レゲエを聞き始めると、レゲエ独特の言葉があります。
有名なのがレゲエの挨拶(あいさつ)でもある「ヤーマン」です。
でも、レゲエを聞きなれていない場合はよくわからなかったりしますよね。
レゲエのリズムとかが気持ちいいので、できたらもう少しレゲエのことが知りたかったり。
そこで、レゲエの挨拶のヤーマンの意味や他のかっこいい言葉を紹介していきます。
また補足なんですが、沖縄でも「ヤーマン」って言葉を話します。
ごっちゃにしている人もいるようなので、これも説明していきます。
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目次
レゲエの挨拶ヤーマンの意味は?
ヤーマンの意味は?
レゲエの歌詞は、英語とアフリカ語をベースとした言葉、パトワ語がレゲエ用語として使われます。
そのパトワ語の「ヤーマン(Yahman)」とは、「Yeah man」がなまった言葉(英語崩れ)と言われています。
英語の「調子はどう?」とか「最近、どう?」という相手の様子を聞くときに使うのが一般的です。
日本語では、「よー元気?」の「よー」ですね。
「ヤーマン」といいながら拳(こぶし)と拳を合わせるのが挨拶(あいさつ)です。
また、ヤーマンは感動や感嘆を表す言葉としても使うことがあります。
そもそもレゲエという言葉の由来は?
そもそも「レゲエ(reggae)」の由来はいろいろな説があります。
レゲエは「ぼろ、ボロ布、または口げんか、口論」という意味のジャマイカ英語のスラングである(パトワ語)の「レゲレゲ(rege-rege)」が転じたものというのが有力。
レゲエは60年代末にジャマイカでスカ(アメリカのR&Bの影響を受けてできたジャマイカの特有の音楽)が発展してできた音楽です。
ゆっくりとした曲調に社会的メッセ―ジの強い歌詞が特徴です。
日本でいうところのフォークソング?的なものなのかもしれません。
レゲエのかっこいい言葉は?
では、レゲエの歌詞に使われているパトワ語。
正式名称「ジャマイカ・クレオール語」といいます。
ジャマイカの一部で使われています。
そんなレゲエの歌詞に使われている、かっこいいい言葉を少し紹介しようと思います。
レゲエの言葉はこれを覚えておこう!
まずは、「ヤーマン」と挨拶されたときに返す言葉。
Everything Criss(エヴィシン・クリス):「うまくいってるよ!」という意味。
Vibes(バイブス):「バイブス上げていこうぜー!」と言ったらもっとテンションあげていこうぜという意味になります。
レゲエシンガーだけなくラッパーもよく言っていますよね。
他にはこんな言葉がある
他には、
- Wat Chya(ワチャ):これ見て注目!という意味。
- Run the tune(ロンザチューン) :「曲をかけろ」「ならせ」という意味。
- Irie(アイリー) :「楽しい」「うれしい」「平和」のような意味でポジティブな言葉。
- Fi Real(フィリール) :「ホントに!?」「マジで!?」という感じの言葉。
などなどです
他にもいろいろありますが、パトワ語で検索するとでてきますので、気になった言葉を調べてみるとレゲエを楽しく聞くことができますよ。
ヤーマンの意味って沖縄では?
さて、最後に沖縄で使われる方言の「ヤーマン」という言葉の意味もお伝えしますね(レゲエの意味とごっちゃにしている人もいるので)。
これは沖縄の方言の「ヤー」でお前という意味もあります。
またヤマンという方言もあって、これは「痛くない」という意味。
ちなみに「痛い」は「ヤムン」です。
レゲエで使われる「ヤーマン」「ヤマン」は挨拶なので、全く関係はないようです。
レゲエを良く知らない沖縄の人がレゲエを聞いたら、何が痛くないんだろう?ってなるんでしょうか???
拳(こぶし)と拳をあわせてますしね(笑)
最後に
レゲエのヤーマンの意味や他の言葉について解説しました。
その日の気分で楽しむことができるレゲエ。
ラテンのリズムが心地いいです。
私は、平和で陽気な感じが好きです。
音楽の楽しみ方は人それぞれ、歌詞の意味を調べて楽しむのいいと思います。
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