これから一人暮らしを始める人や、彼氏などに何か作ってあげたいけど…など、初めての料理を作るときって、どうしていいのか何から手を付けていいのかわかりませんよね?
せっかく料理をやる気になっているのだから、ちゃんとやりたいもんです。
そこで、そんな料理初心者の方に、まず覚えてもらいたい方法などをお教えします!
また、料理を始める道具なども紹介していきます。
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目次
料理は初めてだけど何から始めればいい?
料理が初めてな人がまず覚えてもらいたいのが…
料理をしたことのない人にまず覚えてもらいたのは、
- 材料の切り方
- 火加減
この2点です。
え?と思われる人もいるかもしれませんが、この2つは料理を作る際に結構重要なポイントなんです。
味付けではなく切り方である理由
味付けに関しては、今ではいろいろな調味料がありますので、作っているときに味見をしていれば、それなりになんとかなりますし修正も効きます。
でも、材料の切り方ひとつで、味の入り方や火の通り方が変わってきますし、見栄えも全然違います。
食べたときの食感も変わってきますので、ここはおさえておきたいポイントです。
料理しなれていないなら火加減を覚えることが大事!
そして火加減。
材料によって、火が通りやすい・通りづらいがあります。
それで、火加減を間違えると、生煮えだったり、焦げ付いたりと、取り返しのつかない失敗になります。
また、パリッと仕上げたり、しっとりと仕上げたりするのも火加減です。
料理初心者が取り組むべきメニューはコレ!
さて、この2つの要素を併せ持っていて、初めてでも簡単に作れる料理といえば…
チャーハンです!
え?難しそう、と思う人もいるかもしれませんね。
でも、材料の切り方、手順、火加減さえ間違えなければ、ちゃんとしたチャーハンになりますよ。
よく、「料理は卵に始まり卵に終わる」といわれますが、侮るなかれ!です。
卵料理って、実は結構難易度が高いのです。
卵料理にチャレンジするなら、まず火加減をある程度理解してからにしたほうがいいでしょう。
では、作り方です。
初心者向けチャーハンの作り方
材料
- ご飯 お茶碗1杯分(温かいもの)
- 卵 1個
- 長ネギ 4/1本
- 塩 ふたつまみ
- 醤油 小さじ2/1
- 油 大さじ1
塩ひとつまみとは、親指・人差し指・中指の3本で塩をつまんだ量です。
今回は ふたつまみなので、それを2回分です。
(こんな料理に使う表現も少しずつ覚えていきましょう!)
ネギはみじん切りにしておきましょう。
みじん切りとは、1~2㎜程度に刻むことです。
ここで、先ほど言った、材料の切り方が大事になってきます。
ネギを適当に切ってしまうと、小さいものはすぐに火が通り、焦げて苦みが出てしまいます。
大きいものは火が通らず生焼けになってしまうので、味も食感も悪くなります。
最初はスピードよりも、ちゃんと均等に、ていねいにみじん切りした方がいいでしょう。
そして、卵は割ってほぐしておきましょう。
材料はすべて揃え、準備をしておいてください。
料理中に材料や調味料を棚からだして、用意するのは料理初心者には難易度が高すぎます。
料理にはこんな事前準備が大切ですよ。
では早速チャーハンを作ってみましょう!!
- フライパンを強火でしっかりと熱してください。ポイントは、フライパンに手をかざしてみて熱いと感じるまでです。また、油を入れたときに、うっすらと煙が立てばオッケーです。
- そこにネギを入れます。よく「香りが立つ」といいますが、この場合、熱した油の中にネギをいれて、少ししたら焼いたネギの香りがしてきます。これが、香りが立つということです。
- 香りが立ったら、ほぐした卵を入れます。ここで、先ほど言った火加減が大事になってきます。火加減がちょうどよければ、入れた卵の周りが、すぐに大きく膨らんできます。火が弱ければ卵は膨らまず、ふわっとした仕上がりになりません。
- 卵の真ん中が生の状態で、小刻みではなく大きくしゃもじなどで混ぜ、半熟炒めの状態にし、ご飯を入れます。卵とご飯がまんべんなく混ざるように炒め、ご飯の塊があれば、しゃもじなどの先でほぐしておきましょう。
- 混ざったら、ここで塩をふたつまみ入れます。そして、ざっくりと混ぜます。
- 醤油を入れます。ガスコンロを使っている場合は、フライパンの真ん中にチャーハンを集め、フライパンの縁に沿って回しいれてください。IHコンロを使っている場合は、フライパンの真ん中を空けて、そこに醤油を入れてください。ここですぐに混ぜないでください!!!
- 醤油を入れたら、ゆっくり3つ数えて、醤油の水分を少し飛ばしてください。醤油の焼けた香りがしてきたら、一気に混ぜ、まんべんなく醤油の香ばしさを全体にうつします。
あとはお皿に盛って、チャーハンの完成です!
料理を始める時にまず揃えておきたい道具とは?
調理道具も、今では様々なものがあります。
プロ仕様のものから便利な時短グッズまで、ホームセンターなどに行けば色々揃っています。
そんな中で、まず揃えておきたい道具をご紹介します。
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フライパン
フライパンはもちろん、炒める・焼くと様々な料理に使えますので、絶対揃えておきたい道具です。
深めのフライパンであれば、煮る・揚げるも出来るので、とても便利です。
合わせてフライ返しも準備しておきましょう。
包丁とまな板
包丁とまな板は絶対要りますよね。
材料を切るときに必ず使うものです。
包丁には色々な種類がありますが、最初のうちは万能包丁があれば大丈夫です。
計量スプーンと計量カップ
最初のうちは、レシピを見ながら作ることになりますので、調味料などをしっかり量れるよう計量スプーンと計量カップを準備しておきましょう。
また、お菓子作りのときには、計量は絶対なので、お菓子作りの時にも必要になります。
ボール
ボールも卵を混ぜたり和え物を作るときや、下味をつける時、灰汁を抜くときなど、様々な時に使えますので、こちらも準備しておきましょう。
大・小二つあればいいと思います。
片手鍋
片手鍋は主にみそ汁など汁物を作るときに使いますし、煮物を作るときにも使います。
煮物はコツさえ掴めば、比較的簡単に作れるようになるので、少し慣れたら煮物にもチャレンジしてみてください。
いきなり多くの調理器具を買っても無駄買いするかもしれなにので、5種類ほど挙げてみました。
慣れてくれば、料理ごとに使いやすい道具を増やしていけばいいと思いますよ。
調理器具に親しみができたら、料理が好きになっているかと思います(笑)
最後に
料理初めての人が何からはじめたらいいのかと、初心者の調理用具について解説しました。
誰でも最初の料理はドキドキします。
上手に作ることよりも、料理自体を楽しんでもらえたらな、と思います。
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