表す言葉で、梅雨入りとは違う言葉ということでした。

私は千葉の銚子の人達にあやかって、入梅の時期にイワシを食べて梅雨を乗り切っていこうと思います。

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