SNSやメールなどでやりとりをする際に、文章だけですと感情を表現しにくいですよね。
そこで登場するのが「面白い」「楽しい」という時に使う”(笑)”。
今はいろんな笑いの表現があるので「(笑)って古いのかな~」なんてお悩みの人もいるかもしれません。
「笑い」を伝えるためには、(笑)に限らず、「w」や「わら」もありますが、みんなどうやって使い分けているのでしょう?
今回はそうした疑問解消も含めて、(笑)の謎について迫っていきたいと思います。
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目次
(笑)は古い?
(笑)は本当に古いのでしょうか?
現在の(笑)の事情は?
「いやいや、そんな事はない…もっと古い表現があるのでは?」という人のために、現代の(笑)事情を調査してみると
- 現代において古いとされているのは「ワラ(半角)」や「ワラ(全角)」
みたいです。
ん~…確かにありましたね(笑)
ワだけ小文字に変えて「ヮラ」というのも私の同年代の女の子の間で流行っていた記憶があります。
ちなみにこの「ワラ」が発生したのは、少し前にネットスラング(インターネット上で会話する際の隠語や略し言葉の意)をもじったのが始めとされています。
過去に芸能人である中川翔子(なかがわしょうこ)さんが、某大型掲示板でのネットスラングをテレビなどで使用したのを皮切りに、今まではネット上の中だけで使われていた台詞が若者の間に知れ渡り、爆発的に支持を得たのがきっかけになったと思われます。
「ギザワロスwww」というのがすごく流行っていたなと思いだします(笑)
そこから若い女の子の間で改変されていき、当時はギャル文字もまだ流行っていた時代でしたので
- 小文字に変換出来るものは全て小文字に(おはよう=ぉはょぅ)
- 出来ないものは記号を組み合わせて文字に見えるように(た=†⁼など)
- 語尾は全角や半角のカタカナに(~だょネ)
といった感じで文章を組み立てて、絵文字で軽く彩りを添え、最後に「ヮラ」と付けるのが主流だった気がします。
私は世代だったので、とても懐かしく感じますね(笑)
・(笑)は古くないんです
「(笑)も古いのかな」と思われがちですが、安心してください。
実は古くないんです(笑)
今若者の間で使われている笑いを表現する方法は、カッコを外した状態での”笑”一文字みたいですが、次点でよく使われるのは”(笑)”なんですね。
他にはこれまたお馴染みの「w」などですが、実はこれらをシーンによって使い分けて使用しています。
では、一体どのように使い分けているのでしょう。
(笑)と笑、どっちを使う?
先にも触れましたが、一口に笑いの表現と言っても、「(笑)」を始めとして「笑」や「w」など様々な表現の仕方があります。
その中でも(笑)と笑、どちらがベターなのでしょう?
・「笑」の方が使用率は高い
カッコ無しの「笑」の方が使用率は高いみたいです。
理由は
- 「カッコをつけるのが面倒だったから」
- 「顔文字を使う時にカッコが連続して並ぶと不自然な気がするから」
などあるみたいですね。
あとはカッコがついていると堅い感じがするなどが挙げられていました。
・(笑)の使いどころは?
これは私の個人的な使い分けですが、「(笑)」はなるべく会社の方や目上の方などに使うようにしています。
カッコなしはどこかくだけているような気がしますし、「w」なんてもちろん使えません。
ただ文字といえど淡々としたやりとりですと味気なく感じますし、そういった場面で使っても差し支えないのが(笑)だと思っています。
先に「堅すぎる」との声もあったと挙げましたが、私自身はそのようには思いませんし、むしろくだけすぎず、ほどほどの表現で感情を伝えられるのが魅力だと思っています。
雑誌などの対談でも使われている少し歴史がある表現(笑)ということも大きいかと思います。
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・他の笑いの表現の使いどころ
他にも「わら」や「w」、「www」などがありますが、どのようなシーンで使うのが最適かご紹介していきます。
【わらの場合】
「わら」はカッコなしの笑のさらに上をいくズボラさんの表現なのではないかと個人的に思っています
長時間やりとりを繰り返してくると、どんどん返事が簡素になっていくんですね。
そうしてきますと、親しい間柄ですととうとう変換すらしなくなるというのがあると思います(笑)
あとは「漢字よりもひらがなの方が柔らかくて可愛い」という女の子が使っているイメージですね。
【wの場合】
「w」自体、元は「(笑)」から派生したもので、(笑)→笑→藁(わら)と進化を辿り、最終的に全角の「w」なったんですね。
(今は半角も多く目にするようになりましたが、当時は全角が主流で、半角を使うのは間違った使い方とされていました(^-^;))
これもいわゆるネットスラングという奴で、某大型掲示板にてやりとりをする際に笑いの表現を簡略化してできたのがきっかけになります。
使い勝手がいいので多用されがちですが、世間に広まる前まで誰かをあおるために使われていたものなので、あまりいいイメージを持たれていませんでした。
某大型掲示板発って感じです(笑)
ちなみに「w」一つだけをつけた場合は、「単芝(たんしば)」と呼ばれる状態で、これは完全に人をあおっている・皮肉っているととられる可能性が高くなる使い方です。
【wwwの場合】
これも「w」で意味は同じですが、一つだけで使用するよりもライトな雰囲気はあります。
いわゆる爆笑状態を意味しています。
「w」自体、もともと人をあおるための笑いの表現の仕方だったで、根の部分はどうしてもそこに行き着いてしまうんですが、中には自虐ネタを話す際にも用いられます。
簡単にいうと「w」はブラックジョークな会話をしている際の笑いの表現なんですね(^-^;
今は大分浸透してきましたが、まだまだ「w」に苦手意識を持っている人もいると思いますので、使いどころには気をつけましょう。
また、現在はさらに進化を重ね、複数の「w」が並ぶさまがまるで雑草が生い茂っているように見える事から「草」や「草生える」などの表現の仕方もありますが、こちらも「w」同様あまり好かれる表現ではないので、使用する際はご注意を(^-^;
・結論『(笑)が一番無難』
結論を言いますと、(笑)が一番無難な使い方かなとは思います。
対談などでもよく使われる表現ですしね。
どんな相手に対しても嫌悪感を感じさせず、自分の感情を伝える事が出来る(笑)が私的には一番無難な笑いの表現の仕方だと思います。
最後に
(笑)が古いのかということで、いろんな笑いの表現を紹介しました。
時代の流れと共に次々と新しい俗語が出来ていく世の中ですが、あえて流されずに自分の表現を貫くのも素敵な事ではないかと私は思います(*^^*)
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