学校に行っていると、秋に文化祭をやりますよね。
文化祭って秋にやることが多いです。
でも、これってなぜなんでしょう?
何か理由があるのでしょうか。
またそもそも文化祭をやる理由ってあるのでしょうか。
そこで、文化祭を秋にやる理由とそもそもの文化祭の意義を説明していきます。
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目次
文化祭はなぜ秋にやるの?
学校行事に欠かせないイベントといえば、文化祭!
学校によっては、学園祭、学校祭、学院祭などと呼ぶこともあります。
まずは文化祭が、なぜ秋にやるのかについて、まとめてみました。
調べてみると決定的な理由も決まりもないようなので、いくつかのポイントからまとめてみました。
季節的な理由で秋に文化祭をやる?
日本には日本特有の四季、春夏秋冬があります。
この四季から考えると…
冬はどう?
真冬の寒さと言ったら…寒い日に外で活動も億劫(おっくう)。
他には、模試、試験、学級も一学年上がる、小学生→中学生、中学生→高校生、高校生→大学生、春に向けての準備期間、一年の締めくくりで忙しい時期でもあります。
春は?
春は入学の時期。
新しい学校、クラスなど、学生さんたちには変化の季節。
新しい仲間と、いきなり、文化祭の出し物やりましょう!って、仲良く、団結するきっかけにはなりそうな気もしますけど、他の勉強などに支障が出てきそうですね…。
気候はちょうど良さそうですが…。
夏はどうなの?
夏はとにかく暑いっ!
日本はどんどん猛暑日が続いている夏。
食品衛生上、集団食中毒も起きやすい。
そして、夏休みもある!
やっぱり秋がいい?
秋は夏休み中に友達との交流も深め、そして、長かった休みで、学校生活もだるく感じる学生さんたちを目覚めさせるよい刺激剤(しげきざい)ってところでしょうか。
気候も暑すぎず、寒すぎず、ちょうどいい頃です。
こんなふうにどの季節がいいかを一つ一つ見ていくと、秋になるのはわかります。
春もいいけど、まだ新生活になじんでいないし、夏は暑い、冬は寒いですもんね。
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〇〇の日という観点から秋に文化祭
秋に文化祭をやるのは、『11月3日が文化の日だから。』という理由もあります。
“文化の日”は、【平和を愛し、文化をすすめる。】日と、日本の祝日に定められています。
文化の祭り、“文化祭”は文化の日の時期である秋にやろうということも、当然に流れですね。
そもそも文化祭ってなぜやるの?その意味は?
文化祭を行う理由を筆者的に見てみると…
筆者のイメージとしては、体育祭は体育部、文化祭は文化部のメインイベント。
体育系の部活では、試合等の大会もあり、文化部も展覧会などの参加で、どちらも何かしらの発表の場があるとは思いますが、日頃クラスで接してる友達の違う一面がみられる貴重な機会とも言えるんではないでしょうか。
また、小・中学の時に高校生や大学生の行う文化祭を見て、高校生や大学生がとても大きな存在に見えて、自分たちも、いつかあんなふうに出し物をやるんだ!と憧れを抱いていたこともあります。
文化祭をやる理由や意味を学習指導要領から見てみると…
文化祭をやる意味として、文部科学省が定める学習指導要領では、学校の行事の目的として
- 人間関係をうまく、形成するため
- 集団生活で所属しているという実感や、連帯を深めるため(協調性を育む)
- 公共の精神を培って、より良い学校生活を築くため
を挙げています。
確かに文化祭はクラスや部活のみんなで、一つのことを達成する意味合いもありますよね。
自分自身はこの集団の中で、どんな風に動いて何が得意で何が好きかを、自分が動くことや他の発表によって気付くこともあり、そんな文化祭の醍醐味ともいえますね。
まとめ
文化祭とは楽しい思い出だけでなく、学生さんたちの自主性、協調性を育てることができます。
自分の得意なこと、好きなことが発見できたり、思い通りにいかず、悔しい思いもしたりとすることもあります。
学生中心に行われる学校行事ですしね。
これから、少子化が進んできて、文化祭もまた時代によって、時期や形式など変化するかもしれませんが、参加すれば、きっとイイ思い出として残る学校行事の一つであることに変わりはないでしょうね。
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