子供が小学生になっても寝起きが悪く、なかなか起きない。
親としては困ってしまいますよね。
親は親で朝はあわただしくて、子供がなかなか起きないと本当に困ってしまいます。
そこで、小学生の子供の寝起きが悪い原因、起こし方、改善方法を紹介していきます。
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子供が寝起きが悪い原因は何?
子供の寝起きが悪いと、忙しい朝がより忙しくなって、困ってしまいますよね。
でも、子供の寝起きが悪い原因は、もしかしたら、そもそもの睡眠時間が足りていない可能性があります。
子供の睡眠時間が足りていない?
小学生の適切な睡眠時間は10時間前後と言われています。
小学校低学年で10時間~10時間半くらい。
高学年で9時間~9時間半くらいと言われています。
例えば、小学生高学年で9時間確保しようとするなら、6時に起床とすると、21時には就寝しておかないと確保できません。
その時間を、子供さんはそもそも確保できてますでしょうか。
習い事があったりして、なかなか難しいって子供さんも多いと思います。
確かに、習い事や塾も子供の将来のためには大事ですよね。
子供が「やりたい!」って希望を言って、通っている習い事もあるでしょうしね。
でも、理想は理想で知っておいた方が良いので、上記の時間をお伝えしました。
この時間を実現できなくても、この時間に少しでも近づけるためにはどうしたら良いのかを考えられたらとは思います。
直前までテレビを見ている
また、テレビやゲームに寝る直前までやっていても、刺激になってなかなか眠れないこともあるようです。
大人でも寝る直前までテレビやスマホを見るのは、睡眠の質を保つためには良くないって言いますよね。
確かにテレビ番組を見たり、スマホなどのタブレットを見るのは楽しいですよね。
YouTubeとか面白いコンテンツばかりです。
でも、これらが原因で夜なかなか寝付けなくて、結果朝の寝起きが悪いなんてこともありえます。
身体的原因もありうる
他の原因として、身体的な要因もあり得ます。
例えば、肥満気味の子はいびきをかいたりして、無呼吸状態になり、睡眠の質が悪くなっていることがあります。
低血圧の子供もいて、低血圧の子供はそもそも朝がつらいです。
大人も低血圧で朝がつらいって人もいますよね。
それが子供にもあるようです。
また、ストレスが原因で眠りにくいなんてこともあります。
小学生だって真面目にいろいろ考えながら生活を送っているもんです。
小学生には小学生なりの悩みもあるんですよ。
子供の起こし方を小学生のための工夫!
上に子供の寝起きが悪い原因を見てきました。
次に、この項目では具体的な起こし方の工夫を紹介していきますね。
光を刺激にする
気持ちよく起きるためには、光の刺激って有効です。
例えば、カーテンを開けて日光を入れるのは、とても良いことです。
朝に光を浴びると、セロトニンという物質が身体に分泌されます。
セロトニンは身体を目覚めさせてくれる物質と言われています。
カーテンを開けて、子供に朝日をどんどん浴びせさせましょう。
朝ごはんを子供が好きなものに!
朝ごはんを子供が好きなものにしてみると、朝食が楽しみになって起きてくれます。
親も朝から食事を作るのは大変とは思いますが、好きな食事で子供を釣るのは効果があるようです。
大人だって楽しみなものがあると、目が覚めますよね。
仕事の日は朝がつらいけど、楽しみな旅行の日にはバッチリ早朝に目が覚めたりしますよね。
朝は親も忙しいとは思うので、簡単なメニューで子供が好きそうなものや、汁物など前日から用意できるものを用意しておくなど、親もできる範囲でやってみてください。
ただ、この作戦を実行したからといって、子供が目覚めるとは限りません。
頑張って朝食作ったのに、結果起きなかったら、親だってガッカリします。
もしダメだった場合も、必要以上にイライラしないようにしてくださいね。
素早く着替えさせる!
朝起きたら、光を浴びながら服を着替えてもらいましょう。
2度寝防止のためです。
着替えるために身体を起こすと、覚醒も促進されます。
とにかく目覚めたら、服を着替えるように習慣化するようにしましょう。
音楽や映像の力を頼る!
アニメの曲などアップテンポの曲をかけたり、映像を流したりするのも有効です。
大好きなアニメなどの曲を聞けば、すくっと起きたりします。
テレビ番組を録画していたものを流したり、最近は便利なネットでの動画サービスも多数あるので、それを利用しても良いでしょう。
好きな音楽ではないですが、ラジオを流すのも有効です。
ラジオには適度に時報も入りますしね。
動画はそれを見入ってしまって、着替えの手が止まる可能性があります。
ラジオだと音声のみなので、ながらで着替えもやりやすいです。
ただ、ラジオ番組に子供が興味を持つかどうかという問題はありますが・・・。
優しく声をかけつつ・・・
普段は優しく声をかけ、起きるのが心地良く感じられるように工夫するのも良いでしょう。
ただ、自覚させる意味でも、時には厳しくしかることも大切だと思います。
逆に、毎朝怒りながら起こしてしまうと、逆にその状態に慣れてしまって良くないと思います。
優しく声をかけて起きることが何日も続くのなら、厳しさを持って子供と接することも大事です。
子供の起こし方だけでなく、生活全般のしつけに言えるとは思いますが、優しさと厳しさをうまくミックスすることが大事だと思います。
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小学生で寝起きが悪いを改善する!
昼間に適度に身体を動かす
当たり前の話ですが、昼間に適度に身体を動かしておくと、心地良い疲労で自然に眠たくなります。
塾などで時間がなく運動不足になっているお子さんも多いと思いますが、適度な運動は睡眠だけでなく健康のために良いです。
平日が難しければ、休日だけでも親と一緒に近所と散策してみたり、近所の公園でピクニックに行ったりしてみてはどうでしょう。
親子のスキンシップもはかれて、運動不足も少しは解消できます。
結果、生活習慣改善につながりますよ。
また、親の運動不足も解消できるかと思います(笑)
できたら寝る3時間前までに食事を
できたら寝る3時間前までに食事を終わらせるようにしましょう。
寝る前に食事を食べてしまうと、消化のために体が使われるので、どうしても眠りの質が悪くなるようです。
ただ、夫婦共働きだったり、子供が習い事をしていたら、なかなか難しいとは思います。
お弁当を持たせたらなんて意見もありますが、親も大変だし子供も寂しいような・・・。
「お腹減るからお弁当が欲しい。」と、子供が希望するなら良いんですけどね。
なかなか完全に実行することは難しいとは思いますが、できる限りで良いので意識していきましょう。
くれぐれも寝る直前にご飯を食べるなんてことは、避けるようにした方が良いでしょう。
週末もできる限り・・・
週末もできる限り決まった時間に起きるようにした方が良いとは思います。
ただ、週末だから、多少ゆっくり寝たい気持ちもわかります。
親だって週末の朝はゆっくりしている親も多いでしょう。
でも、休日に寝すぎるのは、体内時計が狂ってしまいがちです。
いつもよりは多少は寝ても良いとは思いますが、昼前まで寝ているなんてことはやめた方が良いでしょう。
お風呂の時間も考えよう
お風呂も、就寝時間の1時間前に入っておくことが大事です。
寝る直前に入ると、眠りにくくなってしまうと言われています。
また、寝る直前にお風呂に入ると、朝の髪型がすごいことになりがちです(笑)
お風呂は睡眠を促すためには有効だとは言われていますが、入る時間には注意してくださいね。
眠りやすい環境作りを
眠りを促すためには、照明を暗く、テレビもつけないようにしましょう。
室温や布団の厚さなども季節に応じたものにしてあげましょう。
子供にそこまでしなくて良いとは思いますが、今は徐々に暗くなる照明なんてものもありますよ。
眠りやすい環境作りができるように、気を付けてあげましょう。
スマホやテレビはルール作りを!
もしスマホなどタブレットを渡しているなら、夜の9時までには親に渡すなどのルール作りをしても良いでしょう。
隠れて布団の中で見てしまうかもしれません。
親だって布団の中で見てしまって、あまり眠れなかったみたいなことないですか。
スマホなどはルール作りをした方が良いでしょう。
小学校高学年でしたら、21:00からのテレビドラマが見たいなんて子もいるとは思いますが、録画するなどして見せてあげるなどの工夫をしましょう。
もしく、週に1回だけテレビドラマを見ても良い日を作って、
- その日以外は夜更かしさせない。
- 次の日にちゃんと起きなければドラマ禁止
などのルール作りをされても良いと思います。
前夜に楽しい感じにする!
その日に嫌なことがあると、なかなか寝付けなかったりします。
結果、寝坊するみたいな。
なので、しつけのために仕方がない時もあるとは思いますが、就寝前などに子供を怒ったりするのもやめておくようにしましょう。
就寝前に子供のテンションを上げすぎるくらい楽しいことをしたら、逆効果だとは思いますが、子供と楽しく会話などスキンシップをはかることも大切だと思います。
あえて起こさない!
小学生の中学年以上にもなれば、あえて起こさずに学校で恥をかかすのも一つの手です。
この方法をやられるなら、事前に担任の先生に相談してからやられると、先生も適度にフォローしてくれると思いますよ。
担任の先生に、遅刻することの了承を得ることも大事ですしね。
毎回やると問題があるので、なかなか起きないことが続くようだったらやってみましょう。
あえて起こさず、子供本人に自覚させることも大事です。
親が起こしてくれるからと思っていると、起きようと言う自覚はなかなかできないもんです。
早く寝かしつける
どうしても10分とか15分とか寝坊するなら、その時間分、睡眠時間が足りていないと子供が感じている可能性があります。
その寝坊する時間分だけ早く寝かしつけるようにしてみると、意外とすっきり目覚める子も多いようですよ。
翌日の準備を前日からしておく
前日から準備しておくことで、子供が次の日に学校であることを自覚を促すことにもなります。
朝にバタバタ準備してしまうのは、忘れ物をする原因になりますしね。
服を準備、教科書の準備など手順をルーチン化するなどの工夫をしてあげて、子供が自立して次の日の準備ができるように工夫してあげてください。
前日から準備しておくと、寝坊しても親も少しは安心できます。
ただ、子供が「前日に準備しているから、朝寝坊しても大丈夫。」という思考にはつながらないように注意しておきましょうね。
睡眠のサイクルにあわせてみる
睡眠のサイクルは90分がワンセットと言われます。
人によって差はあるとは思いますが、この90分周期に合う感じしたら、起きやすいと言われています。
6時間半で起きるのなら、6時間(90分をサイクルのちょうど4つ分)で目覚めた方がスッキリ起きれるなんて言います。
起床時間から逆算してみて、この90分サイクルに合わせれるようなら、合わしてみても良いでしょう。
ただ、子供によって微妙にサイクルが違うようなので、子供がすっきり起きれる睡眠時間を把握することが大事とは思います。
最後に
小学生の子供の寝起きが悪い原因と起こし方を紹介しました。
様々な方法を紹介しましたが、良いと思われるものを組み合わせてみてくださいね。
この記事が、子供さんがすっきり起きられるきっかけになれば幸いです。
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