お月見にススキってなぜお供えするの?飾り方ってある?

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お月見のススキの意味は?

9月が来るとお月見です。

月見と言うとススキのイメージもあります。

でも、なぜこのススキを飾るのかってよくわかっていません。

そこでお月見にすすきをなぜ飾るのかについて解説していきます。

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お月見のススキってなぜお供えするの?

お月見にススキをお供えする意味は?

お月見にススキをお供えするのは二つの意味があります。

  • 稲穂の代用
  • 魔除け
  • 神様の依代

の意味があります。

 

ススキが稲穂の代わり?

お月見は秋の収穫を祝い、来年の豊作を祈るために行われていた行事でした。

このお月見の時期に稲穂がなかったのでススキを使われたと言われています。

ススキは形が稲穂に似ていますので、稲穂の代わりとして使われたのです。

そういえば、形がどことなく稲穂に似ていますよね。

 

ススキを稲穂を見立てて、「お月様にこのような稲穂がたくさん実りました、有難うございます」と、お礼を述べる行事でもあるのです。

今年の収穫に感謝するとともに、「来年収穫にもご加護ください」と願ったのです。

 

ちなみに、ススキは「イネ科」です。

形が似ているのは納得ですね。

 

ススキで魔除けをしたの?

ススキは先端が尖っていて悪霊を追い払うと信じられていました。

ススキを切ると先が尖ってうっかりと手を切ってしまうことさえあります。

人間さえも手を切るくらいに鋭いものと考えられ、悪霊などはそんな鋭いところには寄ってこないと考えられました。

 

尖っていることが魔除けと古来の日本人が考えたことは、他には節分を思い出していただければ良いかと思います。

玄関にヒイラギをイワシの頭と一緒に飾りますよね。

ヒイラギは先が尖っていますね。

地域によっては十五夜にお供えしたススキを家の玄関などに飾っておくと病気除けになるといわれる地域もあります。

 

ススキに神様の霊が依(よ)りつく?

ススキには月の神様が依(よ)りつくとされています。

神様のお名前は、月読命(ツクヨミノミコト)と申されるそうです。

ススキにはこの神が降りてこられるという信仰があるので、ススキが選ばれる理由ともなっています。

このススキのことを依代(ヨリシロ)と呼ぶのです。

 

ちなみに依代(ヨリシロ)って何なの?

依代(ヨリシロ)は神様が下りてきて乗り移られるもので、巨樹や岩、人形などがあります。

自然界にあるもの全てには依代になりうるという信仰があるのです。

古代より日本には八百万(ヤオヨロズ)の神が住んでおられると考えられていましたので、その神様が天から降りてきて、巨樹や岩などに乗り移られるとして、しめ縄を張ったりしてお祭りする風習がそれにあたります。

お月見のすすきの飾り方は?

お月見のすすきの飾り方は?

ススキはどう飾る?

ススキはお月様から見て、左。

月見団子が右側に来るようにするといいと言われています。

左に飾るのは、日本では左が上位という考えがあるからとも言われています。

なのでお月見は自然の恵みに感謝する行事なので、左側には自然のものを飾っているのでしょう。

ただ、現代は位置をそこまでこだわらない家庭も多いようです。

 

ススキの数も何本という決まりはないのですが、1本、3本、5本とできれば奇数を飾ってもらうのが良いとされています。

ちなみに本来はススキを月の神様の依代とするものなので、1本で良いそうですが1本では寂しいと3本5本飾るようになったようです。

また、奇数を飾るのは、古来より日本では奇数が縁起がよい数字だとされていたからです。

ススキは背が高いので、いける花瓶は寸法の長いものを基本にしてくださいね。

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ススキを手に入れるには?

ススキは一昔前は原っぱでありましたが、今、本当に見かけなくなりました。

なので、今はお月見の時期にスーパーマーケットや花屋さんで手に入れられます。

私の父親の子供時代にはそこかしことススキがあって、よく取りに行きましてはお月様にお供えしていたそうです。

私の父親いわく原っぱでススキを刈るという風情はなくなってしまったので寂しいそうですが、スーパーマーケットやお花屋さんに行けばススキは売っています。

もし原っぱがあってススキを刈ろうとしても、その原っぱが私有地の可能性もあります。

よけいなトラブルに巻き込まれないためにも、スーパーマーケットや花屋さんで買われることをおすすめします。

 

最後に

お月見にススキをなぜ飾るのかと飾り方を解説しました。

ススキが稲穂の代用であり、魔除けとして使われたということです。

日本人は神の存在というものを岩に見立てたり、古くから立っている古木に見つけたりと自然界のあらゆるものに対して、信仰心をもって畏敬の念を払ってきたと思うのです。

お月様もその対象の一つであったことは間違いがないですよね。

そんなことを思いながらお月見すると、よりお月見が楽しめると思いますよ。

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