サムハラ神社って知る人ぞ知る神社です。
実は先日初めて行き、思いのほか小さかったのですが、参拝者がひっきりなしに訪れており、「人気のある神社なんだな」と実感しました。
そこで
- サムハラ神社の行き方
- 由来やご利益
- お守り
についてご紹介していきます。
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サムハラ神社の行き方は?
「サムハラ神社」は大阪市西区のビジネス街で、難読(読みにくい)地名としても知られる立売堀(いたちぼり)にある神社です。
住所:大阪市西区立売堀(いたちぼり)2丁目5-26
大阪メトロ中央線・千日前線の「阿波座駅」2番出口を出て「あみだ池筋」という大きな通りを南に行きます。
そして、2つ目の信号を東側に曲がると、右手に「サムハラ神社」と書かれた看板が見えます。
大阪府警察機動警ら隊の大きな建物の裏に隠れるようにひっそりと佇む本当に小さな神社ですが、大変に大きなご利益があるとされている知る人ぞ知るパワースポットなのです。
サムハラ神社の由来と御利益は?
岡山県苫田郡西加茂村(現津山市加茂町)出身の商人、田中富三郎が故郷で荒廃していた「サムハラ様の祠(ほこら)」を私財を投じて再興させたのが始まりとされています。
昭和10年(1935年)の故郷での再興の後、一時的な撤去や移転を経て、現在の大阪立売堀の地に建てられたのは昭和36年(1961年)の事です。
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「サムハラ」というのは、意味は定かではない呪文のようなものなのですが、この四文字が書かれたものを持っているだけで非常に大きな力を持つと言われています。
漢字ではなく「神字」と言われる特殊な文字なので表記が困難なため、多くの地図やサイトではカタカナ表記されています。
その力、すなわちご利益とされているのは「災難消除」つまり様々な災難から身を守ってくれるいわゆる「厄除け」効果です。
加藤清正が「サムハラ」の文字を刻んだ刀を持って朝鮮出兵に赴き、無事に生還できたという逸話が残されています。
また神社の外側には昆布で有名な「小倉屋山本」の社長が車に轢かれたにもかかわらず、「サムハラの御守」を持っていて無事であったというエピソードの書かれた看板が上げられています。
サムハラ神社のお守り・御神環(指輪型のお守り)
おみくじや絵馬などもありますが、何といってもサムハラ神社でも絶大な効果があると言われて大人気なのが「御神環(ごしんかん)」と呼ばれる指輪型のお守りです。
初穂料は3000円で、お守りとしては少し高額です。
ひとつひとつ手作りで入荷時期、個数、どのサイズが入るかは決まっておらず、予約や参拝者本人以外の購入も不可とされているため、自分に合ったものを手に入れるのは非常に困難です。
指輪を手に入れるために何度も通われる方もいらっしゃるようです。
もちろん、たとえ指輪が手に入らなくとも、お参りするだけでも十分にご利益があるとされています。
「今はまだ自分の順番ではない」「先に必要な方の手に渡った」と考えて指輪とのご縁を待つのもいいかと思います。
まとめ
サムハラ神社の行き方やご利益などを紹介しました。
非常に小さな神社で、大阪でもあまり知られていなかったサムハラ神社。
しかしそのご利益はとても大きく、様々な「パワースポット」が注目される中で存在が知られるようになって来ました。
あなたも運が良ければ指輪が手に入るかもしれませんよ。
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