初めてミニチュアシュナウザーを飼うことになり、これから始まる愛犬との楽しい生活へのウキウキ感とともに、どのようにしつけをしたら良いのだろう?と戸惑いを感じている方もいるのではないでしょうか。
ミニチュアシュナウザーは室内犬としてとても飼いやすい犬種です。
また、わんぱくですが賢く飼い主に従順な性格なので、しつけをしっかりすれば子どもの面倒まで見てくれる正にベストパートナーとなること間違いなし!
では、そんなミニチュアシュナウザーにはどのようなしつけをすれば良いのでしょうか?
実際にミニチュアシュナウザー5歳♂を飼いながら4歳の娘を育てる筆者が、ミニチュアシュナウザーのしつけ方と注意点をまとめました!
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目次
ミニチュアシュナウザーのしつけ方とは?
社会化期の過ごし方が重要!
まず、しつけを始めるタイミングは子犬の段階が理想的です。
これはミニチュアシュナウザーに限らないのですが、一般的に生後3週齢〜12週齢を「社会化期」といい、この時期の子犬は外界の刺激を受けやすく脳が急激に発達すると言われています。
この頃に親兄弟と過ごすことができれば、犬社会の上下関係や「やって良いこと・悪いこと」を自然と身につけることができます。
この時期の子犬を一頭飼いで家族に迎え入れるのであれば、できるだけ他の犬と接する機会を与えてあげることがとても重要です。
例えば、動物病院や愛護団体が企画している「パピーパーティー(子犬のパーティーという意味:同じくらいの年齢の子犬たちが集まって社会性を身につけることができるパーティー)」に参加させたり、ドッグランに連れていってあげたりすることで、他の犬と遊んだり喧嘩したりする中で社会性を学ばせるのです。
この機会がなければ、その後人間がどんなに頑張ってしつけをしても、吠え癖や噛み癖が治らないということもあり得るかもしれません。
実際、うちで飼っているミニチュアシュナウザーとは生後8週でとあるペットショップで出会いましたが、当時のペットショップのスタッフさんが社会化期の時期を見すえて、あえて柴犬と同じお部屋に入れて生活させていらっしゃいました。
おかげで、今思えばしつけもしやすく、無駄吠えもしない良い子に育ってくれたのかなと思います♪
ちなみに、ミニチュアシュナウザーは体力があり遊ぶことが大好きなので、同じく活発で社交的な特徴のある柴犬やコーギーとは相性が良いように感じますね。
しつけの基本は「わかりやすくはっきりと」
ミニチュアシュナウザーは賢くしつけがしやすい犬種とされています。
そうは言っても、飼い始めたばかりでのしつけは、なかなか大変なもの。
では、どのようにしつけをしていけば良いのでしょうか?
ポイントは「わかりやすくはっきりと」しつけ行うことです。
まず、良いことをしたら「Good!」や「よし!」というように、単発でわかりやすい言葉をかけながら、笑顔で思う存分にスキンシップをとってほめてあげます。
そして、反対に悪いことをしたら「No!」や「ダメ!」というように低いトーンで目線を合わせながら厳しい表情で注意をします。
ここで、主にしつけが必要な内容をまとめると・・・
・トイレ
家の中の決められた場所でトイレを出来るようにする
・吠え癖
知らない人や犬に対してむやみに吠えてしまう癖を治す
・噛み癖
甘噛みの延長が原因で何でも噛んでしまう癖を治す
・お散歩
リードを引っぱることなく飼い主の後ろについてお散歩できるようにする
これらのときに、ちゃんとはっきりとわかりやすく伝えてあげることが大事です。
これらはあくまで必要最低限のしつけとして挙げていますが、そのほかにも「おすわり」や「伏せ」などは、飼い主との従順関係をさらに深めるためのしつけと言えます。
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しつけは時間のかかるものと考える
しつけをしていく上で、「なんで言うことをきいてくれないんだろう?」というしつけの「壁」にぶち当たることがあるかもしれません。
そんなときは、決してあせらないでください!
しつけは、1日2日で完了するものではありません。
日々、繰り返し行うことで、段々と覚えていく、大変時間のかかるものです。
いくら賢いと言われているミニチュアシュナウザーでも、みんな同じ性格では決してありません。
それぞれ苦手なことや嫌いなものがあるものです。
そのことを最初からとらえておき、あせらずじっくりとしつけをするという心の余裕を持つこと!
ある程度の時間がたてば従順関係も築かれて、できなかったこともいつのまにかできるようになっていた!?なんてこともあり得るかもしれませんよ。
ミニチュアシュナウザーの叱り方とは?
では、悪いことをしたときはどのような叱り方をすれば良いのでしょうか?
ミニチュアシュナウザーはわんぱくな性格の反面、とても神経質で敏感な面も持ち合わせています。
そんなミニチュアシュナウザーには頭ごなしに大きい声を出して叱ったり、ましてや叩くなどの体罰を与えることは決してしてはいけません。
そのような叱り方をしたら、その後そのことをずっと覚えていてストレスをためてしまう原因になりかねません。
では、正しい叱り方とはどのようなにすれば良いのでしょうか?
それは、すでに前の項目ででも挙げたように、はっきりわかりやすく「ダメなものはダメ」と教えてあげるということです。
ミニチュアシュナウザーは、飼い主に従順な性格と言われるように普段の生活から飼い主の表情や行動をたいへん良く見ています。
頭ごなしに叱るのではなく、しっかり目を見て教えてあげるということを常に意識し、一回言ってもできなければ根気強く言い続けることが大切です。
最後に
ミニチュアシュナウザーのしつけの仕方と叱り方を紹介しました。
いかがでしたか?
家族の一員として迎え入れたミニチュアシュナウザーが、最高に幸せな犬生を生きてもらうためにしつけをしっかりして最高のパートナーになれたら良いですね♪
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