
ついこの間入園したと思ったら、あっという間に年長クラスになった我が子。
もう幼稚園も最後の年でちょっと感慨深いものがありますよね。
幼稚園や保育園では年長さんだけあってお兄さん、お姉さんになったけれど来年からは小学1年生。
授業も始まり、勉強についていけるか親としては心配ですよね。
でも小さい子供に勉強を教えるのって意外と難しいのです。
そこで、幼稚園年長に勉強を嫌がらずにしてくれる教え方をご紹介します。
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目次
年長への勉強の教え方は?スムーズな入学準備のための基本。
小学校に入って困らないようにするためには?
しっかりしているようでまだまだ幼い年長さん。
小学校に入って最低限困らないようにするには、
- 人の話をしっかり聞ける
- 伝えたいことが伝えられる
- 立って着替えができる
ことが大事です。
勉強以前の話のように思われるかもしれませんが、これらができるようになっていると小学校での生活や勉強もスムーズにいきやすいです。
人の話をしっかり聞くことができる
基本、小学校に入ると先生の話を聞いて授業がすすみます。
なので、上の空だったり落ち着かずにウロウロする事のないように、おうちでもしっかり聞くことができる訓練しておくといいですよ。
伝えたい事を伝えられる
小学生になると先生も幼稚園の時ほど一人一人を気にかけてはくれません。
トイレなど必要な事はしっかり伝える練習してをしておきましょう。
これは外出時などに店員さんに商品やトイレ場所を聞いたりする事で練習になりますよ。
立って着替えられる
幼稚園の時は座ってお着替えしている子が多いと思います。
でも、小学校では立ったままスカートやズボン脱いだりします。
立った姿勢の着替えも慣れないと意外と大変だったりするので、立っての着替えもおうちで練習してみましょう。
着替えることは勉強ではないかもしれませんが、こういう生活面で一つ一つの自信が勉強にも影響しますよ。
幼稚園年長への学習面での効果的な教え方は?
年長への教え方は興味を持たせるものを
子供は新しい事を吸収するのが大好きで、得意でもあります。
なのでやはり興味を持ってもらう事が大事です。
ドリルもいいのですが、最初からドリルを買うより生活のなかで親と一緒にできるものが興味を持ってくれやすくて良いです。
できたら大げさなくらいほめてあげる
勉強って楽しいと思ってもらう事が年長さんには一番大事です。
調子にのった子供は無敵です(笑)
なので、たくさんほめて伸ばしてあげましょう。
できなくても怒らない
教えているのにできないと大人がイライラしてしまう事もありますよね。
そのイライラを子供が感じると、勉強が楽しくなくなります。
大人からすれば簡単な問題でも子供には未知の世界です。
子供ができなくても、広い心で対応しましょう。
親も一緒に考える、フリをする
上から勉強しなさいという態度では子供もおもしろくありません。
フリでも良いので親も一緒に考えたりしましょう。
また、子供が問題を解けたらどうしてそうなったのかなど、子供に説明させると、先生気分が楽しいからか子供もやる気を見せてくれますよ。
長時間、勉強させすぎない
子供の集中力は年齢+1分と言われています。
幼稚園年長ですと6分か7分です。
そりゃあ次々遊びが変わるわけです(笑)
そして7歳くらいまでに集中力は養われるようです。
長時間勉強させていると集中力もとぎれ、勉強に対する意欲もなくなってしまい逆効果になってしまいます。
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幼稚園のうちに勉強ってどこまでやるものなの?
子供が興味をしめしてくれても、一体どこまでできるようにしておけば良いのか考えてしまいますよね。
子供は初めて体験することに興味深々です。
先取りしすぎてしまうと小学校の授業が知ってる事だらけで、つまらなく感じてしまう事もあります。
なので、以下に紹介するくらいでいいかと思います。
文字はどれくらいやっておくといい?
ひらがなは国語以外の授業でも必要になります。
理解していないと問題がよめなかったり、板書が出来なかったりするのでやはりひらがなは教えておきたいところですね。
ひらがながまだ読めない子には絵本を読んであげる習慣をつけてあげましょう。
絵本を読むときになるべく文字を指でおってあげましょう。
そうすると何となくかもしれませんが、文字のことを認識していきます。
単調な文章の本の方が最初は効果があります。
また、ひらがなはじっくり教えてもらえるけど、カタカナはザッと教えるだけだったりするので、ひらがながある程度できるようになったらカタカナに進んでもよいかもしれません。
字の練習にはドリルでもいいのですが、こんな方法があります。
まずは、色の薄めの太めのカラーペンを用意します。
親が簡単なイラストとその名前を書いて子供になぞってもらうと良いでしょう。
こちらも簡単な文字から始めましょう。
イラストもなぞるので遊び感覚で出来ます。
算数など数字はどれくらい?
算数では、まず数が数えられる事です。
10までは数えれるようになっておきたいですね(もっと数えれたら、よりいいですが)。
そして、他に簡単な足し算引き算。
こちらは飴などを使って「2個増えたよ、全部でいくつあるかな?」のような実際に数えてわかるような計算をすると子供も自然に興味を持ってくれます。
日頃から子供とおやつの時間などに一つ問題を解いていると、子供も足し算引き算の感覚が身についていきまうよ。
また、幼児期にある程度、時間もわかるようになっていた方がいいかと思います。
難しくても、8時半など30分ごとに読めるようにはしておきましょう。
年長さんに今一番大事な事は
年長の子供への勉強の教え方を紹介しました。
年長の子供はまだまだ小さいです。
なので、親が教えても興味をしめさない事もあります。
そんな時は無理せずに、また次の日なんて感じでもいいかと思います。
今はできなくても数ヶ月後には興味をもってくれるかもしれません。
興味がない事を無理にさせても効果がなく、今興味ある事を思いっきりやらせた方が知的好奇心が伸びるとも言われています。
勉強させるだけではなく、勉強以外の事でも子供と一緒に楽しむことが、この時期の子供には一番大切な事です。
子供はどんどん成長します。
勉強ももちろん大事ですが、変に気負いしすぎないことも大事ですよ。
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