「スマホ(スマートフォン)」を使ったことがなければ、よくわかりませんよね。
なんか難しそうだし・・・。
使いこなせなさそう・・・。
など思われるかもしれません。
そんなスマホがわけからん!意味がわからない!ってあなたへ、なるべくわかりやすく説明していきます。
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スマホってわけわからん・・・
今までの携帯は?
では、まずスマホと今までの携帯電話では、何がどう違うのか説明していきましょう。
かつて、電話といえば各家庭にある「固定電話」が当たり前でした。
そう「携帯電話」が出る前までは、電話といえば家にあるものでした。
それが、「携帯電話」なるものが一般的に発売されるようになってからは、電話は「一軒に一台」から「一人に一台」になりました。
その後「スマホ(スマートフォン)」が発売され普及していくにつれて、いつしかかつての「携帯電話」は「ガラケー」と呼ばれるようになりました。
では「ガラケー」ってなんでしょう。
「ガラケー」とは、「ガラパゴス・ケイタイ」の略語です。
「ガラパゴス」とは日本からはるか離れた太平洋の反対側、南米大陸から900km離れた島々の集まりである諸島の名前です。
「ガラパゴス」に生息する生物は、大陸から離れているために「独自」の進化をしていきました。
その結果、いまや世界のここにしかいない生物も多く住んでいます。
「携帯電話」が世界中に広まっていった時、各国で共同基準を設けましたが、日本はそれに参加しませんでした。
そこで、日本で発売している「携帯電話」が日本でしか使えないことから、「ガラパゴス・ケイタイ」と、からかうように言うようになったのが始まりとされています。
それから20年余り、日本の「携帯電話」はその名の通り独自の進化をしていきました。
しかし21世紀に入り、「スマートフォン」が発売されると少しずつ世界基準に合わせるようになってきました。
(でも実際のところ、最初の頃は日本の「スマートフォン」は、ほぼ「ガラケー」だったのですが)
いまでは日本の「スマホ」は、海外でも普通に使えるようになりました。
(が、あいかわらず日本独自の機能はついていますし、日本の技適マークがないと国内では使えないのですが)
そういう意味で差別化するために、かつての携帯電話は「ガラケー」と言われるのです。
では、なぜ「ガラケー」から「スマホ」に変わっただけでそんなに変わるのか。
次で説明します。
スマホって意味がわからないです・・・
スマホってそもそも何?
「スマホ(スマートフォン)」とは、「スマート」な「フォン」のことです。
「フォン」は英語で電話のことです。
「スマート」は別に痩せているわけではないです。
日本では「スマート」といえば痩せているという意味ですが、英語で「スマート」は「かしこい」という意味です。
つまり、「スマートフォン」とは、「かしこい電話」という事です。
スマホのどこが「かしこい」の?
今までの「携帯電話」にはなかった「パソコンの機能が使える電話」だからです。
ただ、パソコンをちゃんとあつかうのは、難しくてまあまあ勉強しなくてはいけないのですが、それをその機能を簡単に扱えるようにして、電話機にコンピュータの機能を盛り込んだのが「スマホ(スマートフォン)」なのです。
スマホのすごさはこれ!
スマホのすごさは・・・
「スマホ」の一番のすごさは、パソコンと同じようにネット全体とつながることができることです。
実は「ガラケー」では、インターネットが使えませんでした。
「え?使えてたよ。」って思われるかもしれませんが、携帯メーカー(ドコモ・au ・ソフトバンク)が作ったりしたネットワーク上の一部のみのページでした。
「スマホ」を操作するということは、パソコンを操作している人ともつながることができます。
つまり、世界中の人とつながることができるのです。
「ガラケー」ではそれができませんでした。
他のスマホのすごい部分は?
もうひとつ、「スマホ」と「ガラケー」との違いは、「アプリ」というものを「インストール(本体にいれる)」ことにより新しい機能を簡単に追加することができるのです。
また、一部の機種を除いてカメラの性能がかなり上がっているので、ガラケーより写真が見違えるようにきれいに撮れます。
「スマホ」と「ガラケー」の違いは?
それでは、これから「ガラケー」から「スマホ」に買い換えようとしている人に、是非知ってもらいたい違いを説明します。
使い方次第では充電が一日でなくなる
「ガラケー」はほっておけば一週間は電池が持ちましたが、「スマホ」は使い方次第で「ガラケー」より早く電池がなくなる場合が多いです。
何かについてネットで調べたりすることが多かったり、ネット上で動画を見たりすると1日持たないこともあります。
なので、毎日夜寝る前には充電をセットしておかなければならないことも多いです。
スマホでは文字が打ちにくく感じる
「ガラケー」は文字を入力する部分が出っ張っているので打ちやすいのですが、「スマホ」は平らな画面に写っている文字を触って打つので「ガラケー」に慣れた人ほど打ちにくいです。
「スマホ」は「ガラケー」と文字入力方法も異なったりします。
これも慣れてきたら大丈夫なんですが、戸惑う人も多いです。
「ガラケー」の方が文字が打ちやすかったなんて声を「スマホ」に替えたばかりの人はよく言います。
毎月の電話料金が高くなる。
毎月千円から二千円だった電話代が、いきなり7千円から8千円になります。
機能がぜんぜん違うので、本来は比べようもないのですが、最初はびっくりします。
故障しやすい
「スマホ」は「ガラケー」に比べると壊れやすいです。
ほんと「ガラケー」って丈夫でしたね。
多少落とそうが濡らそうが、あんまり壊れたという記憶はないのですが、「スマホ」は片面がむきだしの「ディスプレイ」なのですぐ割れたりします(私も2・3度画面を割りました)。
まあ、最近は丈夫なスマホも増えましたが・・・。
また何だかよくわからないけど、画面が真っ黒になって動かなかったりということもあります。
店の人に相談したら大丈夫な場合も多いのですが、ガラケーよりは、トラブルは多いかもしれません。
機能が多すぎて(便利すぎて逆に使いこなせない)
スマホの機能が多すぎて使いこなせないこともあります。
まあこれは、それぞれの使い方なので、私的には全部使いこなす必要はないとは思います。
また、使わない機能はある程度は停止したり外したりできます。
「LINE(ライン)」ができるかできないかも大きい
ラインのガラケーへのサービスを停止しました。
昨今、ほとんどの連絡は、学校でも会社でもラインなのだそうです。
ということは、スマホはこれから必須になるということですね。
スマホには説明書がない
「ガラケー」には分厚い説明書がついていましたが、「スマホ」にはついていません。
「じゃぁどうやって使い方を覚えるんだ」とお思いでしょうが、「スマホ」の場合はネットワークに「PDF」という形で保存してありますのでそれを見ながら、ということになります。
なんじゃそれ、と思う方は、本屋さんにいって「やさしいスマホ」「初心者にもわかるスマホ」といった本を買ってくるのも一つの手です。
また同じ機種を持っている人に教わる、という必要もあるかもしれません。
さてここまでは、買う前に頭に入れておいたほうがいいのでは、ということでしたが、
買ってからはどうしたらいいのかを説明します。
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スマートフォンを買ったらまずやること
スマホを電話として使いこなせるようにする
「スマホ」を初めて買って、まず困ることは電話がかかってきたときの受け方です。
ガラケーはボタンを押すだけでしたが、スマホは画面上の操作が必要な場合が多い(そんなに難しくはありませんが)です。
これは、お店の人によく聞いてしっかり覚えましょう。
そして、「ガラケー」はそのまま電話でしたので、「開通」手続きさえ終わればすぐ使えましたが、「スマホ」は、「電話」に「パソコン」がくっついた物なので、「電話部分の手続き」が終わっても、「パソコン部分の設定」を行う必要があります。
お店に人に相談しながら行えばいいのですが、困るのがこの設定のときに出てくる言葉に英語が多いことです。
これらを一つずつ説明していきます。
アカウント
アカウントはスマホのサービスを使うのに登録する名前のようなものです。
買って電源をいれると、まず出てくる言葉です。
「ガラケー」でメールをやっていた人ならわかりますが、「メールアドレス」のことです。
「ガラケー」では「キャリアメールアドレス」と言っていたものです。
つまり、ドコモだったら「〇〇○@docomo.ne.jp」といったあれですね。
これが、他にも増えます。
つまり、
1.「通信会社」に登録する名前(アカウント)。
2.「開発会社(アイフォンかアンドロイド)に登録する名前(アカウント)。
3.その他のアカウント(各アプリに使うアカウント)
となります。
さて、2番目の「開発会社」のアカウントですが、コレは「ネットワーク」につながるための「アカウント」なのです。
これはほとんどの場合2種類になります。
それは、「アイフォーン」というスマホと「アンドロイド」というスマホの2種類です。
テレビの宣伝で見たこともあるかもしれませんが、この2つは全くの別物なので、どちらを買ったかによって「アカウント」が違います。
買うときにお店で教えてくれるのでよく聞いて覚えましょう。
また、このアカウントは自分だけが使うものなので、どこか忘れない所に書き留めておくといいでしょう。
「スマホ」の画面を開くとまずコレの入力を求められます。
買うときにお店の人から説明があると思います。
なければそのときにかならず聞いてください。
メモした紙もなくなさいようにしてくださいね。
買い替えのときや細かな設定をしたいときに困ることになりますよ。
また新しく「アプリ」を入れるときには、その「アカウント」が必要な場合もありますよ。
パスワード・セキュリティコード
パスワードは特定の「アプリ」などを使うときに入力しなくてはいけないものです。
これもちゃんとメモしておきましょう。
自分で設定する場合と、勝手に設定されている場合があります。
デバイス
デバイスはあなたが持っている「スマホ」のことです。
店の人は「スマホ」と言ってくれるかもしれませんが、スマホ上で設定しようとすると「あなたのお使いのデバイスでは・・・」などと出てきたりするので、覚えておきましょう。
一般的には「パソコン」・「スマートフォン」・「タブレット」・「携帯ゲーム機」などを指しています。
クラウド
日本語で直訳すると「雲」です。
その名の通りインターネット上の「サーバー」というコンピュータ内にある場所のことを指します。
ここに、自分の倉庫を作ることができ、自分のデータを保存しておくことができます。
つまり、「インターネットにつながってさえいればどこでも取り出せる場所」という意味で使われることが多いです。
言葉では「クラウドに保存」というように使います。
他にもいろいろありますが、わからないものが出てきたら店の人に聞いたり、「スマホ」で調べたりしてくださいね。
なんで英語ばっかなのかというと、これらはすべてもともと「コンピュータ用語」だからなのですね。
最後に
スマホがわけわからんって思われているあなたへ、ガラケーとの違いなどを説明しました。
今まで説明してきて、買ってみようという人は頑張って覚えてください。
ある程度使いこなせるようになると、こんな便利なものはないのですよ。
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