テレビや雑誌で月の食費2万円でやりくりしている主婦を見ると、「自分もやってみたい!」と思いますよね。
でも実際、家族3人以上の場合の食費として、2万円はとても厳しいと言えます。
テレビ等に出てくる節約上手な主婦は、近くに激安スーパーがあったり、何よりものすごい努力をしています。
普段節約に慣れていない人がそこまでするのは大変な事なので、例えば現在月の食費が3万5千円の人は3万円まで下げられるように頑張ってみましょう。
節約できない食費を節約するコツを解説していきます。
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目次
節約できない食費の原因は?なぜなの?
毎月食費がかかり過ぎる場合は必ず原因があるはずです。
まずは買い物の仕方を見直してみましょう。
買い物に行く回数が多いのも食費がかかる原因!
買い物に行くと、どうしても余分な物を買ってしまうようになります。
数百円くらいだったらと、思わず買ってしまいます。
そんな数百円のものでも積み重ねたら、結構な金額になります。
スーパーや小売店もお客さんに思わず買ってもらうように、魅力的にうつるように商品を並べています。
プロが商品を買ってもらうように心理面を考えながら陳列(ちんれつ)しているわけですから、思わず買っても仕方がない部分があります。
なので、なるべく買い物の回数を減らしたほうが、食費をおさえやすくなります。
レシピ通りの材料を買うと食費がかかる傾向
ネットなどでレシピを調べ、普段めったに使わない食材や調味料を買っていませんか?
そんな食材や調味料は一度使うと、ほとんど使わない場合が多いです。
調味料が冷蔵庫のすみでひっそりいるのを、あるときに気付くなんてことあります。
レシピ通りの物を買う前に、他の物で代用できないか考えてみましょう。
疲れていると総菜やお弁当を買ってしまう
1人分なら自炊より安いかも知れない総菜やお弁当。
でも、家族全員分を買うと結構な金額になります。
たまには良いとは思いますが、総菜やお弁当を買う回数が多くなると、食費もかかるようになります。
思い当たる事はありましたか?
ここからは無駄な食費を省く方法を考えていきましょう。
今日からすぐに始められる!かんたん食費節約のコツ!
毎日ほんの少しの節約でも、一年経てば大きなお金を生み出しているかも知れません。
できる事からコツコツとやってみましょう。
スーパーに行くのは5日~7日に1回
スーパーや店に行く回数を5日~7日に1回くらいにしましょう。
毎日行くと献立を決めていても思わず見つけた安い食材をついつい買ってしまいます。
「安いから良い!」って思いますよね。
でもその安い食材って本当に必要なのでしょうか?
何か料理に使うとは思うので無駄ではないのですが、当初想定していたものではなく余分な食材であることは事実です。
毎日行かないことで、そんなふうな衝動買いを防ぐことができます。
買い物に行く前に大体の献立を決めておくと、迷わなくていいです。
冷蔵庫の中に残っている食材がないかチェックしてから出かけて下さい。
献立を決めるのは大変とは思いますが、主菜は考えておきましょう。
副菜は余りものやその時に安い食材を活用して作ったりもできますが、主菜は大きく食費に影響を与えます。
本当は副菜まで厳密にメニューを考える方がいいのですが、プロではないのでどうしても食材をあまらせてしまいがちです。
主菜を決めたら副菜は、残り物やある物を使ったアレンジ力を磨いた方が現実的には食費をおさえられます。
2日にわたってサラダやおひたしをだしたり、次の日に主菜をアレンジして副菜にしたりといった節約副菜の知識や技も徐々に向上していきますよ。
主菜をアレンジするのがめんどくさければ、アレンジせずに少量だけ副菜的にだすのも全然大丈夫ですよ。
そして、買い物はお腹が空いた時間帯に行かないことも大事です。
何もかも美味しく見えて、思わずお菓子など余分なものを買ってしまうことになります。
その上、お腹が減っているためか、多量の食材を買ってしまいがちですよ。
また、節約の話からは少し離れますが、料理の献立を決めるときは、丼物や鍋類など気軽にできるレシピも入れておくと、息抜きできる日ができていい感じです。
毎日完璧な料理なんてしなくて大丈夫ですよ。
忙しい日はどんぶりだけでも、十分美味しい料理ですよ。
たまにしか使わない調味料は家にある物で代用
使いきれずに冷蔵庫の奥でカピカピになっている調味料ありませんか?
新しい調味料を買う前に、他の物で代用できないか考えてみましょう。
例えば、
- みりん→料理酒大さじ3 砂糖大さじ1
- バルサミコ酢→ウスターソーズ大さじ1 酢大さじ1
こんな感じです。
他には〇〇ペッパー、〇〇ソルトなどあったりしますが、普通のコショウや塩で十分代用可能であることが多いです。
よく使う調味料は持っていてもいいかと思いますが、あまり使わない調味料は買わないようにするといいです。
もし買うのなら、月末まで待ってみて、あまっているお金があるようなら、買えばいいでしょう。
ただ月末まで待って考えると、だいたいの調味料は「もう買わなくていいか」ってなっていることが多いです。
どうしても料理に必要であれば、調味料を買ってもいいのですが、大事なのはちゃんと他の料理にも使えるのかどうかを考えた上で買うことですよ。
旬(しゅん)の食材を使う
旬(しゅん)の食材は栄養価が高い上に、おいしくて安いことも多いので経済的です。
夏なら夏野菜、冬なら冬の野菜などを積極的に活用しましょう。
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ハンバーグなどはかさ増しで作る
ハンバーグやミートボールを作る時に、細かく刻んだキャベツ、もやし等を加えてかさ増しするのも経済的になりますし、野菜も自然にとれます。
もやしはそのまま混ぜていると自然にポキポキ折れるので切る手間がなくて便利です。
オムレツには絹ごし豆腐を混ぜるとふんわりしておいしいです。
ただ、いずれの場合もかさ増し食材を入れすぎるとまとまりにくくなったり、水っぽくなったりするので注意して下さい。
またハンバーグではないですが、ちくわなどの練り物もかさ増しに役立ちますよ。
例えば、わが家のエビチリにはエビだけでなくちくわも入っています。
他には親子丼に鶏肉ともに入れたりして、肉のかさ増しに活用しています。
意外とおいしいのでやってみてくださいね。
時間のある時におかずを作って冷凍
疲れていてもなるべく総菜を買わなくて済むように、余裕があるときにおかずを冷凍しておきましょう。
餃子は焼く直前までの物を作って冷凍しておけば、あとは焼くだけです。
カレーは食感が変わってしまうジャガイモ、人参は取り除いてから冷凍しておけば、カレーうどんにもなります。
肉もしょうが焼き風の味付けや、みそ漬け風の味付けをしてから冷凍しておくと、ちょっと解凍して焼けばいいだけです。
それらの肉はご飯にのせたらどんぶりにもなります。
ご飯は余分に炊いた日に、一膳ずつラップにくるんで粗熱がとれたら冷凍庫に入れます。
こうしておけば、疲れてご飯を炊くのも面倒な日にレンジで解凍するだけです。
食材はその日に使いきらなくて食べきらなくていい!
食材はすべて使いきろうとしていないですか?
もしくは作った料理は全て今日食べようとしていないですか?
例えば、たまねぎは1個まるまる使わなくても、半分だけ使うだけで十分な料理も多いです。
残った半分はビニール袋にいれて冷蔵庫で保管して、次の日などに使えばいいです。
そして、作った料理をその日に全て食べなくていいです。
上でも少し触れましたが、その日の主菜は次の日の副菜にもアレンジできます。
お皿にのせてしまうとお腹いっぱいでもついつい食べてしまうので、あらかじめ明日の副菜用にわけておくといいですよ。
食材はその日に使いきらずに食べきらなくて全然いいんですよ。
最後に
節約できない食費を少しでも節約するコツを紹介しました。
今回ご紹介したのは、とても簡単な節約方法ばかりです。
家族の健康にも気を付けつつ、できることからチャレンジしてみて下さい。
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