お墓参りに遠いので行けない!遠方での供養や方法について紹介します!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
お墓参りに遠くて行けない

お墓参りに行きたいけど、実家にあるお墓まで遠くて行けない!

就職したり、転勤したり、嫁入りしたりと様々な事情で、お墓から離れて暮らしている方も多いです。

もはやお墓参りというか、

お墓参り = 旅行

という方も結構な人数おられるのではないでしょうか。

田舎の山の中とかだったら、お墓に行くだけで半日~1日かかってしまうって方も多いのでは。

いくら交通機関が便利になったとは言え、なかなか遠方のお墓まで行きにくいものです。

行けるなら行きたい気持ちもあるけど、私たちには日々の生活も忙しいですしね。

そんなお墓が遠くて困っている方へ!

お墓が遠方の場合の対処方法を紹介していきます。

スポンサーリンク

お墓が遠いので行けない!どうしたら良いの?

各宗派によって違いはあると思いますが、お墓参りは亡くなった方やご先祖様をおもい、感謝の気持ちを伝えるものです。

「遠くて行きたくても行けない。」っていう気持ちがあれば良いのではないでしょうか。

「遠いのだから行けなくて当然。」みたいに開き直るのは、感謝の気持ちがないので、どうかと思いますが・・・。

 

こんなことを言ったら怒られるかもしれませんが、極端な話をすると、お墓は骨が入っているだけとも言えます。

お墓参りだけが供養の方法ではありません。

 

ご先祖様も子孫が大変な思いをして、お墓参りをすることを望んでいるのかというと疑問です。

少なくとも私がご先祖様だとしたら、「お前も日々疲れているだろうから、ゆっくり休んでくれ」という風に思います。

まあ、これは私の勝手な思いかもしれませんが・・・。

お墓が遠い場合は本当に困る

お墓参りに行くのが遠い場合の供養の仕方は?

何度も言いますが、お墓参りだけが供養の形ではありません。

もし遠くてお墓になかなか行けない場合は、自宅に小さな仏壇を置いて、それに手を合わせれば、立派な供養になります。

また、お仏壇がなくても、遠方のお墓の方向へ手を合わせるだけでも、立派な供養です。

心をこめて拝んだら、ご先祖様も納得してくれます。

逆にお墓参りに行っても心がこもってなかったら、それは供養になるのでしょうか。

 

お墓が遠くて忙しい場合は、お参りする人の都合で構いません。

心がこもっていることが大事です。

スポンサーリンク

お墓参りに行くのが遠方の時はいろいろな方法もある

遠方で行けない場合、心をこめて祈っていたら大丈夫とお伝えしました。

ただ、かと言って、お墓を放っておくのも気が引けます。

雑草とかも生えているかもしれないし、線香もできたらあげたいものです。

 

お墓代行サービスもある

そんな時には、お墓参り代行サービスというものがあります。

こんなサービスがあるということは、本当に今の時代、遠くてお墓に行けない人が増えているということでしょうねぇ。

サービス主体は、墓石や植木屋さんなどの専門業者さんがやっていたり、個人でやっていたり、様々なようです。

写真を撮ってメールなどで伝えてくれるサービスもあるようですよ。

 

行ってくれる内容で変わるみたいですが、1回1万円前後~2万円くらいで代行してくれるようです。

年間プランなどで少し安くなるプランがある業者さんもあります。

『お墓参り 代行』などで検索すると、業者さんが出てきます。

遠方で行けない場合は、こんなお墓代行サービスを利用しても良いでしょう。

 

お寺の住職がやってくれる場合もある

また、お墓によってはお寺のお坊さんなどお墓の管理者にお願いしたら、お墓の掃除等を行ってくれる場合もあります。

当然、お布施等が必要になるとは思いますが、もし相談できるなら相談してみても良いでしょう。

ただ、お坊さんに頼むのは、親しい間柄でないと、ちょっと頼みにくいかもしれないですね。

 

近くの親戚が行ってくれている場合

近所の親戚が行ってくれている場合もあると思います。

会った時や電話で話すときなどに、お墓参りのお礼を伝えると良いでしょう。

また、お中元などを贈る時にも、お墓を守ってくれて感謝していることを伝えましょう。

 

お墓の引越しという手段もある

お墓を現在自分の住んでる場所に移したりもできます。

お墓の引越しのことを、『改葬(かいそう)』と言います。

改葬は一度お墓などに埋葬したご遺骨を、他のお墓や納骨堂などに移すことです。

ただ、この方法は親戚間のトラブル防止のためにも、親戚間でよく話し合う必要があります。

それが、ちょっと大変かもしれません。

 

また、改葬には、市役所にも書類を提出する必要があります。

新しい墓地の管理者、旧墓地の管理者、それぞれの場所の市役所に相談しながら進めていきます。

そして、お寺を引き上げるときと、新しいお墓へ納骨するときには、それぞれで供養が必要になってお坊さんにお願いする必要があります。

親戚間、各市役所、各墓地の管理者と相談しながら、計画的に行う必要があります。

 

費用も結構かかります。

新しくお墓を建てる費用に加えて、旧のお墓を更地にする費用もかかって、30万円から50万円かかるようです。

これに新しいお墓の墓地代もかかってきます(200万円越える場合もあるようです・・・)。

かなり費用がかかりますね・・・。

お金もかかって手続きも大変ですが、お墓の引越しができると、お墓参りには行きやすくなります。

私個人的には、お墓の放置が社会問題になる前に、もっと簡略に手続きできた方が良いように思うのですが、お墓の引越しは結構大変なようです。

 

遠方のお墓の引越しする場合、自宅の近くの墓地に引越しする以外にも、もう一つ方法があります。

それは、永代供養墓に移す方法です

永代供養墓は、お墓を子孫が伝承せずに、多くの不特定多数の方と一緒に合祀されるお墓のことです。

家族に変わって、お寺や霊園が供養してくれます。

新しいお墓に移転する場合と同じように、永代供養墓も市役所などで手続きが必要で大変は大変です。

ただ、お寺の後継者を確保できるかわからない場合などは、選択肢として考えても良いと思います。

費用は、新しい墓地を用意する必要がないため、その分安くなる場合が多いようです。

 

また、補足なんですが、『分骨』と言って、ご遺骨の一部だけを新しいお墓に移す方法もあります。

分骨は兄弟が子孫のお墓を継承しているけど、自分の入るお墓にも両親の遺骨も入れたい場合などに行う方法です。

もし、あなたが遠方のお墓の継承者だったとしたら、お墓の引越しの時には、分骨ではなく改葬されるとは思います。

そうしないと古いお墓は残ったままになりますしね。

私が想定していないようなケースもあると思うので、分骨という方法もあるという事を補足してお伝えしました。

 

最後に~遠方のお墓参りは大変~

遠方のお墓参りは大変です。

そこで遠方でもできる供養の方法をお伝えしました。

宗派によって違うとは思いますが、参考にしてくださいね。

スポンサーリンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

 

 

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*