東京都の登山スポット・高尾山。
登山コースは初心者向きで、都心の新宿から電車一本とアクセス良好なので気軽に登れる山として東京都民に愛されています。
ミシュランガイドに掲載されてからは海外からの旅行者にも話題となり、いまでは休日ともなると大混雑する人気の山となりました。
そんな、みんな大好きな高尾山ですが、初心者向きといってもどんな格好をしていけばいいの?と思う人もいるはず。
スニーカーやサンダルでも大丈夫なの?なんて思ってみたり。
小さい頃から何度も高尾山を登った経験を踏まえ、高尾山に向いている服装をご説明しようと思います。
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目次
高尾山はスニーカーやサンダルで大丈夫?どんな服装がいいの?
高尾山はスニーカーで登れるの?
高尾山は山としては比較的登りやすく、登山というよりはハイキングという感覚で楽しめます。
高尾山は都内の小学生の遠足の定番でもあり、登山コースが難易度別にいくつかあります。
初心者向けのコースであれば舗装もされているので、歩きやすいスニーカーと動きやすい服装で登れます。
でも、スニーカーでも靴底がすり減っていてグリップ力がなかったり、靴底がすべりやすい素材だったりした場合は、坂を登る負担が大きくなります。
滑りにくいスニーカーで登るようにしましょう。
もちろん初心者向けの舗装されたコースで登らない場合は、いわゆる山道なので登山靴で登れた方がいいかと思います。
高尾山にサンダルって?初心者向けの山だけど…
でも、いくら初心者向けの山だからといってあなどってはいけません。
登るだけで1時間半ほどかかりますので、登山用ではない普段着のスカートや動きづらいピッチリしたデニムパンツは避けたほうが無難です。
ジーパンでも歩けるのですが、ゆったりとした服装で行かれた方がより高尾山をストレスなく楽しめると思います。
たまにサンダルやパンプスで登る人がいるそうですが、絶対にやめたほうがいいです!
登り始めたら足を怪我しても途中でやめることはできないので(登ってきた分降りなければ帰れないです)、最低限足元は守るようにしてください。
スニーカーと靴下は必須です。
虫刺されや怪我を防ぐために長袖長ズボンがベストです。
ですがそんなに標高が高い山ではないので、夏などは登っていてかなり暑いかもしれません(標高が高いと涼しいです)。
山の基本ですが、脱ぎ着がしやすい格好がおすすめ。
パーカーにズボンなど動きやすい格好であれば、登山専用の服装でなくても大丈夫です。
また、カバンはリュックなど手が空くカバンがいいかと思います。
坂道なのでどうしてもつまずいたりして転倒しそうになることがあります。
そんなときに手が空いていると少しでも安全です。
高尾山初心者の持ち物は?何を持っていけばいいの?
高尾山で食べ物飲み物持参?
初心者が気になるのは持ち物ですよね。
高尾山は比較的山頂も整備されていて簡単な食事どころもあります。
ちょっと割高ですが荷物を持ちたくない人は、山頂で食事や飲み物の調達が可能です。
また中腹にも売店や自販機があるのでそんなに飲み物について心配する必要はありません。
途中売店でアイスを食べたりしながら休憩するのも楽しみの一つです。
ただし、やはりふもとに比べると高価なので、高いお金を払うのがシャクだわ!という人はお弁当や飲み物は持参しましょう。
また、脱水などにならないように、わたし個人的には飲み物は持参した方がいいかなとは思います。
ウエットティッシュなどもあれば便利ですが、お手洗いや水道も途中でいくつかあるので必須というわけではありません(もちろんあれば便利です)。
休憩中にお菓子などを食べたい場合は小さめのゴミ袋も一緒に持って行きましょう。
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これがあって良かった
わたしが持っていってよかったと思ったのは、簡易的なビニールのレインコートです。
標高が低いとはいえ山なので、急に大雨が降ったことがありました。
とても傘をさしながら登ることはできないので念のためレインコートがあると安心です。
本来山登りでは簡易的なレインコートではなく、アウトドア用の本格的なレインコートがあった方が蒸れにくくて水も通さないのでいいのですが、高尾山は気軽な登山という目的の人も多いと思います。
そんな人もビニールのレインコートくらいは持参した方がいいかと思います。
また、山登りは自分が思っているよりも日に当たっています。
うっかり焼けると後々後悔するので、日焼け止めや帽子があったほうがいいと思います。
高尾山の中腹にはお寺があり、登山中に通りがかります。
お参りをしたい人は小銭があるといいですね。
気軽に楽しめる高尾山
高尾山に登る際の服装や持ち物を説明しましたが、高尾山はケーブルカーやリフトでも登ることができます。
やはり登山道を登るのが気持ちいいですが、不向きな服装で行ってしまったり天候がいまいちな時はケーブルカーで登っても楽しいと思います。
登山道を往復できるか体力が不安な人は、帰りだけリフトに乗るという選択肢もアリです。
都心から程近くて気軽に登れる高尾山。
怪我や遭難に気をつけて、ぜひ一度足を運んでくださいね。
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