鯉のぼりはあるけど、お手入れの仕方がわからないってことあります。
鯉のぼりって決して安いものではないので、お手入れはちゃんとしたいですよね。
できたら長く使っていきたいもんです。
でも、鯉のぼりって正しい洗い方やお手入れをしないと、傷んでしまうんです。
そこで、鯉のぼりのお手入れ方法や洗い方、保管方法について解説していきますね。
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目次
鯉のぼりのお手入れの方法を知りたい!洗い方は?
まず、鯉のぼりの洗い方から解説していきますね。
鯉のぼりの洗い方は?
鯉のぼりの洗濯ってどうしようとされていますか?
面倒なんですが、鯉のぼりは手洗いが良いんです。
クリーニングや洗濯機って、実はどちらもNGなんです。
クリーニングや洗濯機では、金具を破損したり、金箔が剥がれてしまったり、変色する可能性があったりと色んなリスクがあるからです。
まあ、そもそも鯉のぼりをクリーニングしてくれるクリーニング屋さんは少ないみたいです。
なので、鯉のぼりを洗濯するときは手洗いするようにしましょう。
鯉のぼりの手洗い方法は?
鯉のぼりの手洗いの方法は、
- お風呂の湯船にぬるま湯を張ります。
- ぬるま湯に中性洗剤に溶かし入れます。
- 1~2時間そのまま置きます(長時間つけすぎると色落ちすることもあるので注意。)。
- 気になる汚れの部分があれば、傷めない程度に優しくもみ洗いしましょう。
- 汚れた洗剤水を流して、新しい水でつけることを繰り替えす(洗剤を流すために)。
- 最後に水道の水をかけて、洗い流します
という流れで行います。
その後、絞らないようにして(絞るとシワになります)、水を切ります。
そして、シワをできる範囲で伸ばしながら、陰干ししましょう。
シワをできる範囲ででも伸ばしておくと、結構キレイに仕上がりますよ。
また洗うときと干す時に注意点があって
- 金箔付きの鯉のぼりは金箔部分はゴシゴシ洗わない(金箔がはがれてしまう)。
- アイロンはかけない(生地を傷めてしまいます)。
- 日光に当てて乾かさない(色落ち変色してしまいます)。
これらにも注意して洗濯してくださいね。
鯉のぼりはお手入れはここも大事!
また、鯉のぼりのお手入れで気を付けてほしい部分があります。
それは、金具に気を付けよう!ということです。
鯉のぼりの金具はブリキが使用されていることが多いです。
ブリキってちゃんとお手入れをしないと、わりあい錆びやすいです。
鯉のぼりって外にさらされているので余計です。
説明書などにアルミ・ステンレス製と記載されていたとしても、どこかにブリキが使用されていることも多いので(例えば、アルミを使われているのは矢車の羽根だけとか)、ちゃんとお手入れした方が良いと思います。
なので、
保管するときに鯉のぼりの金具の部分には、フッ素樹脂油が含んだ防錆用の油を塗っておくと金具の持ちが良いですよ。
フッ素樹脂油なんて言われても何のことかよくわからない人も多いと思いますが、有名な商品で言うとクレ556とかですね。
『防錆油 おすすめ』などで検索してみると、たくさんの防錆油が出てくると思います。
どれ買ったらよいかわからなけば、ホームセンターなどに行って「鯉のぼりの金具の錆止めありますか?」と聞けば教えてくれると思いますよ。
鯉のぼりを保管する時の方法や場所は?
では次に、その後の鯉のぼりの保管方法について紹介します。
鯉のぼりの保管方法は?防虫剤っている?
陰干しした後、湿度の高くなくお日様が当たらない場所で保管しましょう。
普通のクローゼットや押し入れなどに保管したら上の条件を満たすと思うので、それで構いませんよ。
丁寧にたたんで、購入した時に入れていた箱の中などしまうようにしましょう。
もし、購入した箱がなければビニール袋や収納箱に入れても大丈夫ですが、昔ながらのふろしきなんかも良いですよ。
ふろしきって風通しが良いので、保管には優れているみたいです。
最近はふろしきなんかない家も多いと思いますが、あればふろしきを使ってみるのも良いですよ。
また、大抵の鯉のぼりってポリエステル製やナイロン製であるため、虫に食われる心配はありません。
なので、鯉のぼりを保管するときは、防虫剤は入れなくても良いです。
防虫剤を入れると、逆に鯉のぼりの色を溶かしてしまうこともあるそうですよ。
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鯉のぼりが破れたり破損したときは?
もし万が一、金具が壊れてしまっていたり生地が破れていたりしたら、購入したお店やメーカーに相談してみましょう。
お店やメーカーによったらアフターサービスをしている所もあるので、アフターサービスも含めて相談してみてください。
修理をメーカーなどに依頼するとおそらく有償になると思いますが、メーカーの可能な限り直してくれると思います。
もし、DIYな感じで、自分で直そうと思う人がいれば、通販で部品を買うこともできます。
『鯉のぼり 部品』などで検索してみると、多くの部品が出てきますよ。
ただ、これも部品を買う前に、ちゃんと合うか問い合わせしてから買った方が良いとは思います。
最後に
鯉のぼりのお手入れの仕方、洗濯方法について説明してきました。
洗濯は手洗いが基本で、金具などにも気をつかうってことをお伝えしました。
せっかくのわが子のための鯉のぼりです。
できる限り大事に保管したいですね。
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