妊娠中の眠気、本当に辛いですよね。体の変化や体調もいつもと違うのに、眠気までくると本当にしんどいです。
私は妊娠34週になるまで妊娠前と同じ職場で働きましたが、午後の時間に強烈な睡魔が度々やってきて、やりすごすのにとても苦労しました。
睡魔に襲われる、というのは周りの同僚や上司にはなかなか理解されがたいですし、休みの日に休んでいると、主人には「よくそんなに寝れるね〜」と言われてしまうような状態でした。
そこで、
- 妊娠中にずっと眠い理由
- この眠気がいつまで続くのか
- 眠気対策
について解説していきます。
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目次
妊娠中はずっと眠い!その理由は?
妊娠中の眠気には、理由があると言われています。
妊娠初期の眠気の理由は?
夜にきちんと寝ているのに眠い、というのは妊娠初期に見られる代表的な「眠りつわり」の症状だそうです。
眠りつわりのはっきりした原因はわかっていませんが、妊娠初期はプロゲステロンというホルモンが妊婦さんの体内で増えます。
生理前にもこのホルモンは増えるので、月経前症候群(PSM)に似た症状が、妊娠初期はしばらく続くことが多いようです。
つわりの症状の原因がホルモンの増加のせいと言われていて、その中の一つが眠気と言われています。
また、妊婦さんはお腹の赤ちゃんに栄養を渡しているから眠くなりやすい、という意見もあります。
体温も高温期となっているため、循環血液量が増えます。
普段と同じ様に生活していると、体が疲れやすくなってしまう可能性もあります。
妊娠後期の眠気はどうなの?
妊娠後期になると、初期のころのプロゲストロンは比較的減少するのですが、代わりにエストロゲンというホルモンが妊婦さんの体内で増えていきます。
このホルモンは、眠気を抑えるとい言われています。
妊娠後期になると、このホルモンの影響で夜の眠りが浅くなってしまう妊婦さんが多いようです。
また、お腹が大きくなるので眠る時の体勢が辛かったり、膀胱が圧迫されてトイレが近くなってしまったり、妊娠後期の妊婦さんは夜の眠りが浅くなってしまいがちです。
熟睡しているつもりでも、実はできていない妊婦さんが多く、昼間に眠気を感じてしまう原因となっているようです。
妊婦が眠いのはいつまで?
妊婦さんの眠気については個人差ががあり、いつまで続くのかという、はっきりした時期はありません。
「〇〇までです!」と言ってあげたいのですが、本当に個人によって違うので、はっきりとしたことが言えません。
これは、妊娠初期のプロゲストロンのホルモンが分泌され続ける時期や、影響をどれだけ受けるかは、妊婦さんそれぞれであるからと言われています。
一般的にはつわりが収まる安定期のころに眠気も収まると言われてるいますが、妊娠後期までホルモンの影響を受け続けて眠気つわりが続く妊婦さんもいらっしゃいます。
また、上にも書きましたが、妊娠後期も夜の睡眠が浅くなりがちで、昼間に眠くなってしまう妊婦さんも少なくありません。
なので、子供が生まれるまで「ずっと眠い」という妊婦さんもいます。
子供ができるのは嬉しいことですが、ずっと眠気が続くと大変ですよね。
そこで次の項目で妊婦さんの眠気対策について解説していきますね。
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妊婦の眠気対策は何かある?
短時間でも眠る
対策になってないかもしれませんが、1番は短い時間でも眠ることが望ましいです。
眠気は、体が「睡眠が足りてないよ」と言っているサインです。
働いているとなかなか時間を取るのが難しいかもしれませんが、昼休みの時間に横になるだけでも体が楽になると思います。
私は周りの同僚に「具合が悪い時は少し休ませてもらいます」と事前に伝えておいて、仕事の合間をみて別室で横にさせてもらってました。
眠気の中で無理に働くより、目覚めてから仕事をする方が効率が良かったように思います。
食べたり飲んだりする
食べたり飲んだりするのも刺激になって、眠気対策になります。
仕事の合間にガムを食べて睡魔を紛らわせる妊婦さんはとても多いです。
ガムのほかにも、ちょっとつまめるお菓子でも気分転換になります。
また、冷たい飲み物は目も覚めやすいですが、妊婦さんは冷たいものの取りすぎには注意していだきたいので、常温や温かい飲み物での気分転換をおすすめします。
手を洗う
本当は思いっきり顔を洗いたいところですが、手を洗うだけでも効果的です。
仕事中でも自然にできますし、眠い時に手を洗うと体が驚くのか、想像より目が覚めます。
その後にハンドクリームを塗って気分転換をすることもおすすめです。
ハンドクリームの香りって落ち着きますよね。
最後に
妊娠中の眠気の理由や対策を紹介しました。
妊婦の眠気対策として色々書かせて頂きましたが、妊婦さんはお腹に赤ちゃんがいる身であるから、疲れやすいのは当然なんです。
自分にあった行動をする、というよりは、普段よりゆったりした行動をすることで、体が楽になるかもしれません。
決して無理はしないようにマタニティ生活をお過ごし下さい。
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