秋といえば七五三。
一般的に男の子は3歳(やらない事も多い)、5歳。
女の子は3歳、7歳です。
初めての子供だと親もよく分からず、お参りする神社で悩んでいるママパパも多いとおもいます。
少し遠いけど、有名な大きな神社など自分の街の名の知れた神社から近所の小さな神社まで、どこに行けばいいか悩みますよね。
氏神様に参った方がいいなんてこともどこかで聞いたような…。
でも氏神様がどこかわからないってことも…。
ご近所さんに聞いてみたら氏神様がわかるかもしれませんが、最近はご近所付き合いもあまりない家庭もあると思います。
新興の住宅街でしたら、氏神様がどこなのかわからない場合もあるかと。
そこで、七五三で氏神様がよくわからないってときの対処方法を紹介していきます。
また、七五三で氏神様以外の神社にお参りしてもいいのかも説明していきますね。
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目次
七五三のお参りを氏神様に行きたいけどわからない場合は?
そもそも氏神様って何?
そもそも氏神様とはその地域を守っている神様です。
氏神様とは昔は血縁関係にある一族が祀(まつ)っていた神様の事を指していました。
他にも
- 鎮守神(ちんじゅがみ)…特定の建物や地域を守ってくださる神様。
- 産土神(うぶすながみ)…出生地の守り神。
がいらっしゃいます。
現在では鎮守神や産土神のことを、氏神様と呼ばれているのが一般的です。
昔は一族で同じ土地に住んでいたので、その氏神様がその土地の守り神になったのだと思われます。
そうすると、「近所の神社が氏神様かな?」と思われると思いますが、地域で区切られていたりと、一番近い神社ではない場合もあるようです。
なので、調べた方がいいかと思います。
地元の氏神さまの調べ方は?
地元の氏神様を調べるには、各都道府県に神社庁(国の機関ではありません)というのがあるので、そちらへ電話で確認という手があります。
『〇〇県 神社庁 電話番号』などで検索すると、でてくると思います。
そちらに自分の住所を伝えてどの神社が氏神様にあたるのか尋ねてみましょう。
また、神社本庁のホームページもあって、そちらにも問い合わせ先などが掲載されています。
他にも一番近くの神社にお参りに行った際などに神主さんに聞いてみるなどすると、自分の地域の氏神様がどちらなのか教えていただけるかもしれません。
七五三で氏神様にお参りするときは?
氏神様にお参りする事になったら、事前に氏神様に電話を入れておいた方がいいかと思います。
常に神主さんがいないような神社もあって、前もって予約しておかないと、ご祈祷を受けれない場合もあるので連絡しておいた方がいいでしょう。
そのときに駐車場の確認などもできますしね。
大きい神社などは、何組もまとめてご祈祷してくださいますが、小さめの神社だと家族ごとにご祈祷してくださるところもあるので、予定している時刻が混雑していないかなど確認しておくと待ち時間も短くて良いですよ。
子供はなれない着物などでぐずることもあるので、手短に済ますのがポイントです。
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七五三参りに氏神様以外で行きたい神社がある場合は…
地縁、血縁関係以外で個人的にお参りに行っている神社を崇敬神社といいます。
もちろん七五三で氏神様以外のそちらの神社に行っても問題ありません。
基本的には氏神様に参るものでもありますが、子供の成長をお祝いしてお祈りする気持ちが大事なので、そんな気持ちあれば、氏神様にこだわる必要はありません。
今は各家庭でいろんな事情があると思いますしね。
たとえばお宮参りをした神社(お宮参りをした神社で七五三参りをするのがしきたり上は正しいです。ただこれも親の気持ち次第です。)や、県内の有名な神社でお参りしたいなど、氏神神社以外でお参りをするご家庭もたくさんあります。
有名で大きな神社などは混みますが、その分七五三やお宮参りなどたくさんの子供が来るのであつかいに慣れていたりとメリットもあります。
ただこの場合も七五三当日でなくても、近所の氏神様にご挨拶としてお参りした方がいいでしょう。
やっぱり地元を守ってくれる氏神様にお参りするのが本来ですし、親も気持ちもすっきりすると思います。
七五三参りは無理をしない事が大切
七五三参りで氏神様がわからないときの調べ方や氏神様以外の神社にお参りすることについて説明しました。
子供の晴れ姿、親もすごく楽しみですよね。
有名な神社でいい写真を撮ろうなど張り切ってしまうのも仕方ないと思います。
冒頭にも書きましたが、初めての七五三だと、3歳または5歳と小さいです。
いつもとは違う雰囲気や着物で子供はぐずり出したりと大変。
七五三とは本来、子供の健やかな成長の感謝と願う事が目的なので、子供を最優先に無理をしない事が大切です。
子供を育てていると、毎日怪我や病気なく健康に育っている事が何より大切だと気付かされます。
そして、氏神様が分かると、いつも見守って下さってありがとうという気持ちもわいてきます。
これを機に初詣や七五三だけでなく、普段から神様に感謝の気持ちを伝えに行くのをぜひおススメします。
そしてこれを読んで下さった皆様が、素敵な七五三参りが出来ますようにお祈りしております。
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