子供がすぐに、おもちゃなどの物をなくします。
「ママ~アレがないよ~どこ~?」って聞かれた経験ありませんか?
それが頻繁に続くと、「なぜそんなにすぐになくすの…?」とイライラしてしまうこともありますよね(笑)
親だって人間です。
子供はなぜそんなにすぐにおもちゃなどの物をなくしてしまうのでしょうか。
その原因がわかれば、イライラすることもなくなるかもしれません。
そこで子供がおもちゃや物をなくす原因と対処方法を解説していきます。
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目次
子供がおもちゃをなくす原因はなに?なぜなの?
子供の集中力は続かないもの
子供の集中力は長くは続かないものです。
幼児期の集中力は年齢プラス1分くらいと言われています。
3歳でしたら4分です。
そして、小学生低学年でも15分くらい、中学生でようやく30分くらいと言われています。
短いですねぇ(笑)
なので、おもちゃで遊んでいても集中力が続きません。
そして、別の事に気がとられてしまうと、おもちゃをその場に置きっぱなしにしていまいどこに置いたかがわからなくなります。
もし、家事をしている間に子供を一人で遊ばせているなら、どんな動きをしているのかを気にかけておくと、なくしたものを見つけやすくなります。
物の執着心がないから
子供がおもちゃなどの物への執着心が少ないというのも原因のひとつです。
新しいおもちゃがどんどん発売されると、子供は目新しいものに興味が移っていきます。
すぐに新しいものを買ってもらえる環境であれば、なくしてもまた買ってもらえるという気持ちになりやすく、物を大切にする気持ちが育ちにくくなる傾向にあります。
おもちゃの置き場所が決められていない
また、おもちゃや物の置き場所が決められていないことも原因です。
おもちゃや物を片づける時に、いろんなものを一緒につめ込んでしまうと、どこにいったかが分からなくなります。
わが子もおもちゃ箱に適当に入れて、「なくなった~」と言うことが多いです。
「あなたがどこかに入れたんだろう」と思うのですが、まあ仕方がないですね(笑)
子供がおもちゃや物をなくしたときの対処法は?
まずは一緒に探してあげる
おもちゃなどの物をなくしたときは、まずは一緒に探してあげましょう。
どこで遊んでいたかを、思い出させて心当たりのあるところを一緒に探します。
物を大切にするということを教える絶好のチャンスと考えて、ママも決してイライラせずに探し物に付き合ってあげましょう。
新しいものは買わないと宣言する
もし見つからなかったとしても、できる限り新しい物を買い与えてないようにしましょう。
おもちゃや物をなくしてもすぐに新しいものを買っていては、物を大切にするという気持ちが育たなくなります。
上でもふれましたが、子供はすぐにおもちゃや物をなくす原因は、おもちゃや物を大切にする気持ちが育っていないからとも言えます。
おもちゃや物をなくした時は、新しい物を買い与えないことで、「物を大切にしなければいけない」ということを、子供は少しずつ理解していくことができます。
片付ける場所を決める
普段から使ったら元の場所に片づけることを習慣づけておくことが、物をなくさないことにつながります。
なので、片付ける場所を決めておくことが大事です。
お片づけの習慣を身に付けさせておけば、物をなくす回数が少なくなるとも言われてます。
おもちゃで遊ぶときは、遊ぶ前に、「使い終わったらここに片づけようね」と約束をしてから遊ばせるようしてみてください。
ちゃんと片づけられなかった時は、「どこに片づけるんだった?」と声をかけ、自分で片付けるように少しづつ導いてあげてください。
子供は1度や2度では、覚えることが出来ませんので、繰り返し、気長に続けます。
そうすることで、物を大切にする気持ちが育っていきますよ。
片付けする場所にラベル等をはる
片付けする場所を覚えてもらうために、おもちゃ箱や棚にラベル等で片付けする物を書いておくと子供もわかりやすいです。
字を読める年齢であれば「おにんぎょう」などと書き、字が読めないのであれば絵を描いてあげて視覚的にわかってもらう工夫をしてもいいでしょう(たとえば、人形の絵を描いたり)。
ただ、ジャンルがわけにくいおもちゃもあると思います。
まずは片付ける場所を決めるときに、ジャンル分けすることから始めた方がいいかもしれませんね。
わが家もいろんなおもちゃが雑多にあるので、うまくジャンル分けできなくて、その他ボックスがあります(笑)
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次の遊びをするときは片付けてから
子供は次々と興味が移っていくので、今まで遊んでいたおもちゃを出しっぱなしにして、次のおもちゃを出してきます。
次々とおもちゃを出していくと、どうしても隅っこで忘れられていたり、隙間に入りこんだりしてなくしてしまいがちです。
なので、次の遊びに移る時は、その都度片付けてから遊ぶように導いてあげましょう。
もし見つからなかった時は…
どうしても見つからなかった時は、「どうして見つからないのかな」と子供と話してみましょう。
「次はどうすればなくさないと思う?」と子供と一緒に考えてあげると、子供も比較的話を聞いてくれやすいです。
それで結果見つからなくても、子供の教育になったとプラスに考えましょう。
子供はがっかりするかもしれませんが、がっかりを経験するのも育っていく上で大切なことですよ。
物を大切にしないと、学校などに通うようになってから、忘れ物が多い子供になってしまう可能性もあると言われています。
小さいころから、物を大切にすることを身を持って経験させていくことが必要なんですね。
最後に
子供がおもちゃや物をなくす原因と対処方法を解説しました。
子供が物をなくしたとき、「また~!!」とイライラするのではなく、「物を大切にすることを教えるチャンス!」と気持ちを切り替えて、見つかるまで一緒に探してあげるといいです。
子育てって本当に根気が必要ですが、「親も子供と一緒に成長できる!」とポジティブにとらえると、気長に対応しやすくなりますよ。
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