日本のクリスマスってかなり世界的にズレてるって噂(うわさ)を聞いたことがあります。
確かに日本のクリスマスの
クリスマス = 恋人たち日
って感じは、なんだか不自然だとは思っていました。
そこで日本のクリスマス文化がおかしいのかをまとめてみました。
また、海外のクリスマスはどうなのかも合わせて紹介していきますね。
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目次
日本のクリスマスっておかしい?その文化を検証!
日本のクリスマスの何がおかしいのか???
まずはネット界隈で言われていることをまとめてみましたので、1つ1つ検証して行きしょう。
恋人たちのクリスマスって?
まず1つ目。
そもそも論としてクリスマスって誰かの誕生日で恋人たちのイベントでは、「無くない???」という疑問からです。
そうなんですよね。
クリスマスってキリスト教の開祖のイエス・キリストの誕生日であり、元々はキリスト教徒にとって1年で最も大切な祭り事の1つなんです。
じゃあ、なんで今の日本にクリスマス=恋人たち日なんて根付いたのでしょうか?
そこら辺がとても気になりますよね。
元々は日本にクリスマスが入ってきた当初は、こんな恋人たちのイベントではなかったみたいです。
(もちろんケーキを買って家庭で食べるということはあったようです。)
それをここまでメジャーな恋人の一大イベントにしたのは、80年代初頭日本がバブル経済に入る少し前にさかのぼります
当時の雑誌で、海外ではクリスマスという恋人たちのイベントがあると取り上げたがきっかけでした。
最初に取りあげたのは1社だけでしたが、それが広まりいつの間にバブル経済もあいまって、一大ブームメントになってしまったという背景があるみたいです。
仏教徒が多いのにクリスマス?
日本のクリスマスと言えばもう1つ常々疑問に思っていることがあります。
それは、なんで日本は仏教徒が多いのにクリスマスも祝うか?です。
自分なりに調べてみると…。
結論としては、仏壇をまつっているのに初詣に神社に行くのと同じ理由みたいです。
要するに日本人は、根っからのお祭好きで、宗教的な儀式と言うよりも、そのイベントを楽しむという民族であるということが、1つの要因であると言えるのではないでしょうか?
また、そんな日本人の気質にあわせて企業のマーケティング戦略にやられたとも言えるかも。
クリスマスが来ると、プレゼント、ケーキ、チキンなどなど様々な物が売れる時期です。
その他イルミネーションなどイベントも多数。
今もハロウィンが定着していっているのも、企業のマーケティングとも無関係ではないように思います。
文化は売れるもので作られるみたいなところありますよね。
例えば、ゲームやアニメは日本の文化になってますし。
「まあ、マーケティング戦略に乗せられたとしても楽しかったらいいよね」って私が思ってしまうのは日本人的なお祭り好きの気質なんでしょうか(笑)
そして、日本人は八百万の神(やおよろずのかみ)を信じる民族で、何でも神様として敬う(取り入れる)性質もあるのも大きかったでしょう。
(仏教徒が多い日本ですが、もともとは仏教も海外の宗教ですよね。)
例えば、有名な七福神もインドや中国など外国の神様が6神で、日本の神様は恵比寿(えびす)さんだけですし。
日本人って懐が深いとも、節操がないとも言えますね(笑)
クリスマスの日本と海外の違いは?
では、海外のクリスマスはどうなのか???
比較を兼ねて検証していきたいと思います。
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海外のクリスマスは?
海外特に敬虔(けいけん)なキリスト教徒が多いイギリスやアメリカなどではクリスマスは、教会のミサに行って賛美歌を歌い、夜は家族と過ごすものと決まっているのだそうです。
しかも、自分の家族だけではなくて何百キロも離れた一族が一同に解する一同に集まる感じのようです。
準備に1ヶ月以上かけたりする場合もあるとか…。
クリスマスはキリスト教の方たちにとっては、お正月みたいな感じなのかもしれません。
お店もクリスマスには休業している店が多いそうですよ。
日本ではクリスマスのお店はとても混んでいるイメージですが(笑)
海外のクリスマスの食事は?
日本でクリスマスと言えばチキンを食べますよね。
フライドチキンなどを食べたりしますが、外国では七面鳥が一般的です。
その他にもローストビーフや羊肉なども食べるそうです。
日本ではクリスマスケーキを食べることも多いですが、海外ではクッキーなどを食べる場合も多いようです(地域にはよるようですが)。
子供たちへのプレゼントやクリスマスツリーの片付ける時期は?
子供たちへのプレゼントも、アメリカでは数多くあげるのが一般的。
そしてツリーの下に並べていき、クリスマス当日に開けて家族みんなで喜ぶそうです。
また、ツリーは日本ではクリスマスの次の日くらいには片付けると思いますが(お正月がやってきますもんね)、海外では年が明けても飾っている家庭も多いようですよ。
(詳しくはこちらの記事:クリスマスツリーはいつから飾るの?いつまでに片付けるの?アメリカは?)
海外のクリスマスはこんな事情もあったり
あと、あちらでは宗教上クリスマスを祝えない人もいるので、「メリークリスマス」とは、お祝いしない場合も多いようです。
その代わりクリスマスを含む1週間を年末前の休みとして祝うという意味を込めた「ハッピーホリデーズ」と祝うのが一般的なんだとか。
多様性を尊重するって感じですね。
なんだか聞き慣れないですが、クリスマスをアメリカなど過ごす時は注意が必要ですね。
外国のクリスマスではこんなサンタも登場する!
そういえば外国のクリスマスと言えば黒いサンタクロースがいるという噂を耳にしたことないですか?
普通のサンタクロースって赤色ですよね。
黒ってどういうことでしょうか?
黒いサンタクロースとは、ドイツを中心にしてある伝説です。
黒いサンタはその年いい子にしてなかった子供のところに来ると云われているサンタクロース。
なんでも、プレゼントの代わりにネズミや家畜の内蔵を子供の枕元に置いていくとされています。
しかも、さらに悪いことをした子供は、サンタの袋につめられて、連れ去られてしまうとか…。
恐ろしい…。
そんなサンタさんがいるんですね。
かなりのホラーな感じですが、子供へのしつけの意味もあるのでしょう。
悪いことをしなかったら、普通のハッピーなサンタさんが来てくれるようですしね。
最後に
日本のクリスマスがおかしいのか、そして海外との違いを紹介しました。
クリスマスって海外ではお正月のような感じのようです。
こうして見ると、ほんと色々違うんですね。
今年のクリスマスは海外と同じように家族と楽しむのありかも知れませんよ。
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