夫婦共働きであると、どうしても子供の勉強を見てあげる時間が減ってしまいます。
小学生のうちは宿題があることも多いのですが、共働きであるとなかなかチェックしてあげるのも大変です。
そこで共働きの子供の宿題について家庭学習のコツなどを解説していきます。
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目次
共働きの子供の宿題を見るのが大変!
共働きが宿題を見るのを大変な理由は?
冒頭でも書きましたが、共働きで子供の宿題を見るのは大変です。
なんといっても大変なのが時間的な問題です。
小学生の子供の場合、21時から22時くらいには寝床に入る場合が多いと思います。
早いご家庭だったら20時くらいに就寝する場合もあるかと。
つまり、16時から17時くらいに子供も帰宅すると考えると、寝るまでの間に4~5時間くらいしかありません。
帰ってから夕食、お風呂、宿題、明日の準備を4~5時間ほどでおこなう必要があるので結構時間がないんです。
学童もあるけれど…
小学校低学年のうちは学童に預ける共働き家庭も多いと思います。
なので、学童で宿題をやって欲しいと思う親も多いでしょう。
ただ、学童ではどうしても限界があります。
学童によっては熱心に宿題や勉強をすすめてくれるところもありますが、学童には友達がすぐ近くにいるのが難点です。
わが子は宿題をやろうと思っていても、他の子供が遊んだりしていたら誘惑に負けるものです。
子供なので仕方ないですよね。
大人だっていろんな遊びの誘惑に負けてしまうことが多いのですから。
また、宿題をやっている最中に他の子供のお迎えが来たりしたら、どうしても気が散ってしまいがちです。
小学校で共働きのため宿題を見ないとどうなるの?
共働き家庭で子供の宿題を見ないと?
上に見てきたように共働きであると、なかなか宿題を見るのも大変であるし、学童も限界があります。
じゃあ、親は宿題を見なくてもいいのかというと、そんなことはありません。
親が宿題を見ないと、やっぱり子供はサボります。
もし宿題をやっていたとしても、適当にやっていたりします。
例えば、わからない問題があってもとばして放置してしまったり。
仕方ないですよね。まだまだ子供ですもんね(笑)
自宅にはテレビ、ゲーム、漫画、おもちゃなどなど子供を引きつける様々なものがあると思います。
子供は大人より理性がとぼしいので、目先の楽しいことをやりたがって当たり前です。
共働きでも質を高めることはできるはず!
なので、共働きで忙しいとは思いますが、ちゃんと子供の宿題など家庭学習を見てあげた方がいいでしょう。
でも時間ないのが困りものですよね。
ただ、専業主婦のママのように一緒にいる時間が長いこともいいとは思いますが、勉強で大事なのは質です。
なので専業主婦のようにつきっきりで教えた方がいいかというと、一概には言えないです。
なぜなら、共働き夫婦で育った子供は、自分のことは自分で計画を立てる自主的な子供を育つケースも多いからです。
親がベッタリであると、どうしても自主性が育ちにくくなります。
自主的な計画を立てれるようになることは、もっと大きくなってからも通用する技術です。
高校受験、大学受験レベルになると、いくら親が介入しようとしても、自分の自主性がなければ合格しにくくなります。
大学生や社会人になってからの勉強ではなおさら自主性が問われます。
共働きであることは、こんな質の高い学習習慣を身につけるチャンスでもあるんですよ。
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小学生で家庭学習を共働きでするには?
家庭学習に大事なことは
宿題など家庭学習に大事なことは、習慣をつけることです。
なので、小学校低学年のときなどは、短時間でも宿題に集中できたら上等であると考えましょう。
本当に最初は5分集中できたら上等です。
その5分を少しずつ伸ばしていってあげればいいだけです。
もともと、宿題の目的は知識の定着化に加えて、家庭学習の習慣化もあります。
(ちなみに文科省が出している宿題の目安の量として学年×10分と言われています)
宿題という良い習慣に便乗(びんじょう)して、宿題を通して家庭学習の習慣化を目指しましょう。
宿題のチェックはこうしよう!
宿題など家庭学習を習慣化するためには、親のチェックは必要です。
上にも書きましたが、親がチェックしないと子供はすぐにサボります(笑)
特に宿題の習慣がついていない低学年の子供は毎日一緒にやってあげたり、やっているか確認してあげる必要があるかと思います。
また宿題に慣れている中学年以上でも、2~3日に1回はチェックした方がいいかと。
とはいえ、小学生の宿題とはいえ学年が上がるにつれて、少しずつ課題が多く難しくなってきます。
なので、共働き夫婦の場合、平日は完璧にチェックするのは難しいかもしれません。
でも休日はちゃんとチェックできるはず。
できたら平日もちゃんと確認してあげた方がいいのですが、どうしても忙しくて難しい日があれば、平日はサラッと確認して、休日は念入りにチェックしてあげるようにしましょう。
1週間に1回総まとめのチェックを行うイメージです。
ただ休日は時間があるからと、厳しすぎるチェックにはならないようにしましょう。
例えば、漢字の書き取りでちょっとだけ崩れて(くずれて)いて、「教科書通りではないから書き直し!」なんてさせたらかわいそうです。
あまりにも適当だったら注意も必要ですが、ちょっと崩れているくらいだったら大目に見てあげましょう。
平日ちゃんと見れない分休日はゆっくり見てあげる必要がありますが、完璧主義的に厳しいチェックをしすぎると、子供の勉強に対するやる気が落ちて逆効果になってしまいますよ。
教育熱心なのは良いことなんですが、習慣化することが目標なので、厳しすぎないようにしてくださいね。
テレビは宿題が終わってから!
宿題をいつするか?なんですが、できたら夕食前に終わらせた方がいいかと思います。
まだまだ小学生はお子様なので、夕食後は疲れてしまって眠くなります。
そんな眠いなか、勉強したら嫌になってしまい、勉強の習慣化が遠のきます。
また、早く宿題をやった方が楽であることを子供にわかってもらえるので、嫌なことを後回しにしない教育になります。
そして、テレビというご褒美があることで、子供のやる気もあげやすいです。
学童での宿題のやる気も「学童で宿題をやっておくと夕方テレビを見れるよ」などの声かけであげやすくなります。
ほめることが大事
勉強を習慣化させるためには、ほめて子供を調子にのせてあげることも大事です。
宿題をやれと言ってもやらなくて、どうしても叱ってしまいがちですよね。
子供の教育には叱ることも大事なんですが、宿題をやり始めたり、宿題が終わったときにほめてあげることで、子供のモチベーションをあげてやりやすくなります。
叱りながら子供に宿題をさせる場合も多いかもしれませんが、最後にできたときはほめるようにしてあげましょう。
親の時間を確保するコツは?
親が子供の勉強を見てあげるためには、親の時間を確保する必要があります。
そこで、買い物は週末に1回にしたり、宅配などにすると親も時間がとれますよ。
また、子供の勉強をずっと見てあげるのが理想ですが、共働きで時間がなくて難しいご家庭も多いとは思います。
様々な家事や雑務も生活していく上では必要ですしね。
なので、その場合は家事や雑務の合間の細切れ時間に見ていく感じになるとは思います。
そこで大事なのは
- 家事の段取り
- 親の気持ちの余裕
です。
家事や雑務の優先順位もつけて効率よくこなして、なおかつ子供を見ていくためには心に余裕を持って接することが大切です。
親だって人間なので、時にはイライラしてしまうかもしれませんが、できる限りやっていきましょう。
短期的に見たら子供の宿題を見るのは大変とは思いますが、長期的に見たら子供の成長につながると長い目線で見るようにすると頑張りやすくなりますよ。
早朝に勉強や習い事の時間を設けるのも
帰ってから時間がとれないのであれば、あえて早朝に家庭学習の時間を設けるのも一つの手です。
例えば、有名大学に子供が合格した知人家族は、早朝5時ごろから起きて(寝るのは20時~21時)、勉強やピアノの練習をやっていたそうです。
知人家族みたいに早朝5時に起きて習い事までやらなくていいかもしれませんが、5時とはいわず6時に起きたら登校や通勤まで時間が少しでもとれるのではないでしょうか。
知人家族ほど気合を入れてやらなくてもいいかもしれませんが、早朝学習もできるなら取り入れてみてもいいかと思います。
親も早起きになるので、親にとってもいい習慣ですしね。
最後に
共働き家庭の宿題など家庭学習について解説しました。
共働きで大変ではありますが、子供は宿題をチェックしてあげないとサボってしまいます(笑)
子供の将来のために宿題をチェックしてあげましょう。
子供と接する貴重な時間を作ることにもなりますよ。
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