3月3日はひな祭りです。
このひな祭りの由来って意外と知らないことが多いですよね。
そんなよくわからないことを、子供から「何で?」なんて尋ねられたら困ってしまいます(笑)
そんなひな祭りの意味や由来、歴史について、子供にも分かるように簡単に解説していきますね。
まず、大人向けの説明をしてから、子供に語りかけるように、かみくだいて説明しています。
この記事をアレンジして、子供向けの説明に活用してみてくださいね。
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目次
ひな祭りの由来や意味を子どもにも簡単にわかりやすく!
冒頭でもお伝えしましたが、まずは、大人向けにひな祭りのことを解説していきます。
大人が本来の意味を分かっていた方が、子供から質問されてもアレンジしやすいです。
だから、最初にひな祭りの本来の意味も説明していきます。
ちょっと大人向けの説明から入りますが、あとで子供向けの内容も紹介していきますので、安心してくださいね。
最初はひな祭り本来の由来や意味も説明するよ
ひな祭りは本来は穢れ(けがれ)を払う行事です。
5節句の一つである、上巳(じょうし)の節句です。
昔の日本では季節の変わり目は邪気が入りやすいと言われていたので、季節の変わり目である節句に邪気をはらっていました。
ひな祭りに雛人形を飾るのは、人形に女の子の災厄を移す意味合いがあります。
つまり、お雛様は何かあった時の身代わりだったんです。
古来の日本では女性が嫁入りや旅行のときに、何かあったときに身代わりなってもらうために雛人形を持って出たと言われています。
今のように医療が発達していなかった古来の日本では、病気にかかったら、本当に生死にかかわることだったことは想像できます。
そして、ひな祭りに桃の花を飾るのも、桃の花に邪気払いの力があるからです。
それが上巳の節句、ひな祭りです。
上の説明がひな祭り本来の意味です。
でも、これでは子供によく伝わりませんよね。
大人でもちょっと難しかったかも(笑)
それで、
ここからもっと簡単に子供でもわかる感じで説明していきますね。
ひな祭りの由来を子供向けにわかりやすく説明!
春から夏、夏から冬みたいに季節って変わっていきますよね。
春夏秋冬と暖かくなったり、暑くなったり、涼しくなったり、寒くなったり、変わっていきます。
そんな季節が変わる時って、風邪とかひきやすくないですか?
特に冬から春にかけては、まだまだ寒くて風邪にかかりやすかったりもしますよね。
〇〇ちゃんもかかったりしたよね。
風邪とか引いたら、しんどいよね。
昔は薬とかも、今ほどなかったから、本当に風邪とか引いたら大変だったんです。
そんな風邪に引きやすい季節に登場するのが、ひな祭りに飾るお雛さんです。
お雛さんにはすごい力があって、お雛さんには〇〇ちゃんを守ってくれるパワーがあるです。
キラキラお守りパワーって感じです。
そんなキラキラお守りパワーの入ったお雛さんを飾って、風邪とか悪いものから守ってくれるんです。
風邪とかに病気にかかりやすい時期に、そんなパワーで守って欲しいので、お雛さんを飾るんですよ。
こんな感じで子供に説明したら、私の場合は結構うれしそうに納得してくれましたよ。
子供さんの年齢によって、アレンジしてみてくださいね。
次はひな祭りの歴史についても子供にわかるように説明していきますね。
さらに、詳しく知りたい子供さんに説明してあげてくださいね。
まずは、大人向けの説明から行きますよ~。
これもちょっと難しいかも(笑)
ひな祭りや雛人形の歴史や起源!大人向けバージョン
ひな祭りは中国がもともとの起源です。
中国では踏青(とうせい)という古来の中国から伝わる春の青草を踏む野遊びを行い、川で身を清める禊(みそぎ)の習慣がありました。
これを行うのが上巳(じょうし)の日でありました。
この中国の習慣が古来の日本にも伝わりました。
平安時代の日本では、身体ではなく、紙で作った人形を川に流して災難や厄を払っていました。
紙の人形に厄の身代わりになって流していました。
これは流し雛と言われています。
流し雛の習慣は今でも鳥取県や京都の下鴨神社では行われています。
また、この時代の貴族の娘さんの間で紙の人形を使ったおままごとである「ひいな遊び」というものがありました。
この「ひいな」が「ひな」ということですね。
ひいなは「小さくてかわいらしいもの」、「大きいものを小さくする」という意味があります。
「小さくてかわいらしいもの」は、まんま人形のイメージですよね。
「大きいものを小さくする」って言う意味は、宮中の生活(大きなもの)をまねて、おままごとする(小さくする)と言うことから来ているのでしょうね。
この紙の人形を厄払いとして流す習慣と、紙の人形のおままごとの「ひいな遊び」が合わさって雛人形になったと言われています。
時代と共に人形が立派になっていき、豪華になっていくと、流すものから飾るものになっていきました。
江戸時代には桃の節句に人形を飾ることから、女の子の節句として定められました。
江戸時代の初期には男女一対づつ飾るのが普通であったが、どんどん豪華になり飾る人形や飾りも増えていったようです。
どんどん立派になり、畳の上にじゅうたんを引く程度だったのが、ひな壇を設けれるまでになりました。
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ひな祭りの歴史も簡単に!子供にもわかるように説明!
大体のひな祭りの歴史を説明しました。
やっぱりちょっと難しかったですね(笑)
では、いよいよ、ひな祭りの歴史を子どもでもわかるように簡単に説明していきますね。
子供向けにひな祭りの歴史を説明
もともとお雛さんって、川に流すものだったんです。
それはなぜかと言うと、もともとは中国からやってきたものだったからなんです。
中国では、ひな祭りのときに、身体を洗って悪いものを流していたんです。
風邪になったりとか、怪我をしたりとか、悪いものを川に流していたんです
そんな中国の習慣が、日本に伝わってきたんです。
伝わってきて、日本では紙の人形を流すようになってました。
何で紙の人形を流すようになったんでしょうね。
もともと日本では、紙の人形を使って遊ぶ、おままごとをしていました。
昔の人に聞かなれば本当のことはわからないけど、紙の人形に親しみがあったのかもしれませんね。
日本でこの季節に川に入るのは、まだまだ寒いしね。
流していた時は簡単な紙の人形だったけど、それがどんどん立派な人形になっていきました。
そうして、人形を流すのではなく、飾るようになったんです。
人形を流したら、川も汚れてしまうし、もったいないよね。
どんどん立派になって、それが今のお雛さんになっていきました。
もともとの紙人形にも、悪いものを流す力があったんです。
立派になったお雛さんにも、そんな悪いものから守ってくれる力があるんです。
きれいに飾ると、悪いものから守って幸せになれるから、きれいに飾るようになっていったんです。
〇〇ちゃんにも幸せになって欲しくて、飾っているんですよ。
上のような説明で子供に歴史を説明すると、喜んでいましたよ。
ひな祭りの意味の時と同じように、子供の年齢によってアレンジしてみてくださいね。
最後に~ひな祭りの伝統を子どもにも伝える~
ひな祭りや雛人形の意味や歴史を、子供にもわかりやすく伝えるためにかみ砕いて説明しました。
ひな祭りの伝統は女の子の健やかな成長を願ってのものです。
こんな良い伝統を、子供さんにも引き継いでいきたいですね。
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