マラソン大会本番に向けて、頑張って走ってますでしょうか?
いきなり本番の大会ではなく、本番の大会前にハーフマラソンなどの別の大会に出てみてはいかがでしょか。
私はマラソン大会前にプレレース(調整レース)にでることをお勧めします。
フルマラソンのプレレースにフルマラソンにでるのは、ダメージが大きすぎてお勧めはできませんが、ハーフマラソン、10キロ、5キロ等いろんな大会がありますよ(本番大会まで期間があるならフルにでても良いとは思います)。
それらのレースにでることで、いろいろメリットがあります。
そんなプレレース(調整レース)にでることの良い点について、紹介していきます。
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目次
プレレース(調整レース)でマラソンスタートまでの雰囲気が味わえる
一番大きなメリットはマラソン大会の雰囲気が体験できることです。
ベテランのランナーだったら、お分かりだと思いますが、マラソン大会って会場で受け付けして、すぐに走れるわけではないんです。
また、当たり前なんですが、家から会場までも行かなければ参加できません。
それらを含めて、本番大会のシュミレーションができます。
- 家や宿から会場まで、どうやっていくのか。
- スタート時間がこれくらいだから起床時間は何時にしたら良いんだろう。
など、いろいろレーススタートまであります。
また「受付してから、スタートまで結構時間あるのね。」ということにも気付けます。
大きな大会だったら特にです。
大勢の人数を受付するのだから、受付時間は早めに設定されていたりします。
受け付け終わってから、どうやってスタート時間まですごそうとシュミレーションできるのがプレレースのメリットです。
- 本気のランナーだったらウォーミングアップしたり
- ゆっくりランナーだったら音楽を聴いてリラックスしたり
- 周りのランナーがどう過ごしているのかを観察したり
そんなレース時間までの過ごし方を経験できます。
まあ、あくまでプレレースです。
本番大会ではないので、そんなにガチガチに綿密に計画立てなくても良いです。
でも、このレースまでの感じを味わえることがプレレースの大きなメリットになります。
私たちは仕事などで忙しいので、あとで考えてみたら当たり前のことを気付かなかったりします。
最初の10キロは様子見とかレース中のある程度のプランは考えているかもしれません。
でも大会前の過ごし方って盲点(もうてん)になったりします。
本番大会で失敗しないように、スタート時間までの過ごし方をプレレースで経験してみたらどうでしょうか?
調整レースで大会中の雰囲気が味わえる
マラソン大会に出たことないランナーは、給水ってしたことってありますか。
別にシリアスランナーみたいに、走りながら給水しようとか言うつもりはないですよ。
サブ4程度までのランナーだったら、給水所で歩いても良いくらいです。
ただ、給水ポイントって意外と混み合うってことをプレレース(調整レース)で経験して欲しいです。
給水所って結構混み合っていて、ランナー同士でぶつかりあったりしそうになります。
給水所の前の方が混雑していたりします。
人間ってしんどいから、すぐに給水とろうとするもんです。
また、ちょっとでもタイムを縮めたくて早く給水を終えようとします。
それで前の方が混雑するんですね。
大会に出たことないランナーもプレレース(調整レース)にでることで給水ポイントの感じがわかります。
もっとタイム向上と目指すランナーも給水のシュミレーションができます。
走りながら飲むのって難しいです。
走りながら飲むと簡単にむせますよ。
そんな給水の練習もプレレースでできます。
あとマラソン大会って公道を走ることが多いです。
普段は車が走っている道路を走ったりできます。
その公道ってこんな感じっていうシュミレーションもできますよ。
- 「車道って意外と走りやすい。」
- 「車道って意外と傾いているのね。」
- 「側溝はすべりやすいんだ。」
- 「白線の部分って細かいけど段差があるんだ」
などなど、いろいろ経験できて、本番大会で活かせますよ。
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プレレース(調整レース)でレーステンションの経験ができる
マラソン大会ってテンションが上がります。
ワクワクドキドキします。
ワクワクドキドキは良いんですが、レーステンションで他のランナーと走ることで、自然とペースがあがることをプレレースで経験して欲しいです。
考えていたペースより早いペースで走ってしまうことも多いですよ。
そんなオーバーペースになりがちなことを経験して欲しいです。
多少のペースの上げ方だったらゴールまでそのテンションでたどりつけたりしますが、失速することも多いです。
大会のワクワクドキドキ感は楽しいんですが、オーバーペースになりがちであることをプレレースで経験しておくと、本番大会での失速を防げますよ。
調整レースで自然と質の良い練習ができる
オーバーペースは要注意ですが、大会にでると良いペースを守って走りきることもできます。
他のランナーと走ることで、練習では保ちきれないペースで走りぬけることができるんです。
レーステンションのおかげと周りにランナーがペースメーカー役になってくれているのが大きいです。
上ではオーバーペースで走って失速することについて書いたんですが、少々のペースアップであれば、そのままがんばって走ってみても良いかもしれません。
プレレースなんで失速しても別に良いですしね(笑)
練習では走りきれないペースで、走りきれたら自信にもなります。
もちろん、そんなペースで走りきれたら質の高い練習になります。
そして、たとえ失速したとしても、その失速するまでの間はものすごい質の高い練習になりますし、失速後にねばって走ることでもかなり良い練習になります。
プレレースとはいえレースなんで、給水所で水分補給もでできます。
練習会でもないのに、練習仲間?ライバル?も横にいます。
なんてぜいたくな練習なんでしょう。
プレレースにでるとメリットだらけですよ。
最後に
プレレースって本当にぜいたくな練習だと思います。
私は気持ちが強くないので、1人の練習ではハーフマラソンの距離をキロ5分で走りぬけたりできません。
だから、本番大会前にプレレース(調整レース)にでて、そのプレレースをぜいたくな練習にしています。
あなたもプレレースを活してみてください。
プレレースお勧めっすよ。
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