小さい子は、なぜか歯磨きを嫌がります。
歯磨きをしてあげようと洗面台までは来たけれど、歯ブラシを見た瞬間に泣き出してしまったという事もあるかもしれません。
でも、きれいに歯を磨かないと虫歯になってしまいます。
乳歯で生え変わりますが、乳歯が虫歯になると永久歯も虫歯になりやすくなると言われています。
嫌がる子供を押さえつけてでも歯磨きをするという人もいるかもしれません。
できることなら、そんな事をしないで気持ちよく歯磨きしたいですよね。
子供が歯磨きを嫌がる原因と3歳のわが子が歯磨き嫌いを克服した方法を紹介していきます。
目次
子供が歯磨きを嫌がる原因は?
子供は歯磨きが怖い?
あなたは、歯磨きを怖いと思った事はありますか。
子供が歯磨きを嫌がる原因は、歯磨きが怖いものだと思っているからという部分も大きいと思われます。
例えば、最初は楽しく歯磨きをしていた子も、何かのタイミングで嫌いになってしまうという事もあったりします。
きっと嫌になるような出来事があったんですね。
それで子供の頭の中には『歯磨き=嫌なもの』という考えができあがってしまったのかもしれません。
他にも歯磨きを嫌がる理由は様々
嫌がるのには他にも理由が考えられます。
その理由を1つずつ見ていきましょう。
- 口の中に歯ブラシが入るのが気持ち悪い
- ずっと口を開けている事が苦痛
- 歯磨きをする時、お母さんが怖い
- 時間帯やタイミングがよくない(好きなテレビを見ていたり)
歯磨きが習慣化している大人にとっては、歯ブラシを口に入れるという事は痛くも痒くもない当たり前の行為でしょう。
でも小さい子供の場合はどうでしょう?
よくわかっていないのに、小さい口にいきなり何か(歯ブラシ)が侵入してきたら・・・
ビックリしますよね。
私も以前、胃カメラを口から通した事がありますが、小さい子供にとっての歯磨きはまさにそんな感じに近いのではないかと思います。
胃カメラが口の中に得体の知れないもの(カメラ)が入ってきて、口の中にたまった唾液も思うように飲みこめず、終わった時にはアゴが開き疲れきってたことがあります。
3歳の歯磨き嫌いのわが子が克服した方法は?
ママもできる限り怖い顔をしない(笑)
子供も成長していくにつれて、寝る前にやりたい事も出てくるでしょう。
おもちゃで遊ぶとか、テレビを見るとか…。
子供の機嫌とタイミングを見計らって歯磨きに誘いだしてみましょう。
嫌がる子供に歯磨きをさせる時、早く終わらせてあげたいと思って、ついつい歯ブラシを握る手に力が入ってしまう、嫌がるお子さんを押さえつけてしまうというお母さんはいませんか?
いつも優しいお母さんが、歯磨きの時になると、怖い顔になっている。
そんな事になったら、子供が歯磨きの時間を嫌いになってしまうのも無理はありません。
少し力を抜いて笑顔で歯を磨いてあげたら、お子さんも安心して歯磨きができると思います。
歯磨き = 楽しくて大切なもの だと思わせてあげたいですね!
子供が嫌という場合は?
3歳の場合イヤイヤ期(何でもイヤイヤ言う時期)は終わっているかもしれませんが、子供が嫌という場合もあります。
そんなときの対処方法として、
- 何でも自分でするという場合は正しい歯磨きの仕方を細かく教えてあげる(正しい歯ブラシの持ち方、前歯と奥歯の磨き方の違いなど)
- イヤイヤをあえてスルーする
- できたら大げさにほめてあげる
ことが大事です。
自分でやりたがるのでしたら、ドンドン自分でやってもらいましょう。
歯磨きカードを作ってみる
歯磨きをするごとに、シールを貼って歯磨きシールカードを作ってみるのもいいです。
子供はシールを貼ることが好きなので、子供のやる気もアップします。
カードを作るのが大変でしたら、カレンダーにシールを貼るということでも構いません。
100均でかわいいシールも売っているので、それらを使ってみましょう。
歯ブラシや歯磨き粉も大事です
大人になると歯ブラシに何が書かれているかなんて気にとめる事はなくなるでしょう。
でも、小さい子の場合は歯ブラシに書かれている絵を見たりして元気や勇気をもらう事もあります。
実際自分で選んだ道具だと、積極的になる子供もいますよ。
一緒に歯ブラシを選びに行ってみても楽しいですね!
- 好きなキャラクターが書かれている歯ブラシ
- 毛先が柔らかい歯ブラシ
など、子供さんに合った歯ブラシを選んであげましょう。
また、歯磨き粉で歯磨き嫌いが治る子もいます。
え、そんな事で?と疑心暗鬼になるお母さんもいるかもしれませんが、試されると効果があるかもしれませんよ。
- 豊富なフレーバーで歯磨きが楽しくなるような歯磨き粉
- 泡立ちが少ないジェルタイプの歯磨き粉
などがあるので歯磨き粉も子供が好きそうなものを選んでみてください。
子供が楽しく歯磨きをするようにしてみる
子供が楽しく歯磨きするように、いろいろ試してみるのもいいですよ。
歯磨きの時間を楽しい時間に変える具体的な実践方法もいくつか紹介します。
- パパも一緒に歯磨きしてもらう(恥ずかしさは捨てるべし!)
- 子供と磨き合いをする(よだれ注意 タオル用意(笑)。←よだれ対策)
- 鏡やスマートフォンのインカメで歯磨きを見せながら磨く
- 変顔をして笑わせる
- 手を添えて自分で磨いている感覚にしてあげる
子供の横でお父さんが寝転んで歯磨きをしてもらっているところを見ると、真似して口を開いてくれるかもしれませんよ。
変顔をして笑って、自然に口を開いてもらうのもわが家では効果ありでしたよ。
子供が歯磨き嫌いを克服してもらうには、恥ずかしさを捨てることです。
恥ずかしさなんてとっぱらって歯磨きを楽しみましょう。
鏡などを通してお母さんに磨いてもらっているところを見る事で、正しい磨き方を覚える事が出来るかもしれませんよ。
最後に
どうですか。
お子さんと楽しく歯磨き出来そうですか?
お母さんも一緒に歯磨きをしてみてもいいかもしれませんね。
子供の歯磨きは1日1回、きちんと磨いていれば何度もみがくよりも虫歯予防になるそうです。
必ず1日3回という訳でもないみたいですね。
毎日、少しずつでも歯磨きをしていきましょう。
慣れてきたら徐々に歯磨きの回数を増やしていけるといいですね。
ちなみに歯磨きが嫌いでしたら、こんな商品もあります。
歯磨き嫌いの克服は、大げさに言うと家族の団結力が試されているとも言えます(笑)
お子さんと一緒に楽しい歯磨きタイムを過ごして下さいね。
コメント