自由気ままに過ごしている猫を見るとつい構ってしまいたくなりますよね。
そんなとき、ふと思うことがあります。
野良猫って雨の日にどう過ごしているのでしょう?
そんなことを思います。
そこで、野良猫達の天気の悪い雨の日などの居場所や過ごし方について解説していきます。
あわせて餌などについても解説していきますね。
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野良猫の雨の日の居場所と過ごし方は?
野良猫の雨の日の居場所は?
みなさんは雨の日はなんだか憂鬱(ゆううつ)になったりする事はありませんか?
雨の日は濡れますし、移動一つにしてもなにかと面倒な事な事が多いですよね。
実は猫も雨の日を好みません。
ペットとして飼われている猫は、家の中ではゆっくりと眠っている事が多いと思いますが、野良猫はそうはいきません。
野良猫は外で生活している以上、天気とは切っても切れないことになります。
なので、野良猫も雨をしのげる場所を見つけ、そこに身を潜めている可能性が高いです。
具体的な例としてあげますと、車の下や、軒のついている家の下などですね。
あなたも見覚えがあるかもしれませんが、普段は群れずに自由奔放(ほんぽう)に過ごしている野良猫達達が、一つの場所に固まってまるでお団子のように雨をしのいでいる姿が見るときがあります。
一見、寒そうで可哀想とも思えますが、なんとも言えない可愛らしさがありますよね(笑)
他に避難場所としているのは、ペットとして飼っているわけではないけど普段からエサをくれるという人のところに身をよせることもあります。
雨の日に訪ねてこられたら優しくしないわけにはいかないという気持ちになるもんです。
「いっそうちの子になってもいいんだよ」と家にまねき入れてしまいそうになってしまったり(笑)
野良猫の雨の日の過ごし方は?
実は、日中の猫はほとんど眠っています。
猫は薄明薄暮性(はくめいはくぼせい)であり、夕方から夜を通して明け方まで活発に活動するんですね。
なので、それまでの時間、つまり一日の3分の2はほとんど夢の中という事になります。
なので、猫の習性上、野良猫達も雨をしのぎながら眠っていると考えられます。
日中の間だけならばまだいいですが、夜通し降った場合などは辛そうですね。
居場所のところでも少しふれましたが、もし可能であれば野良猫が助けを求めてきた時は家の軒下でもいいので、居場所を提供してあげてもいいかもしれません。
特にダンボールなど置いてあげると大変助かると思います。
何故ダンボールかといいますと、材質上適度な保温効果があり、さらに雨風をしのげる頑丈さを持っています。
よっぽどの大雨でなければ、大抵の雨は防げます。
他に発砲スチロールも効果があります。
また、その中に新聞紙でもいいですし、使わなくなったタオルなどを敷いてあげると、なお寒さをしのげると思います。
生きていく上で過酷な状況が多い野良猫たち。
実際に飼うのは様々な理由があって無理だったとしても、ほんの少し手を差し伸べてあげるだけでも救われると思います。
なので、もし頼られたら邪けんにはせずに優しくしてあげてくださいね。
野良猫は雨の日は餌をどうしているの?
普段の野良猫達といえば、ネズミなどを狩ったり、悲しい話になりますがゴミ捨て場をあさって飢えをしのいでいる場合が多いです。
ですが、雨の日となると極力は動きたくないというのが本音だと思います・・・。
それでも彼らの場合は自らが動かねば、飢えをしのぐ事は出来ません。
なので空腹に耐えかねた時は否が応でもエサを探しに行って、上記のような場所で餌を探していると思われます。
こうした過酷な状況もある為、野良猫達の寿命はもって3年程度と言われています・・・。
「そういう事ならば」とついエサをあげたくなってしまうかもしれませんが、野良猫にエサをあげることは、以前世間で話題になった”エサやり禁止”行為にあたるものになってしまいます。
でも、禁止されているのはあくまでも”個人的に野良猫の世話をする”行為であって、地域の行政やボランティア団体が一丸となって行っている「地域猫活動」下においては許可されています。
そもそも”エサやり禁止”をやるようになった理由は野良猫の被害によるものがきっかけでした。
エサをあげた事により、エサをあげた人の家の周辺に猫が集まるようになり、近隣の住民宅に糞尿などの被害が出たためです。
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「地域猫活動」はそういった被害を防止する事も視野に入れて活動を行っています。
地域によって猫へのエサを与える場所と時間を決め、与えます。
そうする事によって地域の猫達はその場所と時間を覚え、他の場所を荒らすような事はしなくなります。
「地域猫活動」とは、エサ以外でも野良猫と人間がうまく共存出来るよう立ち回ってくれている活動団体なのです。
なので、もし「困っている猫達を助けたい」という気持ちがある人は、ぜひお住まいの地域の行政に確認をしてみて下さい。
参加するにあたって詳しく説明をして頂けると思います。
身近で世話をしてあげる事が出来なくても、このボランティアに参加すれば、あなたの行動のおかげで助かる命があるかもしれません。
最後に
野良猫の雨の日の居場所や過ごし方について解説しました。
自由気ままに強く生きている野良猫たちですが、そんな野良猫たちにも私たちが何かしてあげられるのであれば、手を差し伸べてあげたいですよね。
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