小学生の女の子、特に高学年にもなってくると、なかなか言うことを聞いてくれなくなったけど、反抗期だから仕方がないと思っている人が多いようです。
でも、ほんとうにそうなのでしょうか。
実は言うことを聞かないことにはちゃんと原因があり、接し方ひとつで子供の態度もガラッと変わったりもします。
そこで小学生の女の子が言うことを聞かない原因と対処方法を解説していきます。
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目次
小学生の女の子が言うことを聞かない原因は?
小学生の女の子が言うことを聞かない原因は、子供側だけでなく、親側にもあります。
子供が言うことを聞かない原因は?
子供側の意見としては、
- 親がちゃんと話を聞いてくれない
- 態度や言うことがコロコロ変わる
- 子供の人格を否定している
- 叱るばかりで褒めてくれない
というような意見が多いです。
親の立場としては、グサッとくる言葉ばかりですね。
子供は親を見ている!
子供はしっかり親の姿を見ています。
せっかく話をしているのに、ちゃんと耳を傾けていなかったり、他の用事をしながら話を聞いていると子供は寂しい気持ちになります。
そして、子供も親と同じような行動を起こしてしまいます。
それに態度や言うことがコロコロ変わったりすると、戸惑いが起きてしまうのも仕方ありません。
親としては、しつけのつもりで叱っているのですが、つい頭ごなしになってしまい、なぜ叱っているのかが伝わってないことも多くあります。
頑張ったことを褒めてもらえずにいると、人格を否定されているようにも感じるでしょう。
反抗期ということもある
もちろん、小学校高学年でしたら、反抗期だということも否定できません。
小学生高学年にもなると、体の変化にとまどい、イライラしてしまうことが増えてしまします。
「その体とココロの変化にとまどい悩んでいる」自分の子供のころもそんな時期があったと思い出してみてください。
言うことを聞かない子供への対処方法は?
まずは女の子の話を聞いてあげること
まずはしっかりと自分の子供の話を聞いてあげましょう。
親は何かと忙しくて、ついつい子供の話をちゃんと聞けていないことも多々あります
でも、それが子供に何らかの影響を与えてしまっているのは否定できないです。
なので、忙しいのもわかりますが、しっかり子供の話を聞こうとしてあげましょう。
そして、話を聞くときは、何か用事をしながらではなく、きちんと向き合って話をするようにしましょう。
そういう姿勢で話を聞くことで、子供は安心するでしょう。
また子供の意見をちゃんと最後まで聞いて、一度は受け入れてあげることも大切です。
頭ごなしに否定するのではなく、一旦受け入れた上で、自分の意見を話してみると、こちらの考えも伝わりやすくなります。
いつまでも子ども扱いするのではなく、対等な立場に立って話をすることで、子供は認められていると感じられるものですよ。
親がイライラして接してしまった時は
近年のしつけでは「怒る」のではなく、「叱る」ことが重要だと言われています。
でも、親だって一人の人間なので、子供の態度や言葉にイライラすることもあり、つい感情的になってしまうこともありますよね。
「大人げなかったなぁ」とあとでちょっと後悔してしまうことも多いはず。
その時はその時で、ちゃんと子供にその気持ちを伝えてみてはどうでしょうか。
親だって間違えた時は謝るというところを、子供に教えるのに絶好のチャンスだと思います。
親の素直な姿勢で接すると、子供の素直さを引き出してあげれます。
腹を割って話すではないけど、やっぱり親も謝るべきは謝るべきです。
特に高学年の女子に親が謝る姿を見せると、感じ取ってくれるものもありますよ。
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大事なのは親の姿勢!
高学年の女子は大人へと変化していく体と心に戸惑っています。
自分の気持ちをコントロールしにくくなる時期には、
- その全てを受け止めてあげる姿勢
- 「いつでも見守っている」という姿勢
が大事です。
小学生の女の子、同年齢の子供を持つ親の意見を聞いてみても、「言うことを聞かない」ことが一番の悩みだという親がとても多いです。
そして「反抗期だから仕方ないよね」と言って、そのまま暖かく見守っているご家庭も多いです。
自分が子供のころに感じていたことを思い出し、おおらかな気持ちで子供に接するようにできれば子供にも伝わるのではないでしょうか。
もしかしたら、今は言うことを聞いてくれないかもしれません。
でも、将来の子供にいい何かを与えるイメージで、気長に包みこんであげましょう。
最後に
小学生の女の子が話を聞かない原因と対処方法を解説しました。
子供が話を聞かないのは親の姿勢も影響しているということでした。
本当に耳が痛い話ですが、親自身の話を聞く姿勢が大切です。
小学生の女の子、高学年ともなれば、大人へと成長していく大切な時期であり、そのことに戸惑い、気持ちがコントロールしにくくなる難しい年頃だと言われています。
そんな時期だからこそ、良い親子関係を築いていけたら良いですよね。
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