盆踊りはなぜするの?意味は?いつからはじまったの?歴史を知りたい!

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盆踊りってなぜするの?

夏といえば、お盆ですね。

帰省されて楽しいひとときを過ごすご家族もいれば、お墓参りを済ませて御家族と一緒にという方もおられますよね。

お盆の過ごし方は様々です。

その中で盆踊りに参加された(る)方も多いのではないのでしょうか。

踊りは楽しいけれども、どうして踊るの?となると分からないとお答えになられるかもしれません。

そこで盆踊りはなぜ踊るのか?いつから始まったのか?を解説していきます。

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盆踊りってなぜするの?意味って?

盆踊りはお盆の供養の一つです。

お盆の時期に帰ってきたご先祖様の霊を慰める意味があります。

そして供養だけではなく、ご先祖様のお力をお借りして豊作を祈るという意味もこめられています。

お墓参りを済ませてご先祖様をお迎えをして、お供え物をあげさせてもらって少しでも安らかなれとお祈りするのが一般的なお盆の姿かと思います。

でも、ご先祖様の御霊はいつまでもこの世に留まることができずに、お盆が終わる16日には元のあの世へとお帰りになるのです。

せめてお帰りになるまでご先祖様と一緒に過ごそうとして、そしてご先祖様を送り出すために盆踊りを踊ったとも言われています。

なので8月15日の夜から盆明けの日の16日まで踊り続ける地域もあるようです。

 

また、盆踊りはこんなこともいえるのではと思うのです。

今の時代と違って、ご先祖様の中には普通の死に方ではない方も沢山おられたかと思います。

たとえば、飢饉が起こって餓死や、あるいは風水害や地震による突然死などなど。

普通の死に方ではない方に対する一種の恐れというものも充分にあったのではないかと推測できます。

 

霊を安んじなければ祟られるかもという思いも昔は強かったでしょう。

安らかでない霊を思い一緒に楽しいお盆を過ごしていただく、そしてあの世に帰ってからまたこの世にもどりたいという気持ちになってもらう。

ご先祖様を慰めてこの世にいる子孫に災いをする事なく、平穏で暮らさせてもらおうという思いがあったかと思います。

盆踊りをする理由は?

盆踊りっていつから始まったの?起源や歴史を知りたい。

もともとインドの物語から

古くはインドの物語から始まったともいわれます。

インドのお釈迦様の十代弟子のなかで目連(もくれん:インド名モッガラーナ)という人が地獄の餓鬼道に堕ちて苦しむお母さんを助け出したという話が伝わっています。

母を助けれたその嬉しさ、歓喜した姿を踊りで表したというのがその始まりであるかと伝えられています。

詳しくは下記の記事をお読みくださいね。

お盆の起源や意味って何?それは一つの物語からできた!

 

日本では平安時代の空也上人が

日本では盆踊りは平安時代からととされています。

日本の場合は、平安時代に中期に活躍された空也上人が起源とされています。

空也上人は平安時代中期に念仏を広めようと活躍された僧です。

延期3年(903年)~天禄3年(972年)のお坊さんです。

民衆の間に念仏を広めるにはとこれに悩んだ空也上人は、ヒョウタンにメロディーをつけてお念仏を覚えてもらおうとしました。

空也上人が踊ったかどうか定かではないようですが、念仏に合わせて踊りがおどられるようになったというのは本当の話みたいです。

念仏に合わせて踊ることと先祖供養が結び付き、今の盆踊りになっていってというのが有力な説となっています。

 

そして鎌倉時代の一遍上人が

空也上人に始まった念仏踊り。

次に登場するのが、一遍上人です。

一遍上人は鎌倉時代の方です。延応元年(1239年)~正応2年(1289年)

四国松山の道後温泉の近くでお生まれになったとされています。

この方も念仏聖の方で、最初ひとびとの来世を願い、お札を配っておられましたが、ある僧から受け取りを拒否されて、熊野の本宮で参籠(さんろう:祈願のため寺院などにこもること)。

そこでお札配りを続けろとのお告げを受けます。

 

札を配りながら太鼓や鉦を鳴らして南無阿弥陀仏や和讃(わさん:仏教の教義を日本語に翻訳したもの)などを唱えて踊り歩いたのです。

札を受け取り念仏を唱えたものは、次の世では阿弥陀様の国に往生できると説き、民衆に受け入れられたといいます。

 

空也上人が始め、一遍上人が火をつけたといっても良いかと思います。

踊りという要素がクローズアップされて、信仰というより芸能に近いものとなっていったのかも知れません。

 

江戸時代様変わりした盆踊り!

江戸時代の盆踊りは旧暦の7月15日に行われました。

満月であることも多かったとか。

確かに旧暦の15日~16日は満月であることも多いようです。

(だからお月見も旧暦の8月15日です)

電灯がない時代でしたが、月明かりだけで充分踊れました。

しかも満月ですので引力の影響を受けてか興奮状態になったとも(本当かウソかわかりませんが)。

 

盆踊りは、現在でいうところの集団合コンともいえる場となっていたようです。

封建時代でありまして、男女が一緒に集まるという場がなかったということ言えますね。

男女の出会いを楽しみ、盆踊りの場で仲良くなったカップルも多かったそうです。

 

明治・大正時代はどうなったの?

明治時代は規制が厳しく、盆踊りは一時縮小あるいは中止となりました。

皆が楽しむために集まるようになっていきましたが、明治時代には取り締まりがきつくなります。

その理由は、『風紀を乱す』だったそうです。

大正時代末期には規制されていた盆踊りが一転、農村の娯楽として奨励されたようで各地で盛り上がり、日本の各地域で開催され、今のようになっていきました、

 

最後に

盆踊りの意味や歴史について解説しました。

平安の中期に、空也上人がヒョウタンを打ち鳴らしながらお念仏を広めたことがきっかけで、一遍上人がそこに太鼓や鉦を付け加え、踊り出したというのが盆踊りの起源だと言われています。

あちこちで盆踊りが催されていますので、一度歴史の見物をかねて各地の盆踊りを見に行かれたら、また違う味わいがあるかもしれませんね。

コミュニケーションが少なくなっていく時代に、大勢の方と接する機会として盆踊りをとらえ、楽しむというのはいかがでしょうか。

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