欧米などではクリスマス時期が近づくと、クリスマスツリーが盛大に飾られています。
日本でもクリスマスが近づくと、クリスマスツリーを何となく飾っています。
クリスマスは日本人にとっても、国民的な行事にもなってます。
そこで疑問に思うのが、そもそも日本でクリスマスツリーを最初に飾ったのはいつなんでしょう?
また、日本でどのようにクリスマスツリーが広まっていったのでしょう?
そんなクリスマスツリーの日本の歴史について紹介していきますね。
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クリスマスツリーが日本で最初で飾られたのは?
日本でクリスマスツリーを最初に飾られたのは、1860年にプロイセン王国の使節オイレンブルクが飾ったのが最初と言われています。
ちなみにプロイセン王国は当時のドイツ帝国内の指導的国です。
クリスマスツリーの発祥はドイツと言われています。日本に伝わってきたのも、ドイツからなんですね。
また当時の日本にはもみの木はなかなか見当たらず、馬を何マイルも走らせて、もみの木に似た木を探したなんてことも言われています。
クリスマスツリーの日本の由来~日本人で初めて飾ったのは?~
日本人によってクリスマスツリーが飾られたのが、1874(明治7)年に実業家の原胤昭(たねあき)が築地大学(明治学院大学の前身)で開かれたクリスマスパーティーで飾ったのが最初と言われています。
このクリスマスパーティーは原胤明が洗礼を受けることができたお礼で開催されました。
原胤昭のパーティーは日本で開かれたクリスマスパーティーということで、日本ふうの趣向も取り入れられました。
なんと、はかまを着て小脇に刀を差したサンタクロースが登場したそうです(笑)。
しかも、殿様ふうのカツラを被っていたそう。
その時代に生きていたら、私も一目見たかったです(笑)
現在もクリスマス時期に仮装する方もいるとは思いますが、殿様ふうに仮装しても良いかもしれませんね。
だって、日本人が初めて催したクリスマスパーティーで殿様サンタが登場したのですから(笑)
由来とともに説明できますよ(笑)
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クリスマスツリーを日本で広めた歴史は?
1886(明治19)年12月7日に明治屋が横浜で外国人船員向けにクリスマスツリーを飾りました。
明治屋は今でもある会社で、食料品の販売や船舶納入、輸出を行っている現役バリバリ企業です。
ちなみに12月7日は『クリスマスツリーの日』と言われています。
こちらの1886年が日本初のクリスマスツリーだったという説もあります。
1900(明治33)年に明治屋が東京銀座に進出すると、銀座のクリスマス飾りは広く行われるようになりました。
当時としては珍しかったクリスマスツリーを店頭に飾り、大きな話題になりました。
このころには神戸でクリスマス用品の生産が始まっています。
明治屋はクリスマスセールやクリスマスイルミネーションも行い、今のクリスマスの雰囲気を明治屋が広めたともいえるでしょう。
クリスマスツリーを最初に飾ったのは原胤昭か明治屋のどちらかは諸説あるようですが、明治屋がクリスマスツリーを庶民に広めたことは間違いない様です。
最後に
クリスマスツリーを日本で最初に飾ったのはプロイセン王国の使節でした。もみの木を探すのが大変だったそうです。
日本人がクリスマスツリーに初めて飾ったクリスマスパーティーに、殿様サンタが登場したのも衝撃的(笑)でした。
そして、クリスマスセールは明治時代に始まり、クリスマスマーケティング(販売戦略)はこの時から行われていたこともわかりました。
日本のクリスマスツリーの歴史もひもといていくと、なかなか興味深いですね。
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