二礼二拍手一礼はなぜするの?その意味と起源、それ以外の作法を紹介!

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二礼二拍手一礼の意味や理由

神社参拝の作法として「二礼二拍手一礼」というスタイルがあるのは知っていますか。

初詣などで神社に行ったときにおこなわれているこの作法。

  • なぜ「二礼二拍手一礼」なのか
  • 誰がいつからはじめたことか

疑問に思った人もいると思います。

今回はその疑問を解決するために「二礼二拍手一礼」の起源や意味についてまとめてみました。

また、あわせて、全ての神社が「二礼二拍手一礼」をおこなうかについても紹介していきます。

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二礼二拍手一礼はなぜするの?その意味とは?

二礼二拍手一礼の意味は?

「二礼二拍手一礼」とは、なぜおこなうのでしょうか。

簡単に説明すると、

  • 神様への敬意と感謝を述べるため…二礼
  • 邪気を払うため…二拍手
  • 神様に訪問したことを伝える…一礼

と言われています。

 

二礼のやり方

まず、二礼ですが、神様は高いところにおり、神様に礼を尽くすため、お辞儀を2度します。

参拝者が神様に敵意を抱いていないということを証明するために90度のお辞儀をするといいと言われています。

(礼をしても、90度のお辞儀までしていない人も多いかもしれませんね。また、45度程度でいいとされる説もあるので、そちらを採用ということでもいいかと思います。)

 

二拍手のやり方

次に、二拍手です。

意外と知られていないのが二拍手です。

二拍手は手を完全に合わせて拍手をしてはいけないとされています。

胸の高さで手のひらを合わせたら右手をすこし下にひいてずらします。(かしわでと言います)

手をずらす意味は、

  • 手をずらすことで神様に敬意を払っていること
  • 神様と人が一体となっていないこと。

柏手の段階で神様と一体となっていないのは、その後、ずらしていた手をちゃんと合わせてお祈りするときに、神様と一つになる(神様の力を得ることができる)という意味もあるそうですよ。

この二拍手の後に願い事、神様への感謝等を行います。

 

一礼は

そのあとの一礼は、願い事への感謝を伝えるといったことです。

神様は、高いところにおり、お願い事をします。

有難うございました等、常に感謝をすることが大切ということです。

二礼二拍手一礼はいつから

二礼二拍手一礼はいつから始めたのか?その起源は?

二礼二拍手一礼はいつから?

「二礼二拍手一礼」の歴史は明治時代にさかのぼるそうです。

明治4年、初代総理大臣の伊藤博文が「一揖(いちゆう)再拝二拍手一揖」といって現在の「二礼二拍手一礼」に近い方法を正式な作法として取り入れられていました。

※一揖とは浅い礼のこと。

 

その後明治40年、「神社祭式行事作法」が制定され、その一つとして、定義されたと言われています。

昭和17年、戦争により拍手が禁止され、戦後は自由に参拝をという方針だったようですが、信仰心の強い人などから統一をすべきという考えが広まり、昭和23年に改訂された段階で正式に「二礼二拍手一礼」として制定されたようです。

神道なので、古来からかなり歴史があるように思っていた方も多いと思いますが、ちゃんと定まったのは意外と最近なんですね。

 

定まるまでは…

ちなみに定まるまでの作法は、神事を行う方以外は結構自由だったみたいです。

なので、一礼だけなどして礼儀をしめしていていれば自由で、心の持ちようの方が大切だとする考えもあります。

まあ、こういう作法は形式通りにやると、心がピンして整う感じもするので、どっちの考えを採用するかはその人の考え方次第ということでしょうか。

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二礼二拍手一礼の例外ってある?全ての神社がそうなの?

全ての神社が二礼二拍手一礼?

ところで、全ての神社が「二礼二拍手一礼」なのでしょうか。

それが実は、NOなんです。

例外の神社もあって、

  • 島根県の「出雲大社」
  • 大分県の「宇佐神宮」
  • 新潟県の「弥彦神社」

で、これらの神社では「二礼四拍手一礼」です。

 

こんな感じの作法もある

また、出雲大社での大きな祭典5月14日の例祭(勅祭)では、8拍手をします。

数字の「8」という数字は昔から無限大という言葉があり、神様に最大の感謝を述べるということから、例祭では8拍手です。

伊勢神宮では祭典によって「四例八拍手一礼」ですが、伊勢神宮では、神宮神官のみが行うので、一般の人は「二礼二拍手一礼です。

 

なぜこれらの神社は違うの?

では、これらの神社は作法が違うのでしょう。

それは、上で説明した明治40年に制定された「神社祭式行事作法」に基づきます。

そこで、「二礼二拍手一礼」という作法ができたのですが、その中で従来のしきたりを残そうとした神社があって、それが上記のの神社のようです。

ちなみに、四拍手とは

  • 四で幸せ
  • 四季を表して自然に感謝
  • 東西南北の四方向を守っている神様に対して感謝

という意味もあるそうですよ。

 

最後に

「二礼二拍手一礼」について解説しました。

余談ですが、出雲大社ではお願いをする時も決まっていて、普通は二拍手の後ですが、二礼の前にお願い事をすると決まっています。

なので、その前に軽く一礼をするとよいのだそうです。

参拝の方法は自由とされていますが、神社の作法と基本的な参拝方法は礼儀とも言われています。

なので、覚えておいた方がよいのでしょうねぇ。

私自身もこれでスッキリして参拝できます。

まあ、作法は自由とも言えますが、意味を考えると「二礼二拍手一礼」も素敵な参拝の作法ですね。

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