そろそろ今年もクリスマスです。
クリスマスパーティーにかかせないのがケーキですが、定番としてよく名前があがるブッシュドノエル。
意外とブッシュドノエルについてわからないって人も多いと思います。
そもそもブッシュドノエルって何語…?って感じです(笑)
そこで、ブッシュドノエルが何語なのか、そしてクリスマスに食べる由来とまとめてみました。
また、合わせて、ブッシュドノエルってクリスマス以外でも食べることができるのかも紹介していきますね。
スポンサーリンク
目次
ブッシュドノエルって何語なの?どんなケーキ??
ブッシュドノエルってどこの言葉?
さっそくブッシュドノエルの名前についてですが、これはフランス語で「クリスマスの木」という意味だそう。(ブッシュが木、ノエルがクリスマスの意。フランス語の発音としてはブッシュよりビッシュのほうが近く、ビッシュドノエルと言う場合も。)
筒状のロールケーキにココアやチョコレートで色付けしたクリームを塗り、木の丸太に似せて作られたケーキです。
フランスのクリスマスケーキの定番といえば、これ。
カナダやドイツの一部などでも食べる習慣があるみたいです。
日本でも固めのバタークリームで作り、粉砂糖をかけて雪に見立てたブッシュドノエルは昔から洋菓子屋さんの冬の定番でした。
ブッシュドノエルの本場では…
お菓子への情熱が高いフランスでは、クリスマスシーズンになるとそれぞれのお店オリジナルのバラエティ豊かなブッシュドノエルが作成されるそう。
本物の木に見えるリアルなケーキや、丸太の上に美しいデコレーションをほどこしたケーキ、アイスクリームで作られたブッシュドノエルなどなど…ひとくちにブッシュドノエルといってもこんなに種類があったら選ぶのに迷っちゃいますね!
ブッシュドノエルをクリスマスに食べる由来は?
なぜ華やかなクリスマスのケーキを茶色い丸太の形にしたのか??
その理由は諸説あるようですが、ひとつはキリスト誕生時に暖を取るために火をたいたときの薪をかたどったという説。
もうひとつは紀元前から冬至に行われていた北欧の祭り”ユール”で使われていた丸太をかたどったという説。
昔からの伝統を現代に残そうと考えたフランスの菓子職人が、この丸太を模してケーキを作ったといわれています。
ユールでは焚き火をするために木を切り倒して家に持ち帰るのですが、木にリボンを掛けてかざったそうです。
まるでクリスマスツリー!
北欧の人々は現在でもクリスマスのことを”ユール”と呼んでいるんだとか。
(このユールの木はクリスマスツリーの起源とも言われています。詳しくはこちらの記事。クリスマスツリーはなぜ飾る?もみの木はどうして?由来を解説するよ!)
こういった理由から、この丸太のケーキはフランスの人にとってクリスマスには欠かせないケーキとして親しまれることになったんですね。
どちらの理由にせよ、丸太が縁起物としてかたどられているようです。
クリスマスシーズンのフランスではブッシュドノエル一色になり、それ以外はクリスマスケーキとしては認識されないそうです。
スポンサーリンク
ブッシュドノエルをクリスマス以外に食べたい!売ってるの?
クリスマスケーキとして定番のブッシュドノエルですが、これが好きで一年中食べたい!という人も中にはいるかも。
クリスマスシーズン以外でも買えるの??
これはけっこう調べたのですが、クリスマス以外でも売っているという情報を手に入れることはできませんでした…。
お正月の鏡餅のような存在で、その時期しか店頭に並ばないと思ったほうがよさそうです。
ケーキ屋さんによってはオーダー制でケーキ作成を請け負っているところもあるので、クリスマス以外にも注文を受けてくれるお店もあるかもしれません。
また、ブッシュドノエルの作り方自体はそんなに複雑ではないので、お料理上手な人だったら手作りできると思います。
私たちの料理の師匠クックパッド先生で調べてみたら、おそらく解決すると思います。
どうしても食べたくなったら挑戦してみるのもいいかも?
ブッシュドノエルはフランスのクリスマスケーキだった
ブッシュドノエルは何語で、どんなケーキなのか由来などを解説してきました。
というわけで、フランス定番のクリスマスケーキ・ブッシュドノエル。
私個人的には一昔前に流行ったケーキというイメージだったけど、今回調べてみたらあらためて食べたくなっちゃいました。
各店のブッシュドノエルも伝統を守りつつも現代風におしゃれに進化しているようだし、発売期間がクリスマス限定と思うと気になりますよね。
今年のクリスマスはブッシュドノエルにしてみようかな~と思いました!
スポンサーリンク