先日、久しぶりの友人と食事をしているときに、こんな話題になりました。
「子供にお手伝いってさせてる? させてる場合、お駄賃っていくらぐらいあげてるの?」
うちの家庭では、お手伝いを昔からさせていますが、お駄賃はあげたりあげなかったりです。
そこで、周りのママさんなどから聞きながら、子供のお手伝いにお駄賃の相場やメリットデメリットについてまとめました。
子供のお駄賃をどうするか考えるときの参考にしてくださいね。
スポンサーリンク
目次
お手伝いを子供にさせるときのお駄賃の相場は?
子供にお手伝いをさせるにはお駄賃って…
まず、そもそも子供にお手伝いをさせるには、どうしたらいいのでしょうか?
周りのママ友さん達に聞いてみると、
「お手伝いをしてくれたら、お駄賃をあげるよ」
というと、子供はお小遣いが増えるということで、お手伝いをしてくれるようです。
子供は、欲しいものがあれば頑張ってくれますし、お小遣いも増えることで、張り切ってやってくれることもあるみたいです。
子供って正直ですね。
まあ、大人もごほうびがあれば頑張れるので、子供のことは言えないかもしれません(笑)
お手伝いのお駄賃の相場は?
では、お手伝いをしてもらったら、お駄賃はいくらぐらいあげているのでしょうか?
これも、周りのママ友さん達に聞いてみました。
- 「一回してもらうごとに10円」
- 「お手伝いの内容によって、10円~100円」
など、最大でも100円までが多かったです。
お手伝いの内容によってという場合は…
お手伝いの内容によってというママ友さんの家では、
- お風呂洗いは10円
- 洗濯物を畳んで片づけるのは50円
- 食器洗いなら100円
と、やってもらえれば助かるような、めんどくさいものになればお駄賃が高くなるよう決めているそう。
こんなことを言うと怒られそうですが、ママもちゃっかりしていますね(笑)
回数でお駄賃の額を設定している場合も…
また、回数によって金額を設定しているママ友さんもいました。
1ケ月の間にお手伝いを、
- 10回したら100円
- 20回なら200円
- 毎日してくれたら、ボーナスを付けて500円
のようにお手伝いの回数が多くなるとお駄賃の額もあがるようにしいてるそうです。
11回や12回だと、10回と同じカウントになるそうです。
確かにこの制度を導入すると、子供もお手伝いをするモチベーションがあがりそうです。
資本主義!って感じですね(笑)
お小遣い制を導入している場合との違いは?
あと、
- 月のお小遣いを渡している家庭では、お手伝いの単価は10円~
- お手伝いでお小遣いを稼ぐ制度にしている家庭では、50~100円
などお小遣いはなくお駄賃制のみ家庭は少し単価が上がるみたいでした。
それぞれ家庭のお台所は無限ではないですもんね。
各家庭とも考えながらやっていることがわかります。
子供のお手伝いにお駄賃をあげるメリットやデメリットは?
子供にお駄賃をあげるメリットは?
最初にも書きましたが、お手伝いすことによってお駄賃を貰えるとなると、子供はお手伝いをしてくれやすくなります。
また、自分が働いてもらったお駄賃なので、子供は「お金はそう簡単に手に入らない」ということに気づきますし、お金の使い方を考えるようになります。
自分が欲しいものがあれば、お金を貯めるという目標もできますし、計画的にお金を使う癖もつくようです。
コツコツと貯めたお金なので、無駄遣いも少なくなるようですよ。
スポンサーリンク
子供にお駄賃をあげるデメリットは?
一方、お手伝いをするたびにお駄賃をあげていると、いざ何かお願いするときに、お駄賃をアテにするようになる傾向があるようです。
何かをすれば、必ず見返りがあると思ってしまうのでしょうね。
- 「これを手伝ってあげれば、お母さんが喜んでくれる」
- 「これをしてあげれば、家族が助かる」
というような、思いやりの気持ちで動くというより、
- 「これを手伝えば、幾らもらえるんだろう」
- 「これをすれば、これくらいは貰えるかな?」
という感じで考えてしまいがちになるようです。
子供のお手伝いにお駄賃をあげることは、お金を稼ぐことの大変さやお金の使い方やありがたみを学べるメリットがある半面、対価を求めるようになり、見返りがなければ動いてくれなくなるというデメリットがあります。
最後に
子供たちが積極的にお手伝いをしてくれるようにするには、一番手っ取り早いのはやっぱりお駄賃をあげることでした。
上のメリット・デメリットでも書いたように、お駄賃をあげることには良い面や悪い面があります。
お駄賃をあげることでお金の大切さを知ってくれますが、お手伝いをしてくれたらお駄賃もあげるけど、見返りがあってもなくてもお手伝いをするような子供に育てたいですよね。
そのためには、「お手伝いをしたことで、家族が喜んでくれた」というようなお金以外のやりがいや喜びもあればいいのかなと思います。
そこで、ついつ忘れがちですが、
- 「手伝ってくれてありがとう」
- 「いつもありがとう」
などお手伝いをしてくれたときは、感謝の言葉を伝えてみましょう。
私たち親だって、子供から「お母さん、いつもありがとう」って言われたら、嬉しいですもんね。
まずは親から子供に「ありがとう」と伝えることが大事です。
子供は親のマネをするものです。
そんなふうに「ありがとう」とともにお駄賃をあげると、人から感謝したことをするとお金がもらえるんだという仕事の本質を子供に伝えることができますしね。
やりがいはお金だけではないってことも暗に子供に伝えることもできます。
なので、私もこれからは、子供に「ありがとう」を伝えていこうと思います。
スポンサーリンク