小さい子供に約束しようとしても、約束をまもってくれないことが結構ありませんか。
おやつは2個までと約束していたのに、何個も求めてくる。
公園から帰ろうと言っても、ぐずって帰ってくれない。
などなど、わがままばかり。
お菓子はおいしいし、遊具で楽しいのは当たり前だけど・・・、困ったもんです。
子供なので仕方ないのかもしれないけど、乳児ならまだしも、2~3歳こえる幼児になると言葉や物事が少しずつわかってきているはずなんですが・・・。
そんな幼児に対しての約束のしつけ方法を紹介していきますね。
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幼児へのしつけは親も約束を守ることが大事!
幼児へのしつけで大事なことは親も約束を守ることが大事です。
親が約束を守る姿を見せることが大切なんです。
結構、子供との約束って、親側も適当になってしまっているところないですか?
すいません、実は私は結構あります(笑)
例えば、ご飯食べたら、「DVDを見せてあげるよ。」なんて約束をしていたけど、ご飯食べたら別の遊びに夢中になって、「まあ、いいか」なんてこと多くあります。
DVD見たいって言ってたのに、当の本人が忘れている(笑)。
かわいいです。かわいいんですが、その時は「まあ、いいか」ではなく、こちらから声をかけてあげたらどうでしょう。
親が約束を守ろうとしている姿勢を見せるためです。
約束を守ることを、何となく感じてもらうことになります。
そして、何となく約束を守ることの大切さをわかってもらうんです。
自分が忘れていたDVD鑑賞を親が言ってきてくれたことで、約束に対してポジティブなイメージが植え付けることもできます。
だって、DVD鑑賞は自分がやりたかったことです。
「楽しいことを言ってきてくれた。」
↓
「約束を守るのは良い事だ。」
と思ってもらうようにするんです。
本能に直結しているのが子供です。
忘れていた楽しいことを、親から提案してあげると約束に対して良いイメージができるかもしれませんよ。
また、しつけの時、「片付けしなかったらおもちゃを捨てる。」とか、「ご飯を食べなかったら、片付けするよ。」なんて、日々言われていると思います。
わが家もそうです(笑)
でも、実際はおもちゃを捨てなかったり、ご飯もすぐに片付けなかったりします。
当たり前です。もったいないですし、しつけ上で言っているだけなんですから。
でも、これも、親が約束を守っていないことになります。
しつけなので、厳しく言うことも大事なんですが、これは子供が約束を守らなくても良いかって思ってしまいます。
だからと言って、おもちゃを捨てようなんてことでないですよ(笑)
親の約束の条件が大事なんです。
おもちゃを捨てるのではなく、おもちゃを子供が届かない棚の上に片付けることを約束します。
本当に実行できることを約束するんです。
ご飯を片付けるのではなく、ご飯食べないとテレビの電源を切るとかですね。
「約束は本当に実行されるんだ。」って子供に思ってもらうんです。
ただ、約束が厳しすぎたら、子供もかわいそうなので、さじ加減が難しいですけどね。
また、しつけ上、とっさに「〇〇しなかったら、△△するよ。」なんて実行しないことを言いがちです。
難しいことはわかるんですが、頭の片隅に置いておいてくださいね。
親も約束を守ることで、子供にも約束を守ることの大切さをわかってもらうことが重要です。
約束を守る幼児にするには親の観察も大事!
子供に約束を守ってもらうためには、親の観察も大事です。
約束を子供に守ってもらうには、約束を守れた時は、子供をほめて良いことだと思ってもらうことが大切です。
そのためにも、普段から約束を守れたかどうかを観察する眼が必要です。
約束眼力とでも言いましょうか(笑)
普段から約束眼力を意識していないと、結構見過ごしてしまいがちです。
約束を守って、部屋の片づけをしていたら、思いっきり誉めてあげてください。
約束を守って、ご飯を食べたら、いっぱい誉めてあげましょう。
子供のわがままに目が行きがちだけど、約束を守った時も誉めてあげてくださいね。
他に親が観察するポイントとしては、子供が約束の守りやすい、きりの良いところで声をかけてあげるのも大事です。
例えば、遊びがちょっと一段落したなというタイミングで、声をかけると子供も聞いてくれやすいです。
また、何度も言いますが、子供って本能直結している部分があります。
その欲求を利用して、約束をしつけするためにも観察が必要です。
子供って何かをやりたいときや欲しい時は、真剣にやってくれたりします。
おいしいお菓子が欲しい時、などが約束のしつけのチャンスです(笑)
おいしいお菓子の前に、おもちゃの片付けを提案するんです。
片付けする約束が守れたら、おいしいお菓子を食べれると頑張ってくれるかもしれませんよ。
うまく、やってくれないことも多いけどね(笑)
あと、なぜ嫌がっているか観察して、子供の立場になって考えてあげることが大切です。
子供には子供の事情があります(笑)
例えば、普段公園に来ることがあまり無かったら、公園から帰りたがらないのは当たり前です。
食事を食べないのは、他に気が散っているのかもしれません。
そういう部分も観察して、なぜ嫌がるのかを子供の立場になって考えてあげてください。
これも完全にやることは難しいんですが、これも頭の片隅に置いておいてくださいね。
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幼児が約束を守れないのは、内容が伝わっているか考える
当たり前なんですが、約束を守ってもらうためには、約束の内容を理解してなかったら難しいです。
子供が約束を守れないのは、もしかしたら約束の内容がよくわかっていないのかもしれませんよ。
幼児に約束をしつけしていくには、子供がわかる内容から始めていくようにしましょう。
簡単な約束から初めて行かれたら良いと思います。
例えば、予告や次の約束することなんてどうでしょう。
予告は「あと10分でやめよう。」とか、もう少しで〇〇しようと約束することです。
次の約束は、「ご飯食べたら、また遊ぼう。」みたいに、次のことを約束することです。
その時、約束の10分がきたら、たんたんと笑顔でやめる準備をしましょう。
約束は実行するものだと子供にわかってもらうためには、こちらも実行するしかないです。
そして、約束が良いことだと思ってもらうには、笑顔が大事です。
言葉が完全にわからなくても、顔の表情は子供に伝わります。
どうしても、「やめなさい!」と叱りがちですが、しかってしまうと約束という概念がマイナスの物と思ってしまうかもしれません。
約束の先に良いものが待っているんだよってことを演出するために、笑顔で伝えるんです。
なかなか、これも難しいんですが、心の片隅に置いておいてくださいね。
最後に~子供の約束のしつけは理想論?~
幼児に約束をしつけする方法をお伝えしてきました。
正直、理想論ばかりを伝えてしまったかもしれません。
「そんなのまねできないよ。」
「ちょっとやっているけど、うまくいかないよ。」
「私も忙しいのよ」
などなど言われそうですね(笑)
私も普段はとても完全にはできそうにないです。
子供は育てることは、種まきと一緒でなかなか芽がでず、なかなか子供はわかってくれません。
なかなか、わかってくれないからこそ、親が理想を知っていることが大事ではないでしょうか。
気長に子供を育てていくためにも、今回紹介した方法を、頭の片隅に置いておいてくださいね。
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