読書初心者の選び方!おすすめ本10選も紹介します!

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読者初心者の選び方は?

趣味が読書という人は結構いると思いますが、逆に本は読まないという人も結構いると思います。

「本を読んでると、眠くなるんだよね」とか「文字が多いと、退屈になってきちゃうから、結局最後まで読めない」など、本を読む習慣のない人はだいたいそういわれます。

そんな読書初心者の方々にも、選び方や読みやすい本やなんかを紹介したいと思います。

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読書初心者の選び方は?どんなふうに本を選ぶの?

読者初心者の最初の本は…

そもそも本を読む習慣のない方が、いきなり分厚くて難しい文庫本をトライするのは、

  • めんどくさくなって途中で読むのをやめてしまったり
  • 難しく感じてしまったり

と、読書に対していいイメージが付かず、結局「読書嫌い」になってしまいます。

 

読書初心者のまず始めは…

まず始めは、本を読む習慣を身に付けることからスタートしましょう。

本の種類は、何でもいいです。

漫画でも、絵本でも構いません。

本を読む時間を作る、ということから始めてみてください。

例えば、お気に入りの音楽をかけながら、飲み物と軽い食べ物を用意して、ゆったりとした椅子にでも座って本を開いてみてください。

形からでもいいのです。

本を読む時間を演出するのも、ひとつの方法だと思います。

 

読書初心者が本を選ぶときは…

そして、本を選ぶときですが、読書初心者は文字が多いと疲れてしまう場合が多いです。

本自体の厚さが薄いものを選ぶといいと思います。

ページ数でいうと、100ページ前後です。

これぐらいの量であれば、一冊読み切るのにそう労力はいりませんし、時間もあまりかかりません。

もしくは短編集を買って読んでみるのもいいかと思います。

1作品1作品が短いので、1作品を読み終えた達成感で読書が好きになりやすくなります。

 

また、挿し絵などのイラストや写真などがあるものを選ぶと、より読みやすくまた物語の風景や舞台なんかを頭の中で想像しやすいと思います。

本屋さんに行ったら、綺麗だな、と思った表紙などを手に取ってみてください。

 

ドラマや映画になったものも

ドラマや映画などになった原作などもオススメです。

読書初心者はその本の世界に入り込む前(その本の魅力を知る前)に挫折してしまいがちです。

ドラマなどである程度背景がわかっていると、その本の世界に入りやすいですしね。

内容は分かってしまっているものもあるかもしれませんが、小説ではドラマや映画では描かれなかった部分もありますので、より深く楽しめると思いますよ。

 

友達に聞いてみるのもいい!

あとは、友達や知り合いにおすすめの本を聞いてみるのもいいと思います。

軽いあらすじやおすすめポイントなんかも教えてくれると思いますので、その中から、自分が興味を持ったものを選んでみればいいと思います。

また、友達に聞くと読まなければならない感じにもなって(笑)、読書を始めようという気持ちになりやすいです。

 

小説に抵抗がある場合は…

小説に抵抗がある方は、エッセイなんかもおすすめですし、比較的文字数の多い漫画でもいいと思います。

エッセイであれば、「あ、わかる!!」と共感したり、「へー、なるほど」と気づかされたりとリアルな日常を描かれているからこそ読みやすいと思います。

村上春樹さんとか有名な作家さんもエッセイを出していたりしますよ(ちなみに村上さんのエッセイで有名なのは「村上朝日堂」というエッセイです)。

文字数の多い漫画は、挿し絵の多い小説とあまり変わりませんので、そこから徐々に小説へと移行していってもいいかもしれません。

例えば、富樫義博さんの「ハンターハンター」なんかは、そこらの小説よりも物語を読み解くのが難しかったりします(笑)

読書初心者におすすめの本は?

読書を始めるのにおすすめの本 初心者に読んでほしい本10選

ここでは、私の独断と偏見で、おススメしたい10冊を紹介したいと思います。

読書初心者の本を選ぶときの参考にしてくださいね。

 

モモ(ミヒャエルエンデ 作)

モモは私が学生の時に、何度も読み返した本です。

この人の作品で有名なのは映画にもなった「ネバーエンディングストーリー」ですが、個人的にはこちらのほうが好きです。

不思議な少女「モモ」と時間泥棒のお話でどちらかといえばファンタジー色が強いですが、現代に通じるような背景があります。

しかも、この元になった話は作者が列車の中で突然現れた人物から聞いたらしく、その不思議な経験がこのお話の世界観をより不思議な感じにさせています。

ページ数は多いですが、時間があれば読んでいただきたい作品です。

 

あしながおじさん(ジーン・ウェブスター 作)

昔から有名な作品である「あしながおじさん」です。

これは文面が主人公の少女の手紙形式で書かれているので、読みやすい作品だと思います。

孤児院にいる主人公ジュディが、匿名で学費を援助されその相手に毎月手紙を送る、というストーリーです。

援助制度を「あしなが基金」という名前で呼ぶのは、この物語からきているようです。

 

源氏物語(紫式部 作)

源氏物語は言わずと知れた古典作品です。

原文で読むと大変読みづらいですが、源氏物語は現代訳にも漫画にもなっていますので、読むのであればそちらをおススメします。

古典作品なので皆さん難しいと思われがちですが、その内容は、はっきりいって女性週刊誌に載ってそうな話です(笑)

主人公の光源氏が、いかにダメ男か、が書かれている作品です。

 

五分後に意外な結末

この「五分後の意外な結末」は短編集で、様々な方が作品を書いています。

一つのお話は、本当に5分以内に読めてしまうので、初心者向きだと思いますし、内容もハッとしたりゾッとしたりとなかなか面白いです。

時間がない方でも読めるので、手軽だと思います。

 

銀河鉄道の夜(宮沢賢治 作)

宮沢賢治の作品はどれも独特な世界観がありますが、「銀河鉄道の夜」はまさにそんなお話だと思います。

少年ジョバンニと、その友人カムパネロが二人で銀河鉄道の旅に出ます。

旅の途中で二人は色んな星を訪れ、様々な人たちに出会い不思議な体験をします。

この独特な物語の世界は読んでいると 思わず現実世界を忘れてしまいます。

こちらも漫画になっていますので、読みにくければそちらでもいいと思います。

 

マディソン郡の橋(ロバート・ジェームズ・ウォラー 作)

マディソン郡の橋」は映画にもなった作品ですが、映画より絶対こちらをおすすめします。

夫も子供もいる主人公の女性フランチェスカは、家族の留守中に出会った写真家のローバトと、4日間だけの恋に落ちるお話で、本当の恋愛とは?というのを感じさせる作品です。

読み進めるたびに、二人の想いの切なさが胸を締め付けていきます。

本を読んでいて、こんなにも読み切るのがもったいないと思ったことはありませんでした。

恋愛ドラマが好きな方にはぜひ読んでほしい作品です。

 

おしまいの日 (新井素子 作)

おしまいの日」は私の大好きな作家の新井素子さんが書かれた作品です。

このお話は、最初とても穏やかに始まりますが、やがてどんどんゾッとする内容になってきます。

文面は、主人公の日記形式で書かれているので、とても読みやすいのですが…。

これがあとあと効果的になってきます。

サイコホラーというジャンルになるのでしょうか?

新井さんの本は比較的読みやすいので、初心者向きとも言えます。

 

チグリスとユーフラテス (新井素子 作)

こちらも同じく新井素子さんの作品です。

最後の子供・ルナによって、コールドスリープから次々に起こされていく人たちのお話です。

ジャンルはSF小説になるのでしょうが、難しいSFの知識は一切いりません。

むしろ、舞台が未来、というだけで、内容は全く違います。

  • なぜ最後の子供が生まれてしまったのか?
  • 生きることのほんとうの意味は?

そんなことを考えさせらる作品です。

結末は、何とも言えない気持ちになります。

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BASARA(田村由美 作)

BASARAは漫画です。

未来の日本が舞台になっています。

とある村に運命の子供が生まれ、やがて民衆を率いる存在になると予言された主人公。

そして、同じ時代にもう一人、運命の子と予言された人物がいました。

二人の運命が、激動の時代に深く交わっていきます。

ジャンルとしては、一応恋愛漫画です。

こんなあらすじなのに…です(笑)

数々の個性的な登場人物たちが、とっても素敵です。

 

からくりサーカス(藤田和日郎 作)

からくりサーカスも漫画です。

この方は「うしおととら」を描いた方でもあります。

主人公の少年 勝と、同じく主人公の青年 鳴海の物語が交錯するまさにからくりだらけのお話です。

現代、過去が絡み合って、ドキドキ・ハラハラのストーリーで、物語の後半には、すべてのからくりがひとつになっていきます。

読み始めると止まらない作品です。

 

最後に

読書初心者へ本の選び方やおすすめの本も紹介しました。

今回、読書初心者の方へのおすすめ方法を書きましたが、『まずは本を読む』という習慣が一番大切なんじゃないかと思い、おススメ作品の中に漫画も入れました。

まずは、本を読む時間を作ることから始めてみましょう。

最初は30分くらいで構いません。

そして、作品・ジャンルはなんでもいいです。

そうすれば素敵な本の世界に飛び込むことが出来るでしょう。

そこで、素敵な本に出合ってほしいと思います。

ぜひ本を読む、ということを楽しんでくださいね。

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